鮭
2017年5月16日(火)にテレビ朝日系列で放送された「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」は「名医が教える最新!老化ストップ法スペシャル」でした。

今回の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」では、「老化」にスポットライトを当て、いろんな角度から老化をストップ、すなわち老化を防止させる方法がレクチャーされていました。

この記事では、番組内で取り上げられていた「栄養素ビタミンD」に関する情報をまとめています。


日本人の平均寿命は世界的に見て男女ともに高水準です。

しかし一方課題もあって、それが平均寿命と健康寿命の開き。

健康寿命とは、介助なく自立した生活を送れる期間のことを指しています。平均寿命より健康寿命の方が短くなるので、いかに健康寿命を延ばし、平均寿命との差を少なくできるかが、幸せな人生を送るうえで重要なポイントになっています。

健康寿命を延ばす方法はこれまでさまざまな健康情報番組で語られてきましたが、今回の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」が目をつけたのはビタミンDという栄養素。

この栄養素、じつは健康寿命と密接な関係があるんです。

というのも、ビタミンDを摂ると、認知症や筋肉の衰えを防ぐ効果が期待できるんだとか。

認知症も筋肉の衰えも、寝たきりなどを引き起こすなど健康寿命を縮める要因なので、これらの予防効果が期待できるというのは非常に心強いですよね!


以下、番組内で紹介された「栄養素ビタミンDの老化ストップ効果に関する情報」を簡単にまとめました。

いつまでも元気に長生きしたい方は、ぜひ参考にしてみてください♪

聴診器をあてるドクター
ビタミンDの重要性
ビタミンDのもっとも有名な健康効果は「骨を丈夫にすること」です。

戦後、栄養不足から小学校で配給されていた「肝油」は、まさにビタミンDを補強するためのものだったんだとか。

で、今までビタミンDは、骨粗しょう症の予防など骨の健康に欠かせない栄養素と考えられてきました。しかし近年の研究によって、ビタミンDにはさまざまな健康作用があることが判明したんだとか。

ちなみにビタミンDを多く含む食材には、あん肝、しらす干し、いわしの丸干し、きくらげ、干しシイタケ、マイタケなどが挙げられるとのこと。魚介類やキノコ類に多いんですね。



認知機能・足腰を若々しい
このビタミンDに、認知機能の衰えの予防効果・足腰の衰えの予防効果が期待できるとのこと。

番組内では、体内のビタミンDの量が多い人ほど認知機能がよく、足腰の衰えもないのかを実験で確かめていました。

その結果はというと、見事にビタミンDの量と認知機能・足腰の衰えは相関していました。つまりビタミンDが多いほど、記憶力がよく、足腰の筋力も多くなるという結果に!


私たちの体には細胞が約60兆個あります。

加齢などの影響で細胞が傷つき、衰えていきます。

ビタミンDには、この傷ついた細胞を修復してくれる働きが期待でき、さらに修復だけでなく、細胞を保護してくれるとのこと。

一般的に脳の神経細胞や筋肉の細胞は修復されにくいんですが、ビタミンDならできるのではないかと考えられているんだとか。だから、ビタミンDの量が多いほど、認知機能が保たれ、足腰も丈夫になるという実験結果が出たんですね~。



ビタミンDの効果的な摂取法
老化防止にもってこいのビタミンD。

番組内では、そんなビタミンDを効果的に摂取できる食材が紹介されていました。

その食材とは「鮭」です。


鮭は非常にビタミンDが豊富な魚です。

鮭の切り身わずか一切れで、ビタミンDが豊富な干しシイタケの約40個分に相当する量のビタミンDを含有しているとのこと! これは驚異的な含有量ですよね~。

鮭の切り身を食べる際、皮まで食べるのがポイント。皮の部分にビタミンDは多く含まれているだとか。

また鮭の卵であるイクラには、鮭の身以上のビタミンDが含まれているとのことでおすすめです。


なので食材でビタミンDを摂取しようと思ったら、鮭・イクラを積極的に食べるようにしましょう♪



さいごに
以上、番組内で紹介された「栄養素ビタミンDの老化ストップ効果に関する情報」の簡単なまとめでした。

ビタミンDに、こんなにもいろいろな健康効果が秘められていたとは知りませんでしたね~。非常に勉強になりました。

個人的に鮭もイクラも大好きなので、無理なく摂取できそうなのもラッキーでした!

認知機能を保ち、足腰も元気なまま過ごしたい方は、ぜひビタミンDを♪