お化粧
2017年7月11日(火)にテレビ朝日系列で放送された「名医とつながる!たけしの家庭の医学」は「認知症を予防&血管の老化を止めるスペシャル」でした。

今回から「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」は生まれ変わり、「名医とつながる!たけしの家庭の医学」になりました。

番組バージョンアップ後の初めての放送は豪華3時間スペシャルで、認知症&血管という観点から、健康寿命を延ばす方法・ヒントを紹介していました。

この記事では、番組内でレクチャーされていた「悪玉物質のオステオポンチン」に関する情報をまとめています。


年を重ねるのに伴って進行してしまう「老化」。

それなりに長く生きていると、体力の減少や気力の減退などさまざまな場面で老いを実感する機会に出くわすことが多くなりますよね。

できることなら、いつまでも若々しく元気に過ごしたい。誰しもが願うことではないでしょうか。

「アンチエイジング」という言葉がもてはやされているのは、皆がいつまでも若い状態でありたいと思っている証拠ですよね。


今回番組では、最新研究という切り口から、「老化予防」と向き合っていました。

なんと最新研究が、全身の老化を進める悪玉物質を突き止めたんです。その悪玉物質とは「オステオポンチン」。

番組では、この「オステオポンチン」の正体をはじめ、この悪玉物質を減らす方法が紹介されていました。

以下、番組内で取り上げられた「悪玉物質・オステオポンチンを減らす方法」を簡単にまとめましたので、老化を止めたい方はぜひ参考にしてみてください!

指を指すドクター
全身の老化に抗う!
いつの間にか増えてしまっているシミやシワ。

シミやシワは、言うなれば「皮膚の老化」です。

それ以外にも、年を重ねると、蓄積されたコレステロールによって血管はデコボコに。これは言うなれば「血管の老化」。

そのほかにも、骨がスカスカでもろくなったり、髪が薄くなるなど、全身のありとあらゆる場所で同時多発的に老化は進行しています。

そんな老化に対して、なんとか抗いたいというのは、誰しも思うことですよね。


そんな老化の進行をストップできるかもしれないという夢のような研究が存在するんだとか。

今回番組では、その研究の現段階ででわかっていることを紹介していました。



オステオポンチン
老化に伴うシミやシワに始まり、動脈硬化、がん、認知症、骨粗しょう症といった症状・病気の誘因である悪玉物質が存在します。

その悪玉物質とは「オステオポンチン」。

じつは、オステオポンチンこそ、全身の老化を進めている犯人だとされています。

そもそもオステオポンチンとは、骨を作ったり、細菌を殺すのに必要なたんぱく質の一種。

ところが、これが過剰に分泌されると、全身に炎症を引き起こしてしまいます。オステオポンチンによる炎症は、目に見えない小さなもので、誰の体の中でも日々起きており、治ることはなく老化を進めてしまうものなんだとか。

なので、この悪玉物質を制御できれば、老化自体を遅らせることができるのでは、と期待されています。



オステオポンチンを減らす方法
オステオポンチンを減らす方法として、番組内でおすすめされていたのが3つのポイントに注目したもの。

そのポイントとは、①油、②ストレス、③腸内細菌の3つになります。



まず油。

食事の油を、動物性油からオリーブ油などの不飽和脂肪酸が多い油に変えると、オステオポンチンの減少が期待できます。



次いで、ストレス。

日々の生活の中で、できるだけストレスを溜めないことが重要とのこと。



最後が、腸内細菌。

発酵食品などを積極的に摂って、腸内細菌のバランスを整えると、オステオポンチンの減少が期待できるとのこと。



大切なのは、上記3つをあわせて実践すること。

3つを行うことで、免疫細胞の状態が改善され、オステオポンチンが減る可能性があるとのこと。



さいごに
以上、番組内で取り上げられた「悪玉物質・オステオポンチンを減らす方法」の簡単なまとめでした。

全身の老化を進行させる悪玉物質の「オステオポンチン」。

まだまだ研究途中の段階ですが、しっかりと老化の原因がわかっているというのが心強いですよね。

老化するスピードをできるだけゆるやかにしたい方は、ぜひ上記の方法を実践してみてください♪