高齢者
2017年8月22日(火)にテレビ朝日系列で放送された「名医とつながる!たけしの家庭の医学」は「腸漏れ&心臓やわらか物質&テロメアスペシャル」でした。

「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」が「名医とつながる!たけしの家庭の医学」になって4回目の放送。

今回番組が着目したのは、「腸」と「心臓」の健康、そして「健康長寿(テロメア)」の3つ。 この記事では、番組内でレクチャーされていた「テロメア」に関する情報をまとめています。


いつまでも元気に長生きしたいというのは、多くの人がもっている願望。

しかしその願望を打ち砕くのが「老化」です。

年を重ねるごとに、さまざまな箇所で老化を感じ取れるようになってしまいますよね。わかりやすいところでは肌にできるシミやシワ。ほかにも体の内側にある臓器も老化します。

当然臓器が老化し、本来の働きが十分に果たせなくなってしまうと、健康に大きなマイナスとなってしまいます。

今回「名医とつながる!たけしの家庭の医学」では、健康寿命を大きく左右させる全身の老化を止めるうえで有効だとされる最新研究が取り上げられていました。

全身の老化を止めるうえでポイントとなってくるのは、「身体の靴紐(テロメア)」。この身体の靴紐(テロメア)の長さが短いか長いかが、老化と深く関係しているとのこと。


以下、番組内でレクチャーされた「身体の靴紐・テロメアの長さを伸ばす・維持方法(全身の老化を止める方法)」を簡単にまとめました。

いつまでも若々しく元気に過ごしたい方は、ぜひ参考&実践してみてください!

医者
老化
老化といえばシミ・シワといったものがパッと思い浮かびますが、脳や足腰の筋肉など、生きていくうえで欠かせない部分も加齢によって老化が進み、健康寿命を短くしていってしまいます。

そんな厄介な老化を止めて、病を防ぎ寿命を延ばすうえで、現在医学界で注目されているのが「身体の中の靴紐」です。

誰もが身体の中に持っている靴紐。この靴紐に、全身の老化を止め、寿命を延ばす力が秘められていることが最新の研究でわかってきたとのこと。



身体の中の靴紐
人間の身体の細胞は全部で約60兆個あります。

1つの細胞には、靴紐が数多く並んでます。靴紐=テロメアは、染色体の末端にある部分になります。

この細胞内にあるテロメアが短くなると、病気になったり寿命が短くなると考えられています。


テロメアが短くなる理由は細胞分裂。テロメアは細胞分裂が繰り返し起こることで、徐々に短くなってしまうんです。

テロメアがこれ以上分裂できない長さまでくると、細胞分裂は行われなくなります。

すると新しい細胞が作られなくなってしまい、古い細胞だけが残り続けるので、結果老化が進んでしまうというわけ。

つまりテロメアが短くなることが、身体の老化を進める原因のひとつだと言えます。

テロメアが短くなることによる老化の先には、恐ろしい病気が待ち受けています。


たとえば、がん。

テロメアが短い人は、長い人よりもがんになるリスクが3~4倍高いという研究データがあります。

テロメアの短い・長いががんのなりやすさに影響していることが、医学的に見地から立証されつつあるとのこと。

テロメアの長さを長く保つことができれば、がんの発症リスクを下げられる、つまりがんの予防効果が期待できるというわけですね♪



さらにテロメアの長さは血管の健康にも影響しているんだとか。

テロメアが短くなることで動脈硬化が進みやすくなり、また動脈硬化が進むことでテロメアが短くなるという研究報告があるとのこと。

心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる病気の引き金となる動脈硬化。それを予防する1つの方法として、テロメアの長さを維持することが極めて重要だと考えられます。



また認知症にもテロメアの長さは関係しているとのこと。

テロメアが短いと脳機能が低下し、海馬が委縮しているという報告が近年されており、テロメアの長さが認知症のなりやすさや認知機能の低下と関係している可能性があるんだとか。

テロメアの長さを長く保てば、脳の萎縮をストップさせ、物忘れの予防になる可能性もあるというわけです。



テロメアの長さを伸ばす・維持する方法
テロメアの長さを維持するうえでは、「物事の考え方」がポイントになってきます。

ずばり、ポジティブ思考の人よりもネガティブ思考の人の方が、テロメアはより早く短くなる可能性があるとのこと。

物事をネガティブに捉えがちな人は、ポジティブな人よりストレスが多く、そのストレスがテロメアを短くするスピードを速めている可能性があると考えられています。


とくに危険なのが、まだ物事が起きていないにもかかわらず、悪い未来を先読みしてしまう悲観的な考え方をする人。

こういった悲観的な考え方をする人は、ふつうの人よりも長期にわたってストレスを感じてしまうことになるため、テロメアの長さにより強く悪影響を及ぼしていると考えられています。



マインドフルネス
とはいえ、すぐにネガティブ思考の人がポジティブ思考にはなれませんよね。

そこで有効なのが「マインドフルネス」。

マインドフルネスを行うと、テロメアを伸ばすたんぱく質が分泌すると期待されています。


マインドフルネスとは直訳すると、「心を満たす」。

具体的には、自分の呼吸を聞くこと。


やり方・方法は次のとおり。

まずは背筋をまっすぐにして座ります。座る場所はイスでも床でもOK。

そして目を閉じます。手は自分が楽に位置に置きます。

あとは普段通りに呼吸をするだけ。深呼吸などをする必要はありません。

この際、自分がしている呼吸の音を聞くようにします。とくに音がしなくても、聞こうとすることで、呼吸に意識を集中することができます。

雑念など気にせず、吸っている、吐いているといった自分の呼吸に意識を集中させます。


上記のことを1回3分間行えばOK。

毎日複数回行うのがおすすめとのこと。


マインドフルネスを行うと、ストレスが軽減されます。

ストレスが軽減させると、テロメアが短くなるスピードをゆるやかになる効果が期待できるとのこと。



さいごに
以上、番組内でレクチャーされた「身体の靴紐・テロメアの長さを伸ばす・維持する方法(全身の老化を止める方法)」の簡単なまとめでした。

私自身、この番組で初めて聞いたテロメア。健康寿命を考えるうえで、これから重要なキーワードになってきそうですね!

特別な道具など必要なく、短時間で行えるマインドフルネス。これでテロメアが短くなるスピードをゆるやかにできるなら、試さない手はないですよね!

結果的にさまざまな病気の予防にも効果が期待できるマインドフルネス。ぜひ実践してみてください♪