2016年5月31日(火)にテレビ朝日系列で放送された「林修の今でしょ!講座」は3時間スペシャルで、「梅雨の時期に林修が学びたかった講座の3本立て!」と題して、梅雨時期にどうしても気になる問題を取り上げた講座が3つ行われていました。
行われた講座のひとつに、「カビ・ダニ」にスポットライトを当てた講座がありました。
梅雨に突入して一気に室内の湿度が高くなると気になり出すのは、やはり「カビ」ですよね~。
普段生活していてもお風呂場や洗面所など水気の多いところではどうしたってカビ汚れが発生してしまいます。梅雨の湿度が高くむわっとした時期というのは、大げさに言えば家全体がお風呂場のような水気の多い場所に変身してしまったようなもの。
とにかく梅雨シーズンは、カビ対策に気が抜けない、非常に気苦労が増える時期と言えます!
で、そんなカビ対策に追われる人の救世主になってくれそうなのが、今回の「林修の今でしょ!講座」の中で紹介された「カビに関する情報」。
家の中で特に注意しなければならない「カビの温床」になっている場所の解説をはじめ、適切なカビ対策法が丁寧にレクチャーされていました♪
また番組内ではカビだけでなく、健康を害する原因のひとつである厄介なダニについても併せて取り上げており、しっかりとダニを落とす洗い方などがレクチャーされていました。
以下、番組内で紹介された「カビ・ダニの対策法」を簡単にまとめましたので、ぜひ日ごろの掃除に活かしてください!
カビが生えた食べ物は、その部分を取り除いても決して食べてはいけません。
カビが生えた食べ物というのは、肉眼でカビが生えていない部分にもカビの菌糸がある可能性があります。菌糸が根を生やしているかどうかは見た目では判断できないので、もったいないですがカビが生えた食べ物は食べずに捨てるようにしましょう。
仮に毒素のあるカビを体内に入れてしまうと、体調を崩す原因になってしまいます。悪いカビを体内に入れてしまうと、最悪命を落としてしまう可能性もあるとのこと。
◆食品の保存法
実はわさびには、非常な優秀な防カビ効果が期待できるんです。
わさびに含まれている「アリルイソチオシアネート」という辛味成分に、抗菌・防カビ効果が期待できるとのこと。
何か食品を保存する際は、そばにわさびを置いておくと、カビが生えにくくなるというわけですね。
これから梅雨の時期にかけてお弁当が傷みやすくなるので、ちょこんとわさびを入れておくといいかもしれませんね♪
◆洗濯物の干し方
雨が続くと、どうしても部屋干しになってしまいますよね。
そんな時、浴室で干すという人も多いと思われますが、そもそもお風呂場というのは水気が多く、カビが生えやすい場所。そんなところで服を乾かしても大丈夫なんでしょうか。
結果から言うと、大丈夫です。浴室乾燥機を使えば、衣類にカビが生えることはありません。逆に浴室乾燥機がない場合はNGです。
浴室乾燥機は40℃以上の温風が出るので湿度は低くなります。すると、カビが生えづらい環境になってくれるので洗濯物を干しても問題ないんだとか。
浴室乾燥機がない場合は、エアコンの除湿機能などを使って乾かすのが良いとのこと。とにかく換気をよくするのが重要。
◆浴室のカビ予防
現在販売されているカビ取り剤は非常に優秀なので、積極的に使用しましょう。
現在のカビ取り剤は、カビそのものを殺菌し、色素を抜いてくれます。
逆に擦って落とす方法はNG。擦り落としは表面に見えるカビの胞子しかとれず、目地などに食い込んだカビの菌糸は残ってしまいます。すると、またすぐカビが生えてきてしまうんです。
なので最初からカビ取り剤で掃除するのが大事。
◆エアコンに注意
エアコンの中は、何も対策をしていなかったらカビの温床になってしまうので要注意。
カビ対策の機能がついていないエアコンは、特に注意が必要です。
エアコンのフィルター部分にはどうしてもホコリがたまります。実はこのホコリの中にもカビはたくさんいます。なのでエアコンのケアをしっかりとしておかないと、エアコンを運転させるたびに、部屋中にカビをまき散らしていることになっちゃうんです。
エアコンのカビ対策としては、フィルターの掃除をするのは当たり前として、実は電源を切る前に送風モードにすることが重要なんです。
