頭痛
2016年10月18日(火)にTBSテレビ系列で放送された「この差って何ですか?」の「言われると気になるこの差ランキング」というコーナー内で、「片頭痛になりやすい人となりにくい人の差」が紹介されていました。

「言われると気になるこの差ランキング」とはそのコーナー名どおり、言われると気になる差に着目し、どういった理由でその差が生まれるのかを解き明かすという内容。

今回注目された差の中に、「片頭痛になりやすい人となりにくい人の差」がありました。


頭痛には大きく分けて「緊張型頭痛」と「片頭痛」の2種類があります。

緊張型頭痛の原因は明確。長時間同じ姿勢にいることなどからくる身体的ストレスや精神的なストレスによって引き起こされます。

今回番組内で取り上げられていたのは、「片頭痛の原因」。

たとえば、雨や曇りなど天気が悪いと頭が痛くなったり、あるいは休日なんかに寝すぎると頭が痛くなってしまったという経験、ある方は多いのではないでしょうか。これは全部片頭痛にあたります。

じつはこれには非常に納得のいく理由があり、それを知っておけば、片頭痛の痛みを予防・緩和させることが容易になるんです。


以下、番組内でレクチャーされた「片頭痛になりやすい人となりにくい人の差」を簡単にまとめました。

ひどい片頭痛に悩まされているという方は、ぜひ片頭痛のメカニズムを知り、予防・対策を行ってみてください!

医者
片頭痛になりやすい人となりにくい人の差
この差は、脳の血管が広がりやすいかどうか、です。


そもそもなぜ片頭痛が起こるかというと、脳の血管と神経が関係しています。

通常、血管のまわりにある神経は血管にふれないように存在しています。しかし何らかの原因で血管が膨らむと、神経にふれてしまいます。

神経はセンサーの役割を果たしているので、それで痛み(頭痛)を感じるというわけです。これが片頭痛。

つまり脳の血管が広がりやすい人は片頭痛になりやすいというわけですね。


ではどんな原因で血管が広がるのかというと、いろんな原因があります。

たとえば天気。天気が良い時は脳にある血管は正常な状態で問題ないんですが、天気が悪くなり気圧が下がると、その結果脳の血管の圧力が弱まり、神経を刺激してしまうというわけ。

またニオイも原因のひとつ。強いニオイを嗅ぐと、そのニオイに脳が興奮し、血流が増します。すると血管が広がり頭痛が起きてしまうというわけ。喫煙所や香水売り場などは要注意の場所ですね。

寝すぎも厳禁。ふつう眠ると脳はリラックスし、徐々に血管は広がっていきます。しかし寝すぎると血管が広がりすぎてしまい、頭痛が起きてしまうんです。

空腹もNG。お腹が減ると、脳が栄養を求めるため血管がひろがり、これが頭痛の引き金になってしまいます。



片頭痛の対処法
片頭痛が起きた時の対処法としては、頭を冷やすのがベスト。

片頭痛が起こっている時は、脳内の血管がひろがっている状態なので、冷やすことによって血管を収縮させると痛みは和らいでくれます。

なので片頭痛が起こったら、おでこや目などを冷やしたタオルで抑えるといいとのこと。



さいごに
以上、番組内でレクチャーされた「片頭痛になりやすい人となりにくい人の差」の簡単なまとめでした。

片頭痛を引き起こす代表的な要因として、天気・ニオイ・寝すぎ・空腹の4つが挙げられていましたが、これらを知っているだけでも片頭痛の予防にはいいですよね!

頻繁に片頭痛になるという方は、ぜひ参考にしてみてください♪