トレーニング
2017年6月25日(日)に日本テレビ系列で放送された「所さんの目がテン!」のテーマは、「下半身筋トレの科学」でした。

今回の「所さんの目がテン!」では、「下半身の筋肉」にスポットライトを当てていました。


毎日を元気に過ごすために欠かせない要素のひとつが、下半身の筋肉量。

とくに高齢者の方は下半身の筋肉量が少ないと、寝たきりのリスクが高まってしまうので、健康を考えるうえで極めて重要な要素といえます。「老いは足から」とも聞きますしね。

とはいえ、下半身の筋肉量に不安があるのは高齢者だけでありません。じつは若い人の中にも下半身の筋肉が知らず知らずのうちに衰えてしまっている人も少なくないんだとか。


今回の「所さんの目がテン!」では、そんな下半身の筋肉に着目し、家でも簡単にできるトレーニング法をレクチャーしていました。

具体的には、「カラオケスクワット」を紹介していました。

特別お金をかけずとも、効率的に下半身の筋肉は鍛えられるというのがよくわかる内容でした♪

以下、番組内で取り上げられた「下半身の筋トレ法」を簡単にまとめましたので、ぜひ参考&実践してみてください!

ダンベル体操
下半身の筋トレ
下半身には、上半身より多い全身の6~7割の筋肉があるため、トレーニングで筋肉を増やしやすいという特徴があります。

下半身の筋肉量を増やせば、基礎代謝がアップし、太りにくい体になってくれます。


さらに大切なのが、体を支えるために一番重要な下半身は、年をとるとどんどん衰えていってしまう点。上半身と比べて、下半身の方が圧倒的に加齢で衰えてしまうんです。

衰えがひどい場合になると、将来的に寝たきりになってしまう可能性もあります。

じつは何もしなければ、下半身は20代から衰え始めてしまうんだとか。なので、20代から、しっかりと下半身の筋トレを行っていく必要性があるんです。


ただ、例えばウォーキングの距離を増やしたぐらいでは、下半身の筋肉量はそこまで増えてくれません。

下半身の筋肉を鍛えるためには、しっかりと負荷をかける筋トレをする必要があるんです。

番組では、効果的・効率的に下半身の筋肉を鍛える方法を紹介していました。



カラオケスクワット
もっとも効果的に下半身の筋肉を増やす方法が、スクワット。

スクワットと聞くと、きつくて続けられないイメージがありますが、番組では楽々できて続けられるスクワットのやり方がレクチャーされていました。

そのやり方とは、ずばり「カラオケスクワット」。じつは歌を歌いながらスクワットすると、無理なく楽にスクワットを続けることができちゃうんです!


まずはカラオケスクワットの前に、「正しいスクワット」のやり方を確認しておきます。

イスに座るような感じで体を前に倒してしゃがみ込みます。

立ち上がりの動作は、ひざの動き4、股関節の動き6といった割合で力を入れ、立ち上がります。

家で行う場合だと、机を持ちながらイスに座るような感じでスクワットを行えば、負荷が軽く転倒防止にもなり、安全に行えるとのこと。

よくやりがちなひざを前に突き出してしゃがむやり方だと、すぐにひざを痛めてしまうので要注意。



上記のスクワットの上げ下げのスピードですが、3秒かけてしゃがみ、3秒かけて元に戻すようにします。立ち上がった際にひざを伸ばしきらないようにするのもポイント。

このスローなペースでのスクワットを行ったあと、素早く5回スクワットし、今度は5秒ほど休み、また素早いスクワットを5回します。

スロー・クイック・休み・クイックを、自分の限界まで行うことで、下半身の筋肉を鍛えられます。


カラオケスクワットとは、上記のスロー・クイック・休み・クイックというスクワットを歌いながら行うというもの。

大きな声を出すと、興奮性が増して、力が強くなります。とくに疲労困憊のときに声を出すと、10%くらい強い力が出るのでおすすめとのこと。

ちなみにカラオケスクワットにぴったりの曲は「あずさ2号」や「時の流れに身をまかせ」とのこと。



さいごに
以上、番組内で取り上げられた「下半身の筋トレ法」の簡単なまとめでした。

きついイメージのあるスクワットも、「カラオケスクワット」なら無理なく行えるんですね~。

お金もかかりませんので、下半身をしっかりと鍛えたい方は、ぜひ行ってみてください♪