2016年6月1日(水)にNHKで放送された「ガッテン!」のテーマは、「痛み&認知症に効く! 『癒やしホルモン』の驚きパワー」でした。
今回の「ガッテン!」がスポットライトを当てたのは、ずばり「癒しホルモン」。
番組がリニューアルする前の「ためしてガッテン!」の時には、長寿ホルモンとして「アディポネクチン」を取り上げていました。このアディポネクチン、その代名詞どおり、長生きするうえでうってつけのホルモン。なんと肥満や動脈硬化、糖尿病などの予防効果が期待できるホルモンで、紹介された時にものすごい衝撃を受けたのをよく覚えています。
で、今回の「ガッテン」で取り上げられたのはそれとは違って、「癒しホルモン」と呼ばれているもの。
この癒しホルモン、正式名称を「オキシトシン」というんですが、こいつも長寿ホルモンに負けず劣らずのすばらしいものなんです。
具体的には、オキシトシンは身体の痛みや日々感じているストレスなどを大きく緩和して癒してくれます。そのほかにも、なんと血圧を下げる効果まで期待できるんだとか♪
ストレスや高血圧はさまざまな病気の誘因になっているので、そう考えるとオキシトシンは健康維持のためには非常に心強い存在といえそうですよね。
番組内では、癒しホルモン「オキシトシン」に期待できる健康効果や、このホルモンの出し方などが丁寧にレクチャーされていました。
以下、番組内で紹介されたそれらの情報を簡単にまとめましたので、健康で元気よく毎日を送りたい方はぜひ参考にしてみてください!
このオキシトシンは、体を守るホルモンとして現在医学界で大注目されています。抜群の健康パワーをもっていることから、「癒しホルモン(ハッピーホルモン)」とも呼ばれています。
具体的にオキシトシンは、体の痛みや認知症、高血圧の改善に効果があるとされています。病気・症状そのものを完治させるまではいかないまでも、かなりの改善が期待できるとのこと。
医学の世界では、オキシトシンのパワーが大注目されており、触れる・さするという行為を行うことによって症状を改善させる「タッチケア」というのが積極的に行われています。東日本大震災や熊本地震の際は、このタッチケアによって多くの人の不安やストレスを解消したんだとか。
まさに医学的・科学的な根拠がある、すばらしいホルモンなんですね♪
近年に研究で、この扁桃体が慢性の痛みや認知症などの症状の悪化に深く関わっていることがわかってきたんです。
普通扁桃体の興奮は、理性を司る前頭前野がなだめて落ち着かせてくれます。
しかし、ずっと痛みが続いたり、強いストレスが長時間かかり続けていると、扁桃体は休みなく興奮しっぱなしになります。こんな状態が長く続いてしまうと、痛みがさらに増幅され、血圧もあがり、眠れなくなってしまいます。
タッチケアを行うと、脳内でオキシトシンが増え、興奮している扁桃体に直接働きかけ、しずめてくれるんです。すると扁桃体が引き起こしていた痛みや高血圧、認知症などの症状が改善に向かうというわけ。
オキシトシンが出るメカニズムですが、触覚(圧力)が脳に伝わり、それがスイッチとなって脳の視床下部からホルモンが出るとのこと。
しかし体に触れなくても増やす方法があるんです!
それは、携帯電話を使う方法。
なんと、自分が信じられる好きな人の声を聞くだけで、オキシトシンは出てくれるんだとか!
これなら一人暮らしの人でも大丈夫ですね♪
さらに電話をする際に抱き枕を抱けば、効果はアップします。電話で声を聞きながら、抱き枕を抱くことで同時に聴覚も刺激することができるからです。
やり方は非常に簡単。
まずは、イスの背やテーブルにもたれて、楽な姿勢をとります。
タッチケアを行う側の人は、背中に手のひらをぴったりつけ、背中全体をなでます。1秒間に5センチ程度のゆったりとした動きで行うのがポイント。
手のひらでアイロンをかけるイメージで手を動かしましょう。
1回10分が目安です。
やる側の人にもオキシトシンは出てくれるので、ぜひ交互にやりっこしましょう♪
ストレスや身体の痛みの軽減効果のほか、血圧を低くする効果まで期待できる夢のようなホルモンが、まさか身体に触れられるだけで出てくるという仕組みに驚きました♪
人間一人では生きていけないというのを、体が教えてくれているようで、なんか和みました(笑)。
活力あふれる毎日を送りたい方は、オキシトシンを毎日バンバン出していきましょう!
今回の「ガッテン!」がスポットライトを当てたのは、ずばり「癒しホルモン」。
番組がリニューアルする前の「ためしてガッテン!」の時には、長寿ホルモンとして「アディポネクチン」を取り上げていました。このアディポネクチン、その代名詞どおり、長生きするうえでうってつけのホルモン。なんと肥満や動脈硬化、糖尿病などの予防効果が期待できるホルモンで、紹介された時にものすごい衝撃を受けたのをよく覚えています。
で、今回の「ガッテン」で取り上げられたのはそれとは違って、「癒しホルモン」と呼ばれているもの。
この癒しホルモン、正式名称を「オキシトシン」というんですが、こいつも長寿ホルモンに負けず劣らずのすばらしいものなんです。
具体的には、オキシトシンは身体の痛みや日々感じているストレスなどを大きく緩和して癒してくれます。そのほかにも、なんと血圧を下げる効果まで期待できるんだとか♪
ストレスや高血圧はさまざまな病気の誘因になっているので、そう考えるとオキシトシンは健康維持のためには非常に心強い存在といえそうですよね。
番組内では、癒しホルモン「オキシトシン」に期待できる健康効果や、このホルモンの出し方などが丁寧にレクチャーされていました。
以下、番組内で紹介されたそれらの情報を簡単にまとめましたので、健康で元気よく毎日を送りたい方はぜひ参考にしてみてください!
癒しホルモン「オキシトシン」
ハグやタッチなど、体に触れあうことで、「オキシトシン」というホルモンが体内で増加します。このオキシトシンは、体を守るホルモンとして現在医学界で大注目されています。抜群の健康パワーをもっていることから、「癒しホルモン(ハッピーホルモン)」とも呼ばれています。
具体的にオキシトシンは、体の痛みや認知症、高血圧の改善に効果があるとされています。病気・症状そのものを完治させるまではいかないまでも、かなりの改善が期待できるとのこと。
医学の世界では、オキシトシンのパワーが大注目されており、触れる・さするという行為を行うことによって症状を改善させる「タッチケア」というのが積極的に行われています。東日本大震災や熊本地震の際は、このタッチケアによって多くの人の不安やストレスを解消したんだとか。
まさに医学的・科学的な根拠がある、すばらしいホルモンなんですね♪
メカニズム
私たちが痛みやストレスなどに襲われた際、脳の中では扁桃体という痛みやストレスがかかった時に不安や恐怖を感じるところが激しく興奮しています。近年に研究で、この扁桃体が慢性の痛みや認知症などの症状の悪化に深く関わっていることがわかってきたんです。
普通扁桃体の興奮は、理性を司る前頭前野がなだめて落ち着かせてくれます。
しかし、ずっと痛みが続いたり、強いストレスが長時間かかり続けていると、扁桃体は休みなく興奮しっぱなしになります。こんな状態が長く続いてしまうと、痛みがさらに増幅され、血圧もあがり、眠れなくなってしまいます。
タッチケアを行うと、脳内でオキシトシンが増え、興奮している扁桃体に直接働きかけ、しずめてくれるんです。すると扁桃体が引き起こしていた痛みや高血圧、認知症などの症状が改善に向かうというわけ。
オキシトシンが出るメカニズムですが、触覚(圧力)が脳に伝わり、それがスイッチとなって脳の視床下部からホルモンが出るとのこと。
オキシトシンの出し方
先に書いたとおり、オキシトシンは互いに触れ合うことで増えます。しかし体に触れなくても増やす方法があるんです!
それは、携帯電話を使う方法。
なんと、自分が信じられる好きな人の声を聞くだけで、オキシトシンは出てくれるんだとか!
これなら一人暮らしの人でも大丈夫ですね♪
さらに電話をする際に抱き枕を抱けば、効果はアップします。電話で声を聞きながら、抱き枕を抱くことで同時に聴覚も刺激することができるからです。
タッチケアのやり方
番組内では、家庭でできるお手軽なタッチケアのやり方も紹介されていました。やり方は非常に簡単。
まずは、イスの背やテーブルにもたれて、楽な姿勢をとります。
タッチケアを行う側の人は、背中に手のひらをぴったりつけ、背中全体をなでます。1秒間に5センチ程度のゆったりとした動きで行うのがポイント。
手のひらでアイロンをかけるイメージで手を動かしましょう。
1回10分が目安です。
やる側の人にもオキシトシンは出てくれるので、ぜひ交互にやりっこしましょう♪
さいごに
以上、番組内で紹介された「癒しホルモン『オキシトシン』に関する情報」の簡単なまとめでした。ストレスや身体の痛みの軽減効果のほか、血圧を低くする効果まで期待できる夢のようなホルモンが、まさか身体に触れられるだけで出てくるという仕組みに驚きました♪
人間一人では生きていけないというのを、体が教えてくれているようで、なんか和みました(笑)。
活力あふれる毎日を送りたい方は、オキシトシンを毎日バンバン出していきましょう!