2017年8月29日(火)にテレビ朝日系列で放送された「林修の今でしょ!講座」は豪華3時間スペシャルで、長生きの秘訣がわかる特別講座を行っていました。
今回の「林修の今でしょ!講座」では、「長生きの秘訣」にスポットライトを当てていました。
多くの人が元気に長生きしたいと願っていますよね。
足腰もしっかりとしていて、頭も明瞭なまま老後をエンジョイできたらすばらしいと思います。
そんな健康長寿になるためのヒントが、今回の「林修の今でしょ!講座」で紹介されていました。
今回番組は、健康長寿1000人を調査し、いわゆるビッグデータを構築。そのビッグデータから長寿につながっている要素(生活習慣、食生活など)を抜き出し、紹介していました。
統計学&医学的な見地から導き出された「長生きの秘訣」はとても説得力があり、勉強になりました♪
以下、番組内でレクチャーされた「長生きの秘訣(食事編)」を簡単にまとめましたので、いつまでも元気に過ごしたい方はぜひ参考にしてみてください!
なんと健康長寿の約9割が発酵食品を日ごろから食べているという結果が、今回の調査で弾き出されたとのこと。
発酵食品が体に良いとされるポイントは3つあります。
まず1つ目が、栄養素がパワーアップしてくれる点。発酵過程で栄養素が数倍になることもあるんだとか!
次いで2つ目が、新栄養素が誕生する点。発酵する過程で、もともとその食材にはない栄養素が生まれてくれるのも発酵食品のメリットです。
最後3つ目が、栄養が吸収されやすくなる点。発酵食品には、消化に負担をかけず栄養素が吸収されやすいという特徴があります。
番組では、健康長寿がよく食べる発酵食品がランキング形式で紹介されていました。
▶味噌
第3位は「味噌」。
赤味噌に含まれている「メラノイジン」には、がんと戦う細胞を活性化する効果が期待できます。
一方白味噌は発酵の過程で「GABA」という成分ができ、これにはリラックス効果や血圧を下げる効果が期待できるとのこと。
赤味噌と白味噌で期待できる健康効果が異なるため、できれば両方食べた方が良いんだとか。
味噌は量よりも、少しずつこまめにとることが大事なので、朝昼晩ちょこちょこ食べるように心がけましょう!
▶納豆
第2位は「納豆」。
納豆にはビタミンK2というビタミンが非常に豊富。
骨の健康に欠かせないカルシウムが腸管から吸収されたあと、じつはビタミンK2がないと骨までカルシウムはいけません。つまり、ビタミンK2は、カルシウムを骨に届ける大切な栄養素というわけ。
健康寿命を縮める原因の骨粗しょう症の予防に、納豆はもってこいなんですね~。
また納豆の健康長寿効果に関する研究は近年さらに進み、新しいことが判ってきています。
そのひとつが老化防止効果。
体には「オートファジー」と呼ばれる細胞に溜まったゴミを再利用し、老化防止につながるシステムがあります。
納豆の中に含まれる「スペルミジン」には、このオートファジー(ゴミの再利用)を促進させる働きがあるので、納豆を食べる=老化防止効果が期待できるというわけ。
食べ合わせとしておすすめなのが「キムチ」。
納豆に入っている納豆菌と、キムチに入っている乳酸菌は相性抜群なんです。
これら2つをいっしょに食べると、乳酸菌のパワーがアップしてくれるとのこと♪
▶ヨーグルト
第1位は「ヨーグルト」。
ポイントはヨーグルトにたっぷり含まれている乳酸菌。
高齢期の健康にとって非常に重要なのが、腸内環境を整えること。腸の中の善玉菌が多い人はがんになりにくく、またインフルエンザなどさまざまな病気になりにくいという傾向があります。
ヨーグルトの乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果が期待できます! まさに長生きを考えるうえで欠かせない食品と言えそうですね。
食べ合わせとしておすすめなのが「バナナ」。
バナナに含まれるオリゴ糖と食物繊維は、善玉菌のエサになり、腸内環境の改善効果を高めてくれるとのこと。
健康なご長寿ほど、お肉を積極的に食べている傾向があるとのこと。
番組では、お肉と長寿の関係を深く掘り下げて解説していました。
ポイントは、お肉に多く含まれる良質なたんぱく質!