電源を切る15分前に「送風」にしてエアコンの中を乾かすと、カビの予防につながっているとのこと。
◆クローゼット内のカビ対策
カビ臭い衣類をクローゼットにそのまましまうと、そのほかの衣類にもカビはうつってしまいます。
クローゼットの中は非常に換気・風通しが悪いのうえに、衣類が密集しているのが常なので、そのなかに1着でもカビ臭いものがあれば、どんどんうつっていってしまうので要注意です。
衣類から衣類へカビがうつる原因は2つあります。
1つ目が衣類と衣類が直接くっついていることによってうつるパターン。もう1つが、衣類に付着したカビが胞子を飛ばし、それがほかの衣類に定着するパターンです。
クローゼット内のカビ対策としては、①衣類をあまり詰め込み過ぎないようにする、②外出時などに扉を開けておく、の2点が挙げられます。
ちなみに、クリーニングに出した時、両面のカバーに覆われた形で返ってきますが、このカバーはクリーニング店から家庭に持って帰るまでの間にホコリがつかないようにするためのものなので、クローゼットにしまう際は、カバーを外すようにします。
カバーをつけたままだと、衣類が湿度を吸うと、湿度がこもってしまい、カビが生えやすい環境になってしまうので注意しましょう。
布団に掃除機をかけるだけでは、万全のダニ対策とはいえません。
掃除機でとれるのは布団の表面にいるダニのみで、奥のダニまではとれないんです。
布団のダニ対策としてポイントとなってくるのは、布団の干し方。
生きたダニは50℃で死ぬので、布団を干すことは極めて有効な対策法になります。
でも布団を干していきなり表面の温度が50℃に達するわけではありません。ゆっくりと温度が上がってくると、ダニたちは布団の裏側に逃げます。なので3時間くらい干したら、裏側にひっくり返すようにします。
梅雨時など雨で布団が干せない時は、布団乾燥機が有効。
布団乾燥機で加熱すると70~80℃になるので、しっかりとダニは死んでくれます。
枕のダニ対策としては、枕にタオルを巻いて使用するようにします。で、毎日タオルを新しいものに変えれば、ダニの付着を防ぐことができます。
◆ダニを落とす洗い方
衣類に付着したダニを洗い落とすうえでは注意すべき点があります。
それは洗濯機で洗う際、洗濯物を詰め込み過ぎること。
そもそもダニは、水流によって衣類から引きはがされるんですが、洗濯物を詰め込み過ぎると洗濯機の中が密集し過ぎてしまって水流が行き届かず、ダニは衣服に残ってしまいます。
なので、しっかり水流が起こるように衣類の入れ過ぎには注意しましょう。
◆洗濯物の畳み方
干して乾いた洗濯物を畳む際、絨毯やカーペットの上で畳むのはNG。
絨毯やカーペットにはダニがいるので、せっかくきれいになった衣類にダニが付着する原因になってしまいます。
絨毯の上で畳む場合は、きれいな布や新聞紙を敷くようにすればダニ対策になります。
これから梅雨時期に抱えて問題になってくるカビ、そして365日悩み続けているダニ。
どちらもあまりにも増えすぎると健康に害が出てしまいますので、ぜひ上記の対策法を参考にして、しっかりとカビ・ダニ対策を行ってください!
行われた講座のひとつに、「カビ・ダニ」にスポットライトを当てた講座がありました。
梅雨に突入して一気に室内の湿度が高くなると気になり出すのは、やはり「カビ」ですよね~。
普段生活していてもお風呂場や洗面所など水気の多いところではどうしたってカビ汚れが発生してしまいます。梅雨の湿度が高くむわっとした時期というのは、大げさに言えば家全体がお風呂場のような水気の多い場所に変身してしまったようなもの。
とにかく梅雨シーズンは、カビ対策に気が抜けない、非常に気苦労が増える時期と言えます!
で、そんなカビ対策に追われる人の救世主になってくれそうなのが、今回の「林修の今でしょ!講座」の中で紹介された「カビに関する情報」。
家の中で特に注意しなければならない「カビの温床」になっている場所の解説をはじめ、適切なカビ対策法が丁寧にレクチャーされていました♪
また番組内ではカビだけでなく、健康を害する原因のひとつである厄介なダニについても併せて取り上げており、しっかりとダニを落とす洗い方などがレクチャーされていました。
以下、番組内で紹介された「カビ・ダニの対策法」を簡単にまとめましたので、ぜひ日ごろの掃除に活かしてください!
カビ対策法
◆カビが生えた食べ物カビが生えた食べ物は、その部分を取り除いても決して食べてはいけません。
カビが生えた食べ物というのは、肉眼でカビが生えていない部分にもカビの菌糸がある可能性があります。菌糸が根を生やしているかどうかは見た目では判断できないので、もったいないですがカビが生えた食べ物は食べずに捨てるようにしましょう。
仮に毒素のあるカビを体内に入れてしまうと、体調を崩す原因になってしまいます。悪いカビを体内に入れてしまうと、最悪命を落としてしまう可能性もあるとのこと。
◆食品の保存法
実はわさびには、非常な優秀な防カビ効果が期待できるんです。
わさびに含まれている「アリルイソチオシアネート」という辛味成分に、抗菌・防カビ効果が期待できるとのこと。
何か食品を保存する際は、そばにわさびを置いておくと、カビが生えにくくなるというわけですね。
これから梅雨の時期にかけてお弁当が傷みやすくなるので、ちょこんとわさびを入れておくといいかもしれませんね♪
◆洗濯物の干し方
雨が続くと、どうしても部屋干しになってしまいますよね。
そんな時、浴室で干すという人も多いと思われますが、そもそもお風呂場というのは水気が多く、カビが生えやすい場所。そんなところで服を乾かしても大丈夫なんでしょうか。
結果から言うと、大丈夫です。浴室乾燥機を使えば、衣類にカビが生えることはありません。逆に浴室乾燥機がない場合はNGです。
浴室乾燥機は40℃以上の温風が出るので湿度は低くなります。すると、カビが生えづらい環境になってくれるので洗濯物を干しても問題ないんだとか。
浴室乾燥機がない場合は、エアコンの除湿機能などを使って乾かすのが良いとのこと。とにかく換気をよくするのが重要。
◆浴室のカビ予防
現在販売されているカビ取り剤は非常に優秀なので、積極的に使用しましょう。
現在のカビ取り剤は、カビそのものを殺菌し、色素を抜いてくれます。
逆に擦って落とす方法はNG。擦り落としは表面に見えるカビの胞子しかとれず、目地などに食い込んだカビの菌糸は残ってしまいます。すると、またすぐカビが生えてきてしまうんです。
なので最初からカビ取り剤で掃除するのが大事。
◆エアコンに注意
エアコンの中は、何も対策をしていなかったらカビの温床になってしまうので要注意。
カビ対策の機能がついていないエアコンは、特に注意が必要です。
エアコンのフィルター部分にはどうしてもホコリがたまります。実はこのホコリの中にもカビはたくさんいます。なのでエアコンのケアをしっかりとしておかないと、エアコンを運転させるたびに、部屋中にカビをまき散らしていることになっちゃうんです。
エアコンのカビ対策としては、フィルターの掃除をするのは当たり前として、実は電源を切る前に送風モードにすることが重要なんです。
電源を切る15分前に「送風」にしてエアコンの中を乾かすと、カビの予防につながっているとのこと。
◆クローゼット内のカビ対策
カビ臭い衣類をクローゼットにそのまましまうと、そのほかの衣類にもカビはうつってしまいます。
クローゼットの中は非常に換気・風通しが悪いのうえに、衣類が密集しているのが常なので、そのなかに1着でもカビ臭いものがあれば、どんどんうつっていってしまうので要注意です。
衣類から衣類へカビがうつる原因は2つあります。
1つ目が衣類と衣類が直接くっついていることによってうつるパターン。もう1つが、衣類に付着したカビが胞子を飛ばし、それがほかの衣類に定着するパターンです。
クローゼット内のカビ対策としては、①衣類をあまり詰め込み過ぎないようにする、②外出時などに扉を開けておく、の2点が挙げられます。
ちなみに、クリーニングに出した時、両面のカバーに覆われた形で返ってきますが、このカバーはクリーニング店から家庭に持って帰るまでの間にホコリがつかないようにするためのものなので、クローゼットにしまう際は、カバーを外すようにします。
カバーをつけたままだと、衣類が湿度を吸うと、湿度がこもってしまい、カビが生えやすい環境になってしまうので注意しましょう。
ダニ対策法
◆寝具のダニ対策布団に掃除機をかけるだけでは、万全のダニ対策とはいえません。
掃除機でとれるのは布団の表面にいるダニのみで、奥のダニまではとれないんです。
布団のダニ対策としてポイントとなってくるのは、布団の干し方。
生きたダニは50℃で死ぬので、布団を干すことは極めて有効な対策法になります。
でも布団を干していきなり表面の温度が50℃に達するわけではありません。ゆっくりと温度が上がってくると、ダニたちは布団の裏側に逃げます。なので3時間くらい干したら、裏側にひっくり返すようにします。
梅雨時など雨で布団が干せない時は、布団乾燥機が有効。
布団乾燥機で加熱すると70~80℃になるので、しっかりとダニは死んでくれます。
枕のダニ対策としては、枕にタオルを巻いて使用するようにします。で、毎日タオルを新しいものに変えれば、ダニの付着を防ぐことができます。
◆ダニを落とす洗い方
衣類に付着したダニを洗い落とすうえでは注意すべき点があります。
それは洗濯機で洗う際、洗濯物を詰め込み過ぎること。
そもそもダニは、水流によって衣類から引きはがされるんですが、洗濯物を詰め込み過ぎると洗濯機の中が密集し過ぎてしまって水流が行き届かず、ダニは衣服に残ってしまいます。
なので、しっかり水流が起こるように衣類の入れ過ぎには注意しましょう。
◆洗濯物の畳み方
干して乾いた洗濯物を畳む際、絨毯やカーペットの上で畳むのはNG。
絨毯やカーペットにはダニがいるので、せっかくきれいになった衣類にダニが付着する原因になってしまいます。
絨毯の上で畳む場合は、きれいな布や新聞紙を敷くようにすればダニ対策になります。
さいごに
以下、番組内で紹介された「カビ・ダニの対策法」を簡単にまとめました。これから梅雨時期に抱えて問題になってくるカビ、そして365日悩み続けているダニ。
どちらもあまりにも増えすぎると健康に害が出てしまいますので、ぜひ上記の対策法を参考にして、しっかりとカビ・ダニ対策を行ってください!