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今、ネット上でものすごく話題になっているのが「冷凍卵」

「冷凍卵」とは、文字通り生卵を凍らせたものをさします。現在この「冷凍卵」を使った、さまざまな料理レシピがネット上で公開され、大変な反響を呼んでいます(^_^)


にしても今年の夏には、菓子パンを凍らせたものが流行るなど、凍らせブームが来てるんでしょうかね(笑)。


私も流行に遅れてなるものかと、「冷凍卵」を使った超簡単料理「冷凍卵焼き」を実際に作ってみました♪

「冷凍卵焼き」は、「冷凍卵」を使った料理としてはオーソドックスなもののひとつになります。


【材料】
 ●生卵 1個  ●塩コショウ 少々

【作り方・レシピ】
①卵を保存袋に入れ、冷凍庫に12時間くらい入れておく。

②凍らせた卵(冷凍卵)を、ボールに入れた水に1~2分ほど浸す。

③殻をむきます。

④殻をむいた冷凍卵を、油をひきあたためたフライパンで焼きます。火は中火。

⑤白身がある程度溶けだしてきたら、少量の水を加え、弱火にし、フタをします。

⑥弱火で2分ほど蒸し焼きにしたらお皿に移し、塩コショウを振りかけたら完成!



このレシピを、写真を交えながら紹介します♪ 


①卵を保存袋に入れ、冷凍庫に12時間くらい入れておきます。
①
まずは冷凍卵を作ります。

冷凍庫に入れて生卵を凍らせるんですが、その際、卵をジップロックなどの保存袋に入れた状態で凍らせます。理由は、卵を凍らせる過程で卵白が膨張し、殻が割れてしまうため。



②凍らせた卵(冷凍卵)を、ボールに入れた水に1~2分ほど浸します。
②②’
凍らせた卵は、冷凍庫から取り出したばかりだとカチカチで殻が非常にむきにくくなっています。

この工程は、殻をむくための大切な準備段階。



③殻をむきます。
③③’
水に浸した冷凍卵は、とっても簡単に殻がむけます。

特別なコツやポイントは一切ありません。簡単にどんどんむけていきました。

ただかなり冷たくて、手先がつらい感じになります。耐えましょう(☆゚∀゚)



④殻をむいた冷凍卵を、油をひきあたためたフライパンで焼きます。火は中火。
④④’
冷凍卵は解凍せずに、そのまま直に焼いていきます。

冷凍卵を立てるようにして置くと、フライパンの熱によって、固まっていた白身の部分が一気に解凍されていきます。

冷凍卵をフライパンの上でうまく立たせるコツは、白身がとけて卵の地盤ができるまでの間、手で支えてあげること。白身がある程度溶けだすと、卵は安定して立てくれます。



⑤白身がある程度溶けだしてきたら、少量の水を加え、弱火にし、フタをします。
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蒸し焼きにしていきます。



⑥弱火で2分ほど蒸し焼きにしたらお皿に移し、塩コショウを振りかけたら完成!
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こちらが完成品!

中央の黄身部分が、盛り上がっているのがわかりますよね♪ あきらかに普通に作った目玉焼きよりも中心部分が隆起してます!
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箸で黄身の部分をつついてみますと、どろりと黄身が流れ出てきました。

流動性に乏しいといいますか、ほんとにどろりとした表情をしています。
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さっそくひと口食べてみますと、おいしい! てか、めっちゃおいしい!!!

普通の安い卵なのに、烏骨鶏の卵を思わせる、濃厚な味わいに生まれ変わっています♪

黄身の旨味がぎゅぎゅっと凝縮されているような味で、粘り気と甘みが非常に強い! 粘り気があるので、口の中にとどまり、長く旨味を感じさせてくれます(´∀`)

目玉焼きにつきものの醤油やマヨネーズはいらないと思えるほど、味が濃厚でしっかりしていました!


手間をかけるだけで、普通の卵がここまでおいしくなるとは! こりゃ試さない手はありませんよ(^∀^)



●アレンジレシピ
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蒸し焼きにする際、水を加えずにフタをすると、こんな感じの目玉焼きになります!

より一層黄身の部分が盛り上がり、中の黄身が透けているのが分かりますね♪ こっちの方が見た目のインパクトは高めかと(゚∀゚)




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また冷凍卵を半分にカットすれば、1つの卵から2個の目玉焼きが作れます!
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こんな感じで、少し小さめの目玉焼きが作れます♪
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お弁当に入れたり、マフィンなどにサンドしたりするにはちょうどいいサイズ(o^∇^o)

1個の卵から、2個の目玉焼きを作るのは、冷凍卵だからこそなせる業ですね!



とってもおいしくて魅力的な、冷凍卵を使った目玉焼きでした('▽'*)

最後に「冷凍卵」を使う際の注意点を書いておきます。
・凍らせるとはいえ、ちゃんと賞味期限内の卵を使ってください。
・卵は傷みやすいので、解凍したらすぐに食べきってください。

※同じく冷凍卵を使って作る卵かけご飯のレシピはこちら。