歯を磨く女性
2015年2月5日(木)に日本テレビ系列で放送された「あのニュースで得する人損する人」では、「坂上忍の得ワザ! 損ワザ!」という新企画がスタートしました。

このコーナーは、芸能界一疑り深いと目される俳優・坂上忍さんが、家庭で試せるお役立ちテクを実践し、そのテクニックが本当に役立つもの(=得ワザ)なのか、それとも使えないテクニック(=損ワザ)なのかを、判定していくというもの。

昔、同じく日本テレビ系列で放送されていた「伊東家の食卓」を思い出させるような企画内容ですが(笑)、日々の生活の中で使える便利なテクニック・アイデアを知ることができるのは嬉しいですね♪

コーナー初回の放送では、「使い古しは歯ブラシを元通りにする方法」が紹介されていました!


当たり前ですが、毎日使用している歯ブラシは、その使用期間が長ければ長いほど、どんどん毛先が広がっていきますよね。

歯ブラシの毛先が遊び始めると、当然歯のブラッシングにも支障が出てきて、最終的には使い物にならなくなり捨てる、というのが通例。

しかし、交換のサインを出している毛先の広がった歯ブラシを、「熱湯」と「冷水」を使うことで、いとも簡単に新品同様の状態まで戻すことができます!


以下、その手順・方法を簡単にまとめました。

やかん
◆毛先の広がった歯ブラシの復活方法
①鍋に熱湯を沸かす

②ボウルに氷・水をいれ、冷水を作る

③歯ブラシの毛先部分(歯を磨く箇所)を熱湯につけ、約30秒間円を描くようにまわす。

④熱湯から取り出したら、冷水につけ、軽くまわす。
以上4工程を踏めば、広がった毛先がまっすぐな状態、すなわち新品の状態に戻ってしまいます!

熱湯に入れたあと冷水で冷やすだけ、しかもかかる時間も短くあっという間。こんな簡単な手順で元通りになるとは驚きですよね。私は、もうちょっと時間がかかるもんだと予測していたんで、驚きでした(笑)。

ホントに、見事なまでに、歯ブラシの毛先は直立状態に復活していましたね~♪ すごい!


疑り深い坂上さんも、このお役立ちテクには相当ビックリしたようで、「マジでビックリした! これ絶対自慢できるじゃん!」と、驚きと称賛の言葉をもらしてました(笑)。



◆歯ブラシが元に戻る原理
歯ブラシの毛の素材がナイロンであることをうまく活用している。

ナイロン素材には、熱を加えると柔らかくなり、また冷やすと固くなるという、いわゆる「熱可塑性」と呼ばれる性質がある。

熱湯に入れると、歯ブラシの毛は柔らかくなり、円を描くようにまわすことで、毛へ均等に水圧がかかり、真っすぐな状態になる。

そしてすぐに冷水で冷やすことで、その真っすぐな状態で毛先を固定した、というわけ。 
ナイロン素材がもつ性質を、ものの見事に利用した方法だったんですね。


もちろん完璧な新品に戻るわけではなく、約1週間程度寿命が延びるだけなんですが、チリも積もれば何とやらで、なかなか使えそうな節約情報・テクニックです!



◆さいごに
何より、広がった毛先がぎゅぎゅーっと直立状態に戻る過程が、非常におもしろそうなので、これは試してみたいと思います♪

みなさんも、使い古していて、そろそろ交換時期かなという歯ブラシが手元にあれば、ぜひ一度試してみてください!