トレーニング
2015年3月15日(日)にTBSテレビ系列で放送された「駆け込みドクター!」は、「突然死を予防 血管を若返らせるぞSP」でした。


健康を考える上で、「血管年齢」というのは避けては通れません。

運動不足や塩分の過剰摂取(偏った食生活)などで血管に負荷をかけていると、心筋梗塞や脳梗塞といった血管の病に見舞われる可能性がグッと増してしまいます。

心筋梗塞・脳梗塞といった病気にならないためには、血管の健康を考えた生活習慣を身につけ、しっかりとそれを実践していくことが重要になってきます。


番組内では、さまざまな側面から血管に良い習慣・行為が紹介されていましたが、個人的に一番興味を惹かれたのが、池谷病院・循環器科の池谷敏郎先生が発案した「ゾンビ体操」。

独特の動きをする「ゾンビ体操」を、なんと1日たった3分間行うだけで、いとも簡単に血管年齢を若返らせることができるんです!

この情報は、血管の健康に不安を抱いている人にとっては朗報ですよね♪


以下、血管年齢を若返らせる効果がある「ゾンビ体操」のやり方を簡単にまとめました。日ごろから運動不足で、健康に自信がないという方は、ぜひ試してみてください!

カルテを書くドクター
「ゾンビ体操」のやり方

<やり方>
①背筋をのばし、胸を張って立つ。

②おへそをへこませる要領で、お腹にグッと力を入れる。

③肩の力を抜き、その場で足踏みをする(ジョギング程度)。

④③と同時に、肩を大げさに揺らし、手をブラブラさせる。

⑤これを1分ほど続ける。


上記が、「ゾンビ体操」のやり方になります。池谷先生いわく、これを1日3セット以上行うように心がければ、必ず血管年齢は若返るとのこと。



「ゾンビ体操」の理屈
・手をブラブラさせることにより、手の血液量を増やすことができる。

・足踏みをすることで、全身の血管を拡張させることができる。

・お腹に力を入れることで、インナーマッスルが鍛えられ、血液の循環が促進される。
「ゾンビ体操」の動作には、上記のような効果があります。「ゾンビ体操」を継続的に行えば、全身の血管がしなやかに拡張し、血管年齢が若返っていくというわけですね。

また、特に血糖値の高い人は、「ゾンビ体操」を食後30分頃に行うと、血糖値が上がりにくくなり、効果が高いとのこと。


番組内では、ゲストにこの「ゾンビ体操」を1週間やり続けてもらって効果があるかどうかというを実験していましたが、多くのゲストがその効果を得られていました。

タレントの蛭子能納さんは、なんと血管年齢を9歳も若返らせることに成功していました! スゴイ効果♪



さいごに
「ゾンビ体操」の生みの親である池上先生いわく、やれば必ず効果が出るとのことなので、日ごろ運動不足を痛感している方は、試さない手はありません。

何より家の中でできるので天候に左右されませんし、特別な道具を使うわけでもないので、非常に手軽に行えるのが嬉しいですよね。

脳卒中・脳梗塞・心筋梗塞などの予防のためにも、ぜひ「ゾンビ体操」を生活の中に組み入れてみてください!