トレーニング
2016年6月21日(火)にテレビ朝日系列で放送された「林修の今でしょ!講座」のテーマは、「最新医学でわかった『臓器別ダイエット講座!!』」で、最新の医学によって導き出された高い効果が期待できるダイエット方法がレクチャーされていました。

薄着や海・プールで水着を着る機会が増える夏がもう目前まで迫っています。夏までには痩せなければと焦っている方も多いのではないでしょうか。

今回の「林修の今でしょ!講座」では、医学的・科学的な根拠に基づいた減量法が取り上げらていました。


世の中にダイエット法というのは腐るほどありますが、今回の「林修の今でしょ!講座」は着目点・切り口が斬新でおもしろかったです♪

その名も「臓器別ダイエット法」で、身体の中にある4つの臓器(脳・胃・腸・胆のう)にスポットライトを当て、これらそれぞれの臓器に期待できるダイエット効果を紹介していました。

この記事では、腸のメカニズムに着目したダイエット法を簡潔にまとめました。


「腸」といえば、現在大注目されている臓器ですよね。

研究が進み、腸が健康な状態なら、いろんな病気への予防・改善効果が期待できることがわかり、いろんな情報番組で腸内環境を整える方法が取り上げられています。

腸のパワーは健康に良いだけでなく、ダイエットにも有効なんだとか。

腸には脂肪を燃焼させる働きがあるとされ、これをうまく使えば、非常に効率的に&無理なく体重を落とせる可能性があります♪ これは苦しいダイエットに心折れそうな人には朗報ですよね!


以下、番組内で紹介された「臓器別ダイエット法(腸)」を簡単にまとめました。

本格的な夏が来る前にすらっとした体型を手に入れたいという方は、ぜひ参考にしてみてください!


ちなみに臓器別ダイエット法をレクチャーしてくれたのは、血管系の病気の名医・池谷敏郎先生でした。

聴診器をあてるドクター
腸とダイエットの関係
腸は、ぽっこりお腹と深く関係しています。

じつは腸自体が前に出ることで、お腹が出てしまうんです。ぽっこりお腹というのは、脂肪だけでなく腸も前に飛び出しているというわけ。


なぜ腸が前にせり出してくるかというと、腸をつつんでいる筋肉がゆるんでしまっているため。女性は筋肉量が男性に比べて少ないので、どうしてもぽっこりお腹になりやすいとのこと。

つまり、腸をつつむゆるんだ筋肉を鍛えてあげれば、ぽっこりお腹は解消できるというわけです。



くびれ筋を鍛える
腸をひっこめて、ぽっこりお腹を解消させるためには、「くびれ筋」を鍛えることが重要。

くびれ筋とは、正式名称を「腸腰筋」といい、背骨と脚をつなぎ合わせている筋肉なんですが、この腸腰筋こそ現代人のダイエットのカギを握っている最重要筋肉なんです。

このくびれ筋(腸腰筋)が衰えると、猫背になりお腹が出てきてしまいます。逆に鍛えれば、内臓をつつみこみ、くびれができて締った身体になれるというわけ。


番組内では、くびれ筋(腸腰筋)を鍛える方法として「ゾンビ座り」が紹介されていました。

やり方は非常に簡単。

イスに浅く座り、足を肩幅くらいに広げます。

次いでお腹をへこまし、背筋を伸ばして、手を前にあげます。

そして5秒かけて息を吐きながら背中を丸めます。へそを覗き込む感じで行います。

戻る時は5秒かけて息を吸いながら行います。

これを3回ぐらい繰り返せばOK。


この「ゾンビ座り」を食事をした2時間後に行うようにします。

ゾンビ座りはゆっくり行うことで、より効果的に腸腰筋を刺激できるとのこと。



5秒足踏み
より早くお腹をへこませたいという方は、上記のゾンビ座りに加えて、「5秒足踏み」もプラスして行えばよいとのこと。

やり方は非常に簡単です。

まずイスに深く座り、背筋を伸ばし、足は90度に曲げます。

片足を90度のまま5秒かけてゆっくりあげて、5秒かけておろします。


これもゆっくり行うことで、効果的に腸腰筋を鍛えらえるとのこと。

これも食事をしてから2時間後に行うようにします。



さいごに
以上、番組内で紹介された「臓器別ダイエット法(腸)」の簡単なまとめでした。

「ゾンビ座り」も「5秒足踏み」も、どちらもやり方は超簡単なので、すぐに生活に取り入れられますよね。

ぽっこりお腹に悩んでいる方は、ぜひ実践してみてください!