2017年4月2日(日)にTBSテレビ系列で放送された「健康カプセル!ゲンキの時間」のテーマは、「~中性脂肪・コレステロールを下げるには!?~『脂質異常症』の意外な落とし穴」でした。
今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」がスポットライトを当てていたのは、「中性脂肪&コレステロール」。
2017年も4月となり、新年度が始まりました。
新年度の初っ端といえば、いろいろな催しというか、こなさなければならないことが増えますよね。
企業に勤めている方なんかは、ちょうど健康診断の話がチラホラと聞こえてくるのではないでしょうか。
自身の体が健康体かどうかをチェックする健康診断。これでいい結果が出れば、向こう1年は元気に過ごせそうな明るい気分になれますよね~。
いろんな検査がある健康診断の中でも、とりわけ幅広く行われているのが血液検査。
サラサラの健康な血液か、ドロドロの脂感のある血液かどうかは、自身の健康に大きく関わってきます。
血液をドロドロにする正体は、血液中に含まれる中性脂肪とコレステロール。これらによってドロドロ化された血液をそのまま放置しておくと、血管系の病(脳卒中や心筋梗塞など)を引き起こす原因となってしまいます。
なので健康診断の結果でも、血液検査の中性脂肪とコレステロールの値をチェックしている方、多いのではないでしょうか。
今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」が注目したポイントはまさにそこで、番組内では食事と運動の両面から中性脂肪とコレステロールの数値を下げる方法を取り上げていました。
以下、それらの内容を簡単にまとめましたので、血液の健康に自信のない方はぜひ参考&実践してみてください!
脂質異常症の人は、血液の中の脂のバランスが乱れている状態。
脂質異常症の怖いところは、血圧などといっしょで基本的に症状が出ず、自覚しにくいところ。
なので無自覚のうちに動脈硬化が始まっているケースがあるんだとか。
◆中性脂肪
そもそも中性脂肪は、生活するうえでエネルギーの源になってくれてる存在。
体内の細胞が正常に働くために体内を流れる大切なエネルギー源です。
しかし増えすぎてしまうと、血管に負担をかけて傷つけてしまったり、内臓についてメタボの原因になったりします。
で、要注意なのが炭水化物の過剰摂取です。炭水化物は中性脂肪を作るための材料になっているんです。
炭水化物を食べると、分解されてブドウ糖となって血中を流れます。そして血中を流れるブドウ糖は、筋肉や細胞のエネルギー源として代謝されますが、炭水化物を多く摂りすぎると代謝しきれずに、中性脂肪へと変化してしまうとのこと。
また、果物の糖分にも要注意。
果物は果糖を多く含んでおり、これは中性脂肪の値をあげてしまう原因となっています。
ビタミンやミネラルなどを含む果物ですが、同時に糖の一種である果糖も多く含んでいます。果糖は炭水化物が変化するブドウ糖と比べて代謝されにくく、中性脂肪へと変化しやすいのが特徴。
中性脂肪が高い人は、果物の食べ過ぎに注意しましょう!
◆コレステロール
次にコレステロール。
コレステロールは細胞膜やホルモン、胆汁酸を作る材料で、先の中性脂肪と同じく、本来は体づくりんためにとても大切な存在なんです。
そんなコレステロールを全身に運ぶのが悪玉、余分となったコレステロールを回収するのが善玉の役目。
その悪玉と善玉のバランスが崩れる、つまり悪玉が増えたり、善玉が減ったりすると、血液中に余分なコレステロールが残り、血管壁に沈着し、プラークと呼ばれるこぶのようなものを作ってしまう可能性があるんです。これがいわゆる動脈硬化。放置しておくと、心筋梗塞や脳梗塞の原因となってしまいます。
コレステロールも食事に要注意。
悪玉の数値が高い人は、コレステロールを多く含む「高コレステロール食材」はできるだけ避けるようにしましょう。
卵やカスタードを使ったスイーツ(洋菓子)、魚卵、レバー、シラスといったものが高コレステロール食材に挙げられます。
まず1つ目のポイントは、水溶性食物繊維を多く含む食材を食べるようにすること。
海藻類や豆類に多く含まれる水溶性食物繊維には、中性脂肪&コレステロールの排出を促す効果が期待できます。
このほかおすすめなのが「こんにゃく」。こんにゃくには水溶性食物繊維に加え、それと同様の働きをするグルコマンナンという成分も豊富に含んでいるためです。
また青魚に含まれるEPAやDHAも中性脂肪を下げるのに効果的とのこと!
◆玉ねぎ・大豆製品
続いて2つ目のポイントは、玉ねぎや大豆製品を積極的に食べるようにすること。
これらの食材は、コレステロールの吸収を緩やかにしてくれます。
また、ブロッコリーやキャベツに含まれる特有のアミノ酸は、コレステロールの排出を促してくれるのでおすすめ♪
◆エクササイズ
3つ目のポイントがエクササイズ(運動)。
中性脂肪とコレステロールを下げるには、適度なエクササイズが重要なんです。
番組内では簡単に行えるエクササイズとして、「ちょびっと有酸素運動」というのが紹介されていました。
やり方は非常に簡単。
背もたれのあるイスを用意します。
背もたれに拳1個分のスペースを作り、姿勢よく座ります。
その状態で片足をあげ、10秒間キープします。
左右を入れ替えて3セット、これを1日3回やればOK。
フルーツは血液にいいイメージがあったので、まさかこれが中性脂肪の値をあげる原因になっているとは驚きでした。これまでの常識を裏切るような感じで、非常に勉強になりましたね。
血液の健康に意識を向けていきたい方は、ぜひ上記の情報を参考にしてみてください♪
今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」がスポットライトを当てていたのは、「中性脂肪&コレステロール」。
2017年も4月となり、新年度が始まりました。
新年度の初っ端といえば、いろいろな催しというか、こなさなければならないことが増えますよね。
企業に勤めている方なんかは、ちょうど健康診断の話がチラホラと聞こえてくるのではないでしょうか。
自身の体が健康体かどうかをチェックする健康診断。これでいい結果が出れば、向こう1年は元気に過ごせそうな明るい気分になれますよね~。
いろんな検査がある健康診断の中でも、とりわけ幅広く行われているのが血液検査。
サラサラの健康な血液か、ドロドロの脂感のある血液かどうかは、自身の健康に大きく関わってきます。
血液をドロドロにする正体は、血液中に含まれる中性脂肪とコレステロール。これらによってドロドロ化された血液をそのまま放置しておくと、血管系の病(脳卒中や心筋梗塞など)を引き起こす原因となってしまいます。
なので健康診断の結果でも、血液検査の中性脂肪とコレステロールの値をチェックしている方、多いのではないでしょうか。
今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」が注目したポイントはまさにそこで、番組内では食事と運動の両面から中性脂肪とコレステロールの数値を下げる方法を取り上げていました。
以下、それらの内容を簡単にまとめましたので、血液の健康に自信のない方はぜひ参考&実践してみてください!
脂質異常症
血液中に中性脂肪やコレステロールが多いと、脂質異常症の可能性があります。脂質異常症の人は、血液の中の脂のバランスが乱れている状態。
脂質異常症の怖いところは、血圧などといっしょで基本的に症状が出ず、自覚しにくいところ。
なので無自覚のうちに動脈硬化が始まっているケースがあるんだとか。
◆中性脂肪
そもそも中性脂肪は、生活するうえでエネルギーの源になってくれてる存在。
体内の細胞が正常に働くために体内を流れる大切なエネルギー源です。
しかし増えすぎてしまうと、血管に負担をかけて傷つけてしまったり、内臓についてメタボの原因になったりします。
で、要注意なのが炭水化物の過剰摂取です。炭水化物は中性脂肪を作るための材料になっているんです。
炭水化物を食べると、分解されてブドウ糖となって血中を流れます。そして血中を流れるブドウ糖は、筋肉や細胞のエネルギー源として代謝されますが、炭水化物を多く摂りすぎると代謝しきれずに、中性脂肪へと変化してしまうとのこと。
また、果物の糖分にも要注意。
果物は果糖を多く含んでおり、これは中性脂肪の値をあげてしまう原因となっています。
ビタミンやミネラルなどを含む果物ですが、同時に糖の一種である果糖も多く含んでいます。果糖は炭水化物が変化するブドウ糖と比べて代謝されにくく、中性脂肪へと変化しやすいのが特徴。
中性脂肪が高い人は、果物の食べ過ぎに注意しましょう!
◆コレステロール
次にコレステロール。
コレステロールは細胞膜やホルモン、胆汁酸を作る材料で、先の中性脂肪と同じく、本来は体づくりんためにとても大切な存在なんです。
そんなコレステロールを全身に運ぶのが悪玉、余分となったコレステロールを回収するのが善玉の役目。
その悪玉と善玉のバランスが崩れる、つまり悪玉が増えたり、善玉が減ったりすると、血液中に余分なコレステロールが残り、血管壁に沈着し、プラークと呼ばれるこぶのようなものを作ってしまう可能性があるんです。これがいわゆる動脈硬化。放置しておくと、心筋梗塞や脳梗塞の原因となってしまいます。
コレステロールも食事に要注意。
悪玉の数値が高い人は、コレステロールを多く含む「高コレステロール食材」はできるだけ避けるようにしましょう。
卵やカスタードを使ったスイーツ(洋菓子)、魚卵、レバー、シラスといったものが高コレステロール食材に挙げられます。
対処法・改善法
◆水溶性食物繊維まず1つ目のポイントは、水溶性食物繊維を多く含む食材を食べるようにすること。
海藻類や豆類に多く含まれる水溶性食物繊維には、中性脂肪&コレステロールの排出を促す効果が期待できます。
このほかおすすめなのが「こんにゃく」。こんにゃくには水溶性食物繊維に加え、それと同様の働きをするグルコマンナンという成分も豊富に含んでいるためです。
また青魚に含まれるEPAやDHAも中性脂肪を下げるのに効果的とのこと!
◆玉ねぎ・大豆製品
続いて2つ目のポイントは、玉ねぎや大豆製品を積極的に食べるようにすること。
これらの食材は、コレステロールの吸収を緩やかにしてくれます。
また、ブロッコリーやキャベツに含まれる特有のアミノ酸は、コレステロールの排出を促してくれるのでおすすめ♪
◆エクササイズ
3つ目のポイントがエクササイズ(運動)。
中性脂肪とコレステロールを下げるには、適度なエクササイズが重要なんです。
番組内では簡単に行えるエクササイズとして、「ちょびっと有酸素運動」というのが紹介されていました。
やり方は非常に簡単。
背もたれのあるイスを用意します。
背もたれに拳1個分のスペースを作り、姿勢よく座ります。
その状態で片足をあげ、10秒間キープします。
左右を入れ替えて3セット、これを1日3回やればOK。
さいごに
以上、番組内で紹介された「中性脂肪とコレステロールの数値を下げる方法」の簡単なまとめでした。フルーツは血液にいいイメージがあったので、まさかこれが中性脂肪の値をあげる原因になっているとは驚きでした。これまでの常識を裏切るような感じで、非常に勉強になりましたね。
血液の健康に意識を向けていきたい方は、ぜひ上記の情報を参考にしてみてください♪