本を読みながら寝てしまった女の子

2015年9月8日(火)にテレビ朝日系列で放送された「林修の今でしょ!講座」は、「実は怖くない認知症・間違えると怖い睡眠&大好評 科学料理第三段 3時間SP」でした。

テーマが3つ扱われている中、そのひとつが「間違えると怖い睡眠講座」でした。


健康を考える上で欠かせないのが「睡眠」であることは、経験上なんとなくわかりますよね。睡眠不足が続いている時は、明らかに体が重く、頭もあまり働いていない感じですし、通常時と比べて明らかにパフォーマンスが落ちているのは間違いありません。

ただ、実は睡眠がしっかりと取れない、すなわち不眠は、体のパフォーマンスを低下させるだけでなく、さまざまな病気のリスクを高める要因にもなっているんだとか!

つまり、快眠を続けることが、健康への第一歩なわけですね。人生の多くの時間が睡眠に割かれているわけですから、その睡眠時間を快適にするのは良い効果しか生まれません。


番組内では、科学的・医学的根拠に基づいた、快眠するための方法・新説が紹介されていました。

以下、そのレクチャーされた内容を簡単にまとめましたので、日ごろから質の高い睡眠ができていないと感じている方は、ぜひ参考にして実践してみてください♪

腕組みするドクター
間違った寝方
●睡眠時間が極端に短い
そもそも睡眠には、細胞の修復や記憶の整理や定着を行う時間にあてられているため、人間が健康的な生活を送るうえでは欠かすことのできない行為です。

睡眠時間が短くなると、細胞の修復が十分行われず、直さなくてはいけないものが直しきれない状態のままになってしまうケースが発生し、大病につながってしまいます。

具体的には、寝不足だと高血圧になるリスクが高まります。高血圧になれば、当然脳卒中や心筋梗塞といった血管系の病になるリスクも上昇しますし、うつ病や糖尿病になってしまうリスクも高くなってしまいます。


また睡眠不足は、体の修復時間が足りないわけですから、正常ではない状態。すると、脳は「命の危険」を感じて、栄養を蓄えるように体に指令を出してしまいます。

そのため食欲を増進させるホルモンが活発になるため、激しい空腹感に襲われます。

これによって何かしら物を食べてしまうと、実際には必要ない栄養分が体内に加算されるわけですから、当然肥満につながってしまいます。



必要な睡眠時間
健康のためには、しっかりとした睡眠時間を確保することが大切なのはわかりましたが、具体的にどれくらいの時間寝ればいいのかはわかりませんよね。

実は、年齢によって必要な睡眠時間は変わってくるとのことで、番組内では、この年代別の必要睡眠時間もしっかりとレクチャーされていました。

具体的には、20代は約7時間45分、30代~40代は約7時間、50代~60代は約6時間、70代以上は約5時間45分の睡眠時間を確保すればOKとのこと。



正しい睡眠法・快眠法
番組内では質の良い睡眠を取るための方法が紹介されていました。以下、番組内で紹介された「正しい睡眠法・快眠法」をまとめました。


①寝る前は、湯船にしっかり浸かる
まず快眠のためには、お風呂で、しっかりと湯船につかるようにします。

シャワーで体を洗い流すだけというのは、質の高い睡眠を取るためには良くありません。


そもそも眠気を引き起こすためには、深部体温(体の内部の温度)を下げることが求められます。端的にいえば、寝る前に深部体温を下げることができれば、無理なく眠りにつけるというわけ。

で、湯船に浸かることで、深部体温は上昇します。お風呂からあがると、深部体温は熱を戻そうと、熱を放出します。この時深部体温は元の温度よりも下がるので、眠気がやってきてくれるというわけ。


スムーズに眠りに入るためには、お風呂で湯船に浸かり、体を温めることが重要なんですね。だいたい寝る2時間前位にお風呂に入ればOKとのこと。



②快眠柔軟体操
体をちょっとだけ動かすことで、眠気のスイッチを入れることもできます。

方法は非常に簡単で、かかる時間もわずか20秒ほどなので、手軽に行えます。

紹介された「快眠柔軟体操」のやり方は次の通り。
<快眠柔軟体操>
①手を伸ばし、逆の手で内側にゆっくりと引っ張る。

②逆の手も同じようにして引っ張る。(左右10秒ずつでOK)
引っ張る際のポイントは、背中の肩甲骨の周囲の筋肉が伸びることを意識して行うこと。

実は肩甲骨の周辺には、人をリラックスさせるツボのようなものが集まっているため、ここを刺激してあげれば、自然と眠気がやってくるようになるとのこと。



③朝ご飯にお味噌汁を飲む
朝食にお味噌汁を食べることは、夜の良質な睡眠につながっています。

朝に大豆製品を食べると、眠りを誘う「メラトニン」というホルモンが作られやすくなるんだとか。

しかもポイントは、夜ではなく朝に大豆製品を食べるようにするところ。これは、「メラトニン」は15時間くらいかけてゆっくりと作られるためです。



さいごに
以上、番組内で紹介された「快眠法・正しい睡眠法」の簡単なまとめでした。

眠りが浅い、眠りの質が良くないというのを実感している方は、ぜひ取り入れてみてください!

また、快眠するためには枕も大切なアイテム。下記の「ネックフィット枕」は現在マスメディアなどに取り上げられ大注目されている枕です。高品質の枕をお探しの方はぜひチェックしてみてください♪