熱をはかる女の子
2016年12月3日(土)に日本テレビ系列で放送された「世界一受けたい授業」は2時間スペシャルで、さまざまな授業があるなか、「インフルエンザの最新予防法」を取り上げていた授業がありました。


今回の「世界一受けたい授業」がスポットライトを当てたのは、「インフルエンザ」。

インフルエンザの流行のピークは、毎年2月ぐらいですが、最近インフルエンザが流行り始めたというニュースを耳にするようになりましたよね。

インフルエンザは、一歩間違えば命を落としてしまう危険性のある恐ろしい感染症。けっして風邪の延長線上みたいな軽い感じではありません。

とくに免疫力が低かったり、体力がない高齢者の方や小さな子どもは、最悪亡くなってしまうケースがリアルに考えられるので要注意。事実、毎年2月になると、インフルエンザによって亡くなられた方のニュースが新聞やテレビで取り上げられています。

仮に命を落とさなくても、何らかの障害が残ってしまうケースもあります。

もちろん高齢者や子どもじゃなくて、言わずもがな元気な成人男性・男女にとってもインフルエンザは怖い存在ですよね。


そんな怖いインフルエンザ。

流行のピークがやってくる前に私たちがやっておくべきことは、しっかりと予防線を張っておくことです。

かかってしまったら怖いインフルエンザ。なら、かからないように努めるのがベスト、というわけですね。

そこで役立ちそうなのが、今回の「世界一受けたい授業」で紹介された「インフルエンザの最新予防法」。

最新の研究から導き出された、家庭でできるインフルエンザの最新予防法が3つレクチャーされていました。


以下、それらの内容を簡単にまとめましたので、この冬インフルエンザにかかりたくない方は、ぜひ実践してみてください♪

マスク
マイタケを食べる
インフルエンザ予防には、マイタケがもってこい!

ポイントは、マイタケに豊富に含まれている「β-グルカン」。

β-グルカンは免疫力を高める効果があるうえに、最新の研究ではインフルエンザワクチンの効果が最大で3.5倍にも高まることがわかったとのこと。

さらにマウス実験の段階ではあるものの、マイタケにはインフルエンザウイルスの増殖を抑える効果も期待できることが判明したんだとか。

食べる量ですが、1人70gほどでOK。食べる際は熱を加えても大丈夫とのこと。



歯磨き
インフルエンザウイルスは、喉の気道の粘膜にくっついて増えていきます。

気道の粘膜は、もともとはたんぱく質のバリアで守られているんですが、歯垢など口の中が悪玉菌で汚れていると、そこから酵素が発生し、たんぱく質のバリアが壊れてしまうとのこと。

バリアが壊れてしまうと、ウイルスがどんどんくっつき増殖していってしまうというわけ。

実際にとある老人ホームで、正しい歯磨き法を徹底的に指導したところ、インフルエンザの発症率が10分の1にまで下がったというデータがあるとのこと。

歯磨きはインフルエンザを予防するうえで大切なんですね♪



あいうべ体操
「あいうべ体操」とは、呼吸法を整えるもので、口呼吸を自然に鼻呼吸に変えることができます。

口呼吸だと、ウイルスが直に体内に入ってきてしまいます。それだけでなく、冷たい空気が直接体内に入り、喉が乾燥してしまい、免疫力が下がってしまいます。

対して鼻呼吸は、鼻毛や鼻水がフィルターとなり、ウイルスをある程度ブロックしてくれます。また吸い込む空気も、鼻の内部で温められるので、感染のリスクを下げることができます。

口呼吸はインフルエンザの要因というわけですね。


口呼吸を鼻呼吸に変える「あいうべ体操」。やり方・方法は次のとおりです。

まずは、大きく噛みつくような感じで「あ~」と発声します。

次に「い~」と横に大きく「痛て~」という感じで発声します。

そしてひょっとこのような口にして「う~」と発声します。

最後に、舌を長く思いっきり出して伸ばしながら「べ~」と発声します。

これを1日30回くらい行えば、約1週間ぐらいで効果が期待できるとのこと。

「鍛える」という意識をもって行うのが重要とのこと。



さいごに
以上、番組内で紹介された「インフルエンザの最新予防法3つ」の簡単なまとめでした。

3つとも特殊な道具は必要なく、家庭で簡単にできるので、明日からでも始められそうですね♪

かかったらつらいインフルエンザ。

受験生の人など、インフルエンザにかかりたくない方は、かかるリスクを極力減らすという意味で、ぜひ上記3つの予防法を試してみてください!