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2017年6月11日(日)にTBSテレビ系列で放送された「健康カプセル!ゲンキの時間」のテーマは、「~首こり・肩こりの新原因~「下がり鎖骨」って何!?」でした。

今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」がスポットライトを当てていたのは、「下がり鎖骨」。


加齢とともに症状が出てくるというイメージがある首こりや肩こりですが、今回番組では、これらのコリに別角度から切り込んでいました。それが「下がり鎖骨」です。

現代はひと昔前とはだいぶライフスタイルが変わりました。その変化の主な原因はパソコンやスマホの普及。とくにここ数年のスマホの普及率の伸びはすさまじいものがあり、現代社会ではビジネスをするうえでもプライベートを充実させるためにも欠かせないアイテムです。

しかし、じつはそんなパソコンやスマホが「下がり鎖骨」の要因となっているんだとか!

下がり鎖骨とはその名のとおり鎖骨が下がった状態のことで、現在首こりや肩こりに悩まされている人の多くが、この下がり鎖骨とのこと。

番組では、下がり鎖骨がなぜ首こり・肩こりの原因になるのかといったメカニズムの解説をはじめ、下がり鎖骨の改善法などがレクチャーされていました。


以下、番組内で紹介されたそれらの情報を簡単にまとめました。

今現在首や肩のこりに悩まされている方は、ぜひ参考にしてみてください♪

肩こり
下がり鎖骨とは
下がり鎖骨とは、鎖骨が本来の位置から下がってしまった状態のこと。

本来鎖骨はV字型なんですが、両端が下がり、平らになってしまった(水平化した)状態が下がり鎖骨です。

これは、肩こりや首こりの原因となっています。

鎖骨が下に下がっていると、そのぶん肩がなで肩(筋肉が引っ張られて緊張した状態)になります。筋肉の緊張は血管を圧迫し、肩こりが起こりやすくなってしまうというわけ。


下がり鎖骨による悪影響は、肩こり・首こりだけではありません。

鎖骨が下がると、鎖骨と肋骨の間が狭くなり、間に通っている神経などが圧迫されます。すると、しびれや頭痛、めまい、むくみ、冷え、さらには歩行障害やうつに進行するケースもあるんだとか。



原因
鎖骨が下がる原因は、生活習慣にあります。

スマホを見る際に猫背やうつむき姿勢になる方は多いと思われますが、これは下がり鎖骨になる要因のひとつ。

背中を丸めた姿勢は、肩が内側に入りやすく、肩甲骨は外側に開きながら前方に倒れてしまいます。このとき連動した鎖骨も下がってしまうので、下がり鎖骨になってしまうとのこと。

またずっと長時間姿勢を変えないことも、下がり鎖骨になる要因となっているんだとか。


スマホやパソコンを見る際の姿勢には十分注意する必要がありますね。



ボート漕ぎ体操
番組では、下がり鎖骨の改善法として、「ボート漕ぎ体操」というのが紹介されていました。

やり方・方法はとっても簡単。

座った状態でスタート。

ボートを漕ぐように腕を前から後ろに回すだけ。このとき、呼吸を止めないように注意します。肩甲骨を意識しながら、ゆっくり回します。

肩甲骨を寄せながら、ひじを肩の上まで上げるのがポイント。


10回を1セットとして、1日2セットが目安とのこと。



即効こり改善法
また番組では、即効で効果が期待できる肩こり改善法が紹介されていました。

こちらのやり方・方法も併せてまとめておきます。


まずは力を抜いて、手のひらを正面に向けて立ちます。

次に、反対側の手で力こぶの延長線上の胸と腕の間にあるコリコリした部分を探ります。

見つけたら親指の腹で、優しくその箇所をほぐします。

1回の効果は短いものの、即効性は抜群とのこと!



さいごに
以上、番組内でレクチャーされた「下がり鎖骨とその改善法」の簡単なまとめでした。

今回の放送で初めて「下がり鎖骨」というワードを知りましたが、これから首こり&肩こりの原因を考えていくうえで、非常に重要なワードになってきそうですね~。

スマホ&パソコンを見る姿勢も気をつけようと思いました!

首こり&肩こりで悩まれている方は、ぜひ上記のボート漕ぎ体操を試してみてください♪