眼鏡をかけた女の子
2017年10月8日(日)にTBSテレビ系列で放送された「健康カプセル!ゲンキの時間」のテーマは、「~重い!かすむ!乾く!とオサラバ~疲れ目・眼精疲労スッキリ解消!」でした。

今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」がスポットライトを当てていたのは、「疲れ目(眼精疲労)」。


現代社会はなにかと目に疲れを覚える場面が多いですよね。

たとえば事務仕事。今現在の事務仕事といえば、たいていパソコンを使って行います。パソコンを長時間眺めていると、目がしばしばしてきますよね~。

事務仕事だけでなくパソコンはさまざま仕事で使用されていますので、目の疲れに悩まされている方は非常に多いと思われます。目薬が手放せないという方も、少なくないのではないでしょうか。

また、現代社会での疲れ目・眼精疲労を考える際に外せないのがスマホ。

スマホは電話やメールだけでなく、インターネット使用、ゲーム、カメラ、読書、スケジュール管理などなど、さまざまな使い方がされています。必然的にスマホを見る時間も多くなってきます。小さな画面を長い時間覗き込むことになるわけですから、目にかかる負担も当然大きくなります。


疲れ目・眼精疲労のリスクにさらされている現代社会。

じつは疲れ目は、かすみ目や充血を招くだけでなく、頭痛や肩こり、イライラなどといった全身の不調にもつながることがあるんだとか。

疲れ目というよく聞く言葉だからと言って、決して軽視してはいけない存在なんですね。


今回の「健康カプセル!ゲンキの時間」では、そんな疲れ目・眼精疲労の解消法&改善法が紹介されていました。

以下、そのやり方・方法を簡単にまとめましたので、目に疲れを覚えている方は、ぜひ参考&実践してみてください♪

医者
疲れ目の原因
疲れ目の主な症状としては、目が重い、痛い、かすむ、ショボショボする、まぶたがピクピクするといったものが挙げられます。

疲れ目、すなわち目が疲れてしまう原因は、目の焦点を合わせる筋肉である「毛様体筋」が凝ってしまうため。

毛様体筋が緊張することで目の疲れは引き起こされ、毛様体筋の緊張は近くの物を見ることで大きくなります。

つまり近くの物を見ている時間が長ければ長いほど、目に疲れが溜まってしまうというわけ。



スマホの要注意!
そのため、スマホを長時間見ていると目が疲れてしまうんですね。

加えてスマホはバックライトによって照らされています。このバックライト、人間の目では確認できないほど短時間の内に明暗を繰り返して明るさを調節しています。このバックライトに対して目の筋肉はうまく対応しきれないため、負担がかかり疲れてしまうとのこと。


またスマホを長時間使っていると、ドライアイの原因にもなります。

ドライアイとは、涙の不足や質の低下によって目の表面が乾く症状のこと。ドライアイになると、見え方に補正をかけようとするため、目の筋肉が緊張し、それが疲れにつながってしまいます。

スマホを長く使っているとまばたきの回数が減ります。これがドライアイのリスクになっているんだとか。



疲れ目の改善法・解消法
疲れ目の対策としては、近くの物から適度に目線を外すことが重要。

スマホなどを見ている際、適度な休憩を挟むことで、目の疲れ方は大幅に変わってくるんだとか。

連続で近くを見続けるのではなく、休憩を挟むことが大切で、目の筋肉の緊張具合に大きな違いが出てくるんですね。

スマホの場合は、15分ごとに1分程度の休憩を挟むと良いとのこと。


ガムを噛むことも、疲れ目対策には有効。

ガムを噛むことで、目の周りの血流が上昇します。すると筋肉がほぐされ、疲れ目の改善につながるとされています。白目の血流が70%アップしたという研究結果もあるんだとか。

ほかに、蒸しタオルを目の上に乗せるのも効果的。約40℃に温めたタオルを、3分ほど目の上に乗せると、疲れ目改善につながるとのこと。



また、度数の合っていないメガネやコンタクトレンズを使用していることも目の疲れにつながっています。度数が合っているか、チェックしてみましょう。

加えて要注意なのが老眼。老眼に気づかずに生活をしていると、目が疲れやすくなってしまいます。

疲れ目に悩む方は、健康診断と同じように1年に1回は眼科で検査するのがおすすめとのこと。



さいごに
以上、番組内でレクチャーされた「疲れ目・眼精疲労の解消法&改善法」の簡単なまとめでした。

パソコンやスマホの使い過ぎが目の疲れや眼精疲労の引き金になっていますが、かといってパソコン・スマホを使わないわけにはいきませんよね。

これらを使いつつ目に負担をかけないためにも、しっかりと疲れ目・眼