2016年2月18日(木)に日本テレビ系列で放送された「あのニュースで得する人損する人」の「坂上忍の得ワザ! 損ワザ!」というコーナー内で、「舟和の芋ようかんの再現レシピ」がレクチャーされていました。
今回の放送では、「あのニュースで損する人得する人」の人気コンテンツになった「サイゲン大介」の第4弾が行われていました。
結構な頻度で放送されているこのコンテンツ。やっぱり視聴者からの反響が大きいんでしょうね~。
「サイゲン大介」とはお笑い芸人・うしろシティの阿諏訪泰義さん扮するキャラクター。阿諏訪さんは神の舌(奇跡の味覚)を持つ人物で、何を隠そう芸人を始める前はプロの料理人だったという経歴の持ち主!
そんなサイゲン大介のすごいところは、どんな複雑な料理も軽く食べただけであっという間にその味を再現するレシピ導き出せてしまうところ! その正確無比な味覚はすばらしく、これが「神の舌」と呼ばれる由縁になっています。
その才能を活かして、これまで番組では某有名牛丼店の牛丼、有名カレー店のカレー、叙々苑のドレッシングの再現レシピをレクチャーしてくれました。
で、今回はその第4弾。今回サイゲン大介の再現レシピのターゲットになったのは、舟和の芋ようかんです!
舟和の芋ようかんといえば、誰しも一度は耳にしたことがあるのではと言えるぐらいの超メジャーな和菓子。
なぜ認知度が高いかというと、この芋ようかんは東京土産の定番中の定番だから♪ デパ地下なんかにはかならずありますよね~。
上品でまったく嫌みのない甘みが特徴で、東京駅で買いたい和菓子のお土産ランキング第1位、みんなの評判東京土産ランキング第3位と、圧倒的な支持率を集めている和スイーツです。
そんな認知度が高く、かつおいしい名店の芋ようかんの味を、サイゲン大介はあっという間に再現してみせてくれました。
しかも使う材料は一級品のブランド食材ではなく、黒糖と粉寒天を組み合わせることで再現してしまうというお手軽さも兼ね備えています!
以下、番組内でレクチャーされた「舟和の芋ようかんの再現レシピ」を簡単にまとめました。
非常に簡単に作れるので、和スイーツ好きの方はぜひチャレンジしてみてください♪
舟和の芋ようかんの再現レシピ
必要な材料(8本分)は以下のとおり。さつまいも(750g)、黒糖(12g)、上白糖(93g)、粉寒天(9g)、水(200cc)、塩(1g)。
続いて、具体的な調理過程は次のとおりです。
<レシピ・作り方>上記がサイゲン大介の神の舌による「舟和の芋ようかんの再現レシピ」になります。
①サツマイモを輪切りにし、皮をむく。
②水にさらした①を、水から茹でる。
③沸騰後、10~15分ほど加熱したら一度ザルにあげる。
④③をフードプロセッサーに入れ、上白糖、塩、黒糖を入れ、粉々にする。
⑤④を耐熱性のボウルにとり、ラップをし、600Wの電子レンジで3分ほど温める。
⑥粉寒天と水を合わせたものを火にかける。
⑦⑥を④にかけ、練り込む。この時、サツマイモが冷めるとうまく混ざらないので、温かいうちに混ぜるようにする。
⑧⑦をヘラで押し込みながら型に入れ、ラップをかけたものを、冷蔵庫で12時間ほど冷やせば、「芋ようかん」の完成!
この再現レシピのポイントは、工程①の皮をむく段階から始まっています。
なめらかな食感にするために、皮を結構分厚めにとるのが重要とのこと。
また工程②で茹でる際に、水から始めるのも大切です。
いきなり沸いているところにサツマイモを入れてしまうと、芋が水分を吸い過ぎてしまい、食感が失われてしまいます。
また味のポイントになってくるのが黒糖!
黒糖は上白糖と違い、複雑でコクのある甘みが出てくれます。この黒糖ならではの甘みが、舟和の芋ようかんの甘みに近づけるためには欠かせないんだとか。
で、驚くことに完成品のビジュアルは本物とそっくり!
テレビ画面越しには、どっちが再現されたものでどっちが本物なのか、まったく見分けがつきませんでした。
肝心の味わいの方ですが、試食されたスタジオの芸能人の皆さん、口をそろえて絶賛されていました♪
坂上忍さんは「全然わかんない」と再現度の高さを称賛されてましたし、番組MCのフットボールアワー・後藤さんは「一緒! 本物を2つ食べてる感じ」とコメントされていました。
さいごに
以上、番組内で紹介された「舟和の芋ようかんの再現レシピ&アレンジレシピ」の簡単なまとめでした。高級なサツマイモを使っているであろう舟和の芋ようかんの味わいを、安物のサツマイモに黒糖と寒天を加えることで再現してしまうとは! 驚きのレシピですね~♪
作るのに時間はかかるものの、作業工程自体は極めて簡単なので、お菓子作りが趣味の方はぜひチャレンジしてみてください!