今回の「ジョブチューン」では、日本の各分野で活躍している女医さんをスタジオに招き、健康にまつわるさまざまな情報が紹介されていました。
その中で取り扱われていたテーマのひとつに「冷え症」がありました。
これから秋が過ぎれて訪れる冬は、冷え症の方には非常に厳しい時期になりますよね。常に防寒対策に気をつけなければならない、悩ましい時期で、冷え症の方にはたまらなくつらい時期。
そもそも冷え症とは、体内の血の流れが悪化し、主に手足が冷える症状を指しています。
冷え症を放置しておくと、睡眠不足や腰痛、肩こりなどさまざまな体調不良を引き起こすトリガーになってしまうので、積極的な予防・改善が求められます。
番組内では、これまで１万人以上の冷え症患者を治療したという実績をお持ちの、まさにの冷え症のスペシャリストである石原新菜先生をスタジオに招き、医学的・科学的に見て理にかなった「冷え症の改善法」がレクチャーされていました。
以下、番組内で紹介された「冷え症の改善法」を簡単にまとめましたので、まさに今冷え症で悩まされているという方はぜひ実践してみて下さい！
333入浴法
まず入浴の仕方を変えることで、冷え症の改善が望めます。石原先生のおすすめの入浴法が、「333入浴法」。
やり方は非常に簡単。
41～42℃くらいの熱いと感じるくらいのお湯に肩まで3分浸かります。次いでお湯から出たら体を洗ったりなどして3分間過ごします。そしたらまたお湯に3分浸かる、というのを3セット行います。
「333入浴法」を行うと血流がよくなり、体全体が温まってくれるとのこと。加えて、大量の汗が出てくるので、30分間のジョギングとほぼ同程度のカロリー消費になり、ダイエット効果も期待できるんだとか！ まさに一石二鳥の入浴法ですね♪
ちなみに、ぬるま湯で半身浴するのは、冷え症改善にはＮＧ。
体が冷えやすい体質の人がぬるま湯に、しかも上半身を出した状態で入浴するのは、冷え症を悪化させる原因になってしまうとのことなので要注意です。
24時間腹巻
24時間腹巻をするというのも冷え対策には有効。お腹のまわりには大切な臓器が集中しているうえ、血流が多いところにもなるので、ここをしっかりと防寒してあげると、全身を効率よく温めることができるとのこと。
腹巻というと地味でカッコ悪いイメージがありますが、最近はオシャレ感漂う腹巻も多数販売されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください♪
筋トレ
筋肉をつけることも、冷え対策には有効です。体温の約4割が筋肉から作られているため、単純に筋肉量が増せば、その分体も温まりやすくなるというわけ。男性と女性を比べた時、男性の方が冷え症の人が少ないのは、この筋肉量の違いが関係していると考えられています。
番組内では、効率的に筋肉をつけられる筋トレが2つ紹介されていました。以下、それらをまとめました。
◆壁腕立て伏せ
まず1つ目が「壁腕立て伏せ」です。
これは壁を使って腕立て伏せを行うというもので、1日30回ほど行えばよいとのこと。
特殊な道具なしで行えるのがいいですね。
◆冷え症改善ストレッチ
2つ目は「冷え症改善ストレッチ」です。
こちらは椅子に座った状態でできる、超簡単なストレッチ法になります。
やり方は次のとおり。
＜やり方＞このストレッチ法のポイントは、息を止め、それを吐きながら姿勢を戻す時。
①椅子に座った状態で、足を軽く揃える。
②体を少し右にねじる。
③息を大きく吸ってお腹を膨らませる。
④さらに右に体をねじり、息を5秒止める。
⑤息を吐きながら姿勢を元に戻す。
⑥①～⑥を左右3回ずつ行う。
この動作により、一気に内臓に血液が入り込んでくるので、体全体を効率よく温めることができるとのこと。
蒸しショウガ
体を温めてくれる食材として有名なのがショウガ。番組内ではこのショウガの体を温めてくれるパワーを高める調理法が紹介されていました。
それが「蒸しショウガ」になります！
作り方は非常に簡単。
まず生の生姜を、皮ごと1～2mmの薄切りにします。これをお皿に並べ、100℃のオーブンに約1時間入れたら、
これでもう蒸しショウガの完成です！
食べ方としては、これを粉末状にし、あらゆる料理に振りかけて食べればＯＫ。
この蒸しショウガには、体を中心から温めてくれるショウガオールという成分が、生の時と比べて約10倍近く多く含有されているので、冷え対策にはもってこいとのこと♪
さいごに
以上、番組内で紹介された「冷え症の改善法」の簡単なまとめでした。いろいろな改善法が紹介されていて、非常に勉強になりましたね～。特にストレッチ法はすぐにでも行えるので、お手軽で良いかと♪
冷え症で悩んでいる方は、ぜひ上記の改善法を実践してみて下さい！
