女の子とスマートフォン
2017年2月18日(土)に日本テレビ系列で放送された「世界一受けたい授業」で、「最強パスワードの作り方」を取り上げていた授業がありました。


今回の「世界一受けたい授業」がスポットライトを当てたのは、「サイバー犯罪」。

現在スマホが普及して、ひと昔前と比べると格段に日常を楽に送れるようになりました。

スマホは、言うなれば小さなパソコン。メールや電話、ネットを使っての情報収集はもちろん、株の取り引きができたり、電化製品を操作するためのリモコンになったり、お財布代わりになったり、カメラになったりなどなど、スマホ一台あればほかはなにもいらないんじゃないかというぐらい便利な代物。

従来別々な道具が必要だったものやことが、スマホひとつに集約されている感じですね。これだけ便だと、依存症になってしまうというのも頷けますね(苦笑)。

便利なものが生まれれば、それに関連した新しい形の犯罪が出てくるのが世の常。

スマホの普及が進むにつれて、いわゆるサイバー犯罪というのが増えています。

どんどん巧妙化するサイバー犯罪は非常に怖い存在。スマホに個人情報を集約している方も多いですから、それが抜き取られたりしたら一大事ですよね。


今回の「世界一受けたい授業」では、サイバー犯罪から身を守るという観点から、「最強パスワードの作り方」が紹介されていました。たった1分でできるのに、その防犯力は抜群です!

以下、それらの内容を簡単にまとめましたので、スマホをよく使っている方はぜひ参考にしてみてください♪

リサーチ
サイバー犯罪から身を守る
送信先がわからないメールに記載されているURLをクリックしたり、怪しいアプリをダウンロードするのはNG。

これは道端に落ちている食べ物を拾って食べる行為と同じくらい危険な行為になります。

個人情報が盗まれたり、スマホが遠隔操作されてしまう可能性があるとのこと。

怪しいURLには飛ばない、不明なアプリは落とさず、かならずグーグルプレイなどから正規のものをダウンロードするように心がけることで、サイバー犯罪へ予防線を張っていけます。


また、無料のWi-Fiにも要注意。

Wi-Fiとは、無線でインターネットに接続できるシステムのこと。パスワードを入力しなくても無料で誰でもインターネットにつなげることができるWi-Fiを「鍵なしWi-Fi」といいます。

一見お得なシステムに思えますが、中にはどこの誰が設置しているかわからない「野良Wi-Fi」が紛れている可能性があります。

もし誤ってこの野良Wi-Fiに接続してしまうと、知らぬ間に悪質なアプリを入れられ遠隔操作されたり、個人情報を抜き取られてしまうことがあるので要注意。

対策としては、①鍵なしWi-Fiは使わない、②使う場合は個人情報を入力しない、③身に覚えのないアプリが入っていない確認する、の3点が挙げられます。



最強パスワードの作り方
ツイッターやインスタグラムなどSNSの乗っ取り被害も、サイバー犯罪の代表格。

こういった乗っ取り被害を防ぐために有効なのが「パスワード」。

パスワードによってセキュリティーには差が出てくるんです。

SNSだけでなく、パソコンへのログインやネットショッピングをするにもパスワードは必要。

パスワードを使う機会が増えた分、同じパスワードを使いまわしたり、短いものに設定していたりすると、これは非常に危険。パスワードの意味がありません。コンピューターを使えば、簡単にパスワードは特定されてしまうとのこと。


番組内では、最強のパスワードの作り方がレクチャーされていました。

方法は簡単。

文章の頭文字を使ってパスワードを作っていきます。

番組内では「有田君は校長を常に尊敬している」という文章を例として使っていました。

この文章をローマ字で書くと、「Aritakun ha Kouchou wo tsuneni sonkei shiteiru」となります。

で、その頭文字を取ると「AhKwtss」となり、第三者から見ると不規則な配列に見えるパスワードが作り出せます。

さらにここに数字を混ぜ込めば、さらにセキュリティー精度はアップするとのこと。



さいごに
以上、番組内で紹介された「最強パスワードの作り方」の簡単なまとめでした。

このパスワードの作り方は非常に勉強になりましたね~。目から鱗とはまさにこのこと!

文章さえ覚えておけばOKですし、それでいて自分以外の人にとっては意味の分からない文字の配列になってくれる。まさにパスワードの理想形ですね♪

サイバー犯罪から身を守りたい方は、ぜひ実践してみてください!