掃除道具
2016年6月15日(水)にNHKで放送された「ガッテン!」のテーマは、「カビ退治!ついに終結宣言」でした。


今回の「ガッテン!」がスポットライトを当てたのは、ずばり「カビ汚れ」。

現在日本は梅雨の真っただ中ということで、非常にタイムリーな話題ですね。
 
雨の日が続き、湿度が高く蒸し暑い日が続くと、どうしても気になってくるのがカビ! 家事の仕事としてカビの対策をしなければならないという手間も増えるので、いろいろと大変ですよね~。

厄介なのがカビの繁殖力のすごさ。

洗剤をたっぷりとつけてゴシゴシとこすり落とし、また日頃から換気を心がけ、湿気がこもらないようにしていても、気が付くと出てきているのがカビ。カビとのいたちごっこは御免被りたいですよね。


そこで使えそうなのが、今回の「ガッテン!」で紹介されたカビ対策法! テーマに「終結宣言」と入れているだけあって、増殖力の強いカビを根っこから殺すことができちゃうんです。

しかも殺すだけでなく、もう2度と生やさなくさせることもできるという一石二鳥のカビ対策法でした。これはすばらしい♪


以下、番組内でレクチャーされた「カビ対策法」を簡単にまとめました。

手間もお金もかからない魅力的な方法なので、カビ汚れに悩まされている方はぜひ実践してみてください!

お風呂場
増殖するカビの理由
私たちが普段行っているカビ対策は、言うなればカビを生やすための掃除になってしまっているんです。

掃除するのではなく、カビが生えるための環境作りを逆にしてしまっているということ。


実は、力まかせで擦って落とそうとする行為がカビの増殖につながっているんです。

例えばカビが生えやすいゴムパッキンで言えば、本来ゴムパッキンの表面はツルツルで、仮にカビの胞子がついても簡単に洗い流せます。

しかしゴシゴシと擦ってしまうと、ミクロ単位の細かい傷がついてしまい、そこにカビの胞子が入り込むことで、どんどんカビが増えていってしまうんです。

細かな傷から入り込んだカビは深くに根を下ろします。なのでカビ取り剤で表面のカビを取り除いても、深くに潜んでいるカビがぽこっとまた出てきてしまうというわけ。これが取り除いても取り除いてもカビが復活する理由。

ゴシゴシと力任せに擦るのはNGだったんですね~。



カビ対策法
そんな頑固なカビですが、熱を使うことで根こそぎ退治することができます。

実はお風呂場に生えるカビの弱点は熱。

ポイントは温度で、50℃の熱を5秒当てればカビは死滅するとのこと。

この時間はあくまでも表面のカビに関してなので、より奥にいるカビを退治するためにはより長い時間(約90秒)熱を当てる必要があります。


なのでお風呂場のカビ対策としては、カビのある個所に50℃のシャワーを90秒あてればOK。

ただしカビは死んでも色はそのままなので、市販のカビ取り剤で漂白し、黒ずみをとりましょう。この時、もちろん擦るのはNG。

このあとは1週間に1回程度の頻度で50℃のお湯をかけるようにすればOK。これが予防法になります。



さいごに
以上、番組内でレクチャーされた「カビ対策法」の簡単なまとめでした。

頑固なカビ汚れが、なんと50℃以上の熱で簡単に退治できるというのは驚きでしたね~。これまでのカビ掃除にかかる労力はいったい何だったんだっていう感じです(笑)。

カビ汚れに悩まされていた方は、ぜひ実践してみてください!