脳の血管はたんぱく質でできているため、積極的なたんぱく質の摂取は、脳の血管が脆くなり破れるのを防ぎ、ひいては脳出血や脳梗塞の予防につながっているとのこと。
お肉のたんぱく質は脳の血管にとっても重要なんですね~。
また免疫細胞もたんぱく質からできているので、お肉を食べて良質なたんぱく質を摂取することは、免疫力を上げることにもつながっているんだとか。
番組では、健康長寿がよく食べるお肉料理をランキング形式で紹介していました。
▶とんかつ
第3位は「とんかつ」。
豚肉には、糖をエネルギーに変えるビタミンB1がたっぷり含まれています。
ビタミンB1は水溶性のため、炒めると流出してしまうんですが、とんかつなら衣がビタミンB1の流出を防いでくれるので、栄養素を無駄なく摂取できるとのこと。
▶ステーキ
第2位は「ステーキ」
ステーキには、糖や脂肪の燃焼を助ける「Lカルニチン」が豊富に含有されているとのこと。
▶焼肉
第1位は「焼肉」。
焼肉は食べる部位によって摂れる栄養素が変わってきます。
おすすめは、ハラミ、ロース、カルビの3つ。
ハラミには良質はたんぱく質が含まれているほか、鉄分も豊富です。
さっぱりした味わいとやわらかい食感が人気のロース。ロースにはステーキと同様Lカルニチンが豊富で、体力&筋力アップに期待ができます。
焼肉の王道であるカルビには、「アラキドン酸」という成分があり、これは脳で幸せを感じる快楽物質に変わってくれるとのこと。
また焼肉を食べる際、タレに大根おろしを入れて食べるのがおすすめ。
大根に含まれるプロテアーゼがたんぱく質の分解を助け、消化力をアップしてくれます♪
大根のほか、コチュジャンもおすすめ。コチュジャンに含まれるカプサイシンは胃の粘液量を増やし、胃の粘膜を丈夫にしてくれるとのこと。
長生きのためには、発酵食品とお肉料理が大切なんですね~。
発酵食品が体に良いというのは知ってたんですが、お肉料理がここまで健康長寿と結びついていたとは驚きでした!
これまで魚料理が中心でしたが、これからは適度にお肉も食べていこうと思います。
元気に長生きしたい方は、ぜひ上記の情報を食生活改善に役立ててみてください(^^♪
今回の「林修の今でしょ!講座」では、「長生きの秘訣」にスポットライトを当てていました。
多くの人が元気に長生きしたいと願っていますよね。
足腰もしっかりとしていて、頭も明瞭なまま老後をエンジョイできたらすばらしいと思います。
そんな健康長寿になるためのヒントが、今回の「林修の今でしょ!講座」で紹介されていました。
今回番組は、健康長寿1000人を調査し、いわゆるビッグデータを構築。そのビッグデータから長寿につながっている要素(生活習慣、食生活など)を抜き出し、紹介していました。
統計学&医学的な見地から導き出された「長生きの秘訣」はとても説得力があり、勉強になりました♪
以下、番組内でレクチャーされた「長生きの秘訣(食事編)」を簡単にまとめましたので、いつまでも元気に過ごしたい方はぜひ参考にしてみてください!
発酵食品
長生き(健康長寿)と発酵食品の間には密接な関係があります。なんと健康長寿の約9割が発酵食品を日ごろから食べているという結果が、今回の調査で弾き出されたとのこと。
発酵食品が体に良いとされるポイントは3つあります。
まず1つ目が、栄養素がパワーアップしてくれる点。発酵過程で栄養素が数倍になることもあるんだとか!
次いで2つ目が、新栄養素が誕生する点。発酵する過程で、もともとその食材にはない栄養素が生まれてくれるのも発酵食品のメリットです。
最後3つ目が、栄養が吸収されやすくなる点。発酵食品には、消化に負担をかけず栄養素が吸収されやすいという特徴があります。
番組では、健康長寿がよく食べる発酵食品がランキング形式で紹介されていました。
▶味噌
第3位は「味噌」。
赤味噌に含まれている「メラノイジン」には、がんと戦う細胞を活性化する効果が期待できます。
一方白味噌は発酵の過程で「GABA」という成分ができ、これにはリラックス効果や血圧を下げる効果が期待できるとのこと。
赤味噌と白味噌で期待できる健康効果が異なるため、できれば両方食べた方が良いんだとか。
味噌は量よりも、少しずつこまめにとることが大事なので、朝昼晩ちょこちょこ食べるように心がけましょう!
▶納豆
第2位は「納豆」。
納豆にはビタミンK2というビタミンが非常に豊富。
骨の健康に欠かせないカルシウムが腸管から吸収されたあと、じつはビタミンK2がないと骨までカルシウムはいけません。つまり、ビタミンK2は、カルシウムを骨に届ける大切な栄養素というわけ。
健康寿命を縮める原因の骨粗しょう症の予防に、納豆はもってこいなんですね~。
また納豆の健康長寿効果に関する研究は近年さらに進み、新しいことが判ってきています。
そのひとつが老化防止効果。
体には「オートファジー」と呼ばれる細胞に溜まったゴミを再利用し、老化防止につながるシステムがあります。
納豆の中に含まれる「スペルミジン」には、このオートファジー(ゴミの再利用)を促進させる働きがあるので、納豆を食べる=老化防止効果が期待できるというわけ。
食べ合わせとしておすすめなのが「キムチ」。
納豆に入っている納豆菌と、キムチに入っている乳酸菌は相性抜群なんです。
これら2つをいっしょに食べると、乳酸菌のパワーがアップしてくれるとのこと♪
▶ヨーグルト
第1位は「ヨーグルト」。
ポイントはヨーグルトにたっぷり含まれている乳酸菌。
高齢期の健康にとって非常に重要なのが、腸内環境を整えること。腸の中の善玉菌が多い人はがんになりにくく、またインフルエンザなどさまざまな病気になりにくいという傾向があります。
ヨーグルトの乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果が期待できます! まさに長生きを考えるうえで欠かせない食品と言えそうですね。
食べ合わせとしておすすめなのが「バナナ」。
バナナに含まれるオリゴ糖と食物繊維は、善玉菌のエサになり、腸内環境の改善効果を高めてくれるとのこと。
お肉料理
お肉と長寿にも深い関係があります。健康なご長寿ほど、お肉を積極的に食べている傾向があるとのこと。
番組では、お肉と長寿の関係を深く掘り下げて解説していました。
ポイントは、お肉に多く含まれる良質なたんぱく質!
脳の血管はたんぱく質でできているため、積極的なたんぱく質の摂取は、脳の血管が脆くなり破れるのを防ぎ、ひいては脳出血や脳梗塞の予防につながっているとのこと。
お肉のたんぱく質は脳の血管にとっても重要なんですね~。
また免疫細胞もたんぱく質からできているので、お肉を食べて良質なたんぱく質を摂取することは、免疫力を上げることにもつながっているんだとか。
番組では、健康長寿がよく食べるお肉料理をランキング形式で紹介していました。
▶とんかつ
第3位は「とんかつ」。
豚肉には、糖をエネルギーに変えるビタミンB1がたっぷり含まれています。
ビタミンB1は水溶性のため、炒めると流出してしまうんですが、とんかつなら衣がビタミンB1の流出を防いでくれるので、栄養素を無駄なく摂取できるとのこと。
▶ステーキ
第2位は「ステーキ」
ステーキには、糖や脂肪の燃焼を助ける「Lカルニチン」が豊富に含有されているとのこと。
▶焼肉
第1位は「焼肉」。
焼肉は食べる部位によって摂れる栄養素が変わってきます。
おすすめは、ハラミ、ロース、カルビの3つ。
ハラミには良質はたんぱく質が含まれているほか、鉄分も豊富です。
さっぱりした味わいとやわらかい食感が人気のロース。ロースにはステーキと同様Lカルニチンが豊富で、体力&筋力アップに期待ができます。
焼肉の王道であるカルビには、「アラキドン酸」という成分があり、これは脳で幸せを感じる快楽物質に変わってくれるとのこと。
また焼肉を食べる際、タレに大根おろしを入れて食べるのがおすすめ。
大根に含まれるプロテアーゼがたんぱく質の分解を助け、消化力をアップしてくれます♪
大根のほか、コチュジャンもおすすめ。コチュジャンに含まれるカプサイシンは胃の粘液量を増やし、胃の粘膜を丈夫にしてくれるとのこと。
さいごに
以上、番組内でレクチャーされた「長生きの秘訣(食事編)」の簡単なまとめでした。長生きのためには、発酵食品とお肉料理が大切なんですね~。
発酵食品が体に良いというのは知ってたんですが、お肉料理がここまで健康長寿と結びついていたとは驚きでした!
これまで魚料理が中心でしたが、これからは適度にお肉も食べていこうと思います。
元気に長生きしたい方は、ぜひ上記の情報を食生活改善に役立ててみてください(^^♪