聴診器をあてるドクター
非常に暑かった夏が過ぎて、ところどころで秋の気配を感じられるようになってきた今日この頃。

食べ物もおいしくなって、気温的にも過ごしやすく感じる秋ですが、健康面からいうと要注意の季節なんです。

というのも、9月10月というのは、1年を通じてみても血圧が上がりやすい時期にあたるんです。

血圧の上げ下げに大きく関係しているのは気温。9月10月といった秋口は1日のうちの寒暖差が激しいので、血圧トラブルを招きやすい傾向にあります。

血圧が上がる時期というと「冬」というイメージが強いですが、じつは9月10月も注意しなければならない時期なんです。


そこでこの記事では、おすすめの高血圧対策法を5つ紹介します。

秋口の血圧の上昇にそなえたい方はもちろん、今現在高血圧ぎみの方にもおすすめの対策法ですので、ぜひ参考にしてみてください♪


沖縄の雪塩
塩と胡椒
まず1つ目のおすすめの高血圧対策法は、「沖縄の雪塩」です。


高血圧を招いてしまう原因のひとつが、塩分の摂り過ぎ。

血圧のためにはできるだけ薄味の食事を心がけることが求められます。

とはいえ、塩気のある食べ物はおいしいのが常ですよね(苦笑)。我慢はなかなか難しい…。

そんなときに大活躍してくれるのが、沖縄で製造されている「雪塩」。

この雪塩、一般的に市販されている塩と比べて、高血圧の要因になるナトリウムが少ないという特徴があります。雪塩はミネラル成分が非常に豊富で、相対的にナトリウムの量が少なくなっているんです。

さらに雪塩には、体内の余分な塩分を排出してくれるカリウムも多く含まれており、まさに減塩対策にはもってこいの食塩と言えます!

おいしく減塩して高血圧対策をしたい!という方におすすめです♪


「雪塩」の詳細な情報はこちら。



米麹の甘酒
甘酒
続いて2つ目のおすすめの高血圧対策法は、「米麹の甘酒」です。


もともと甘酒は「飲む点滴」と評されるほど、高い健康効果が期待できる飲み物で、高血圧に対しても極めて有効だと考えられています。

ポイントになってくるのが、米麹から作られた甘酒に多く含有されている「ペプチド」という成分。

このペプチドには、高血圧の要因となっている悪い酵素とホルモンとの結びつきを断ち切り、血圧を下げてくれる効果が期待できるんです。

さらに甘酒には善玉菌も豊富なので、血圧対策だけでなく、免疫力のアップや肌荒れ予防といった効果も期待できるので、健康意識の高い方にはおすすめの飲み物です!


「米麹の甘酒の健康パワー」に関する詳しい情報はこちら。



お酢
黒酢
続いて3つ目のおすすめの高血圧対策法は、「お酢」です。


昔からお酢は血管に良くて血圧を下げてくれるっていうのは耳にしてきましたが、実際にちゃんとした医学的な根拠があります。

お酢の主成分である酢酸には、血管を広げてくる働きがあり、継続的にお酢を摂取していれば血圧が下がる効果が期待できるんです。

事実、その効果は検証実験によって医学的に認められているので、血圧高めの人にはおすすめ。

ふだんの食事にお酢をちょい足しするだけでOKなので、続けられそうですよね♪


「お酢の健康パワー」に関する詳しい情報はこちら。



牛肉(サーロイン)
ステーキ
続いて4つ目のおすすめの高血圧対策法が、「牛肉(サーロイン)」です。


牛肉は部位によって含まれている栄養素が変わってきます。

で、なんとサーロイン(背中から腰にかけてのお肉)は、高血圧対策にもってこいなんです!

サーロインに豊富に含まれるタウリンやたんぱく質は、血管をしなやかにする効果が期待でき、血圧を下げる効果が見込めます。

さらにサーロインの脂身には、動脈硬化予防対策に最適の栄養素「オレイン酸」も多く含まれています。

タウリン・たんぱく質・オレイン酸という3つの栄養素がたっぷり入っているから、サーロインは高血圧対策に有効だと考えられています!

血圧を下げるために牛肉を食べるって全然イメージがありませんが、医学的には理になかった方法。

とはいえ、食べ過ぎは逆効果なので、適度な量を食べるように心がけてください♪


「牛肉の部位の食べ分け術」に関する詳しい情報はこちら。



タッチケア
母と子
最後5つ目のおすすめの高血圧対策法は、「タッチケア」です。


血圧の上昇を招く要因のひとつがストレス。

人間関係から生じるストレス、寒暖差から感じるストレスなどなど、そういったものが血圧をあげる原因になっています。

そんなストレスを緩和し、高血圧の改善効果を見込めるのが「オキシトシン」というホルモン。

「癒しホルモン」という別名をもつオキシトシンは、脳の中の扁桃体という部分に働きかけて脳の興奮をおさえ、ひいては血圧の上昇もおさえてくれるんです。

で、このオキシトシンを効率よく分泌させる方法が「タッチケア」。

これは簡単に言えば「ふれあい」で、ハグやタッチなどをすることでオキシトシンの分泌量は増えます!

ぜひ夫婦や恋人同士で、試してみてください♪


「タッチケア」の詳しいやり方はこちら。



さいごに
以上、「おすすめの高血圧対策法5選」でした。

高血圧を放置していると、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血、心筋梗塞や狭心症などを発症するリスクを高めてしまいます。いずれも発症すれば、命を落とす可能性のある怖い病気です。

血圧が高めな方はもちろん、現在血圧が正常値の方も予防という意味で、ぜひ日ごろから減塩などの高血圧対策を行うようにしてみてください!