長崎
2015年4月16日(木)に日本テレビ系列で放送された「カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW」では、長崎県新上五島町の住人が愛する「地獄炊き(五島うどん)」が特集されていました。


先週のケンミンショーではうどん王国・埼玉県のご当地うどんが特集されていましたが、今週は長崎県のうどんになります。ケンミンショーのスタッフさんは、うどん大好きなんですね~(笑)。

それはそうと、クローズアップされていた「地獄炊き」ですが、ネーミングもすごいですが食べ方が一風変わっていて、とてもおもしろそうなうどんでした!

なんとお出汁がなく、生卵と醤油で食べるというシンプルの極みのような食べ方をするんです♪


長崎県民の皆さん、ツルツルっととてもおいしそうに食べられていたんですが、そのおいしさの秘密は麺にあるとのこと。

「地獄炊き」に使われている麺は、長崎県・五島列島の名産品「五島うどん」なんだとか。これがクセになる味わいのカギを握っているんです!


以下、番組内で紹介された「地獄炊き(五島うどん)」の情報を簡単にまとめました。番組で紹介されたお店もあわせてまとめていますので、うどん好きの方はぜひ食べ歩きの参考にしてみてください♪

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「地獄炊き(五島うどん)」とは
長崎県新上五島町の住民が好んで食べているうどん。

麺には地元の「五島うどん」を使用し、これを鍋で茹でて、生卵に絡めて食べる。
作り方は、非常に簡易的です。

「五島うどん」という地元の乾麺を鍋で茹でて、茹であがったらそれを生卵と醤油を絡ませて食べるという、ほとんど装飾をされていないうどん。


これだけシンプルなため、やはり味・おいしさの決め手は、麺の「五島うどん」になります。

「五島うどん」は、島内になんと30社以上の製造メーカーがある、地元の名産品! 地元の人にとっては、「うどん=五島うどん」というぐらい定着しているうどんになります。

小麦粉と塩水だけの生地に、五島列島特産の椿の種子から抽出した油「椿油」を使用しているのが特徴。そうめんのように、手延べ製法で作られているのも特徴で、太さは讃岐うどんの半分ほどと、かなり極細ぎみ。

椿油の独特の風味と、艶やかなつるりとした喉ごしがクセになる一品とのこと。

出汁がなく、生卵と醤油のみという簡易的な味つけでもおいしくいただけるのは、この「五島うどん」の風味があってこそなんでしょうね~♪



「地獄炊き(五島うどん)」の起源・歴史
「五島うどん」の始まりは、奈良時代の後期ごろ。

中国からの遣唐使が、五島滞在中に伝授したと言われている。
もともと五島は、小麦作りが盛んなところで、加えて離島であるため、なかなか容易には食材が入手できませんでした。なので、長崎県の五島では、昭和初期ぐらいまでうどんが主食という状態だったとのこと。

うどんを食べる習慣が現在も受け継がれているので、地元では「五島うどん」が愛され続けているんですね。

ちなみに、生卵で食べるという食べ方が定着したのは、明治時代ごろとのこと。


また「地獄炊き」というネーミングの由来に関してですが、2つの理由(説)が挙げられていました。

まず1つが、うどんを茹でる際にお湯がグツグツと煮立っている様から、地獄の釜でグツグツ煮ている情景を想像したため、というもの。

もう1つが、「至極おいしい」という言葉の「至極」から「地獄」が来たのではないか、という説です。



番組内で取り上げられたお店
番組内では、いくつか「地獄炊き」が味わえる地元のお店が紹介されていたので、それをまとめておきます。

・「竹酔亭」・・・公式HPはこちらです。

・「うどん茶屋 遊麺三昧」・・・食べログページはこちらです。

・「割烹 灘」・・・ぐるなびページはこちらです。

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さいごに
番組内で紹介された「地獄炊き(五島うどん)」の情報の簡単なまとめでした。

香川県だけじゃなく、まだまだ日本にはおいしいうどんが眠っているんですね~♪ 無類のうどん好きの方はぜひ長崎・五島へ足を運んで食べてみてください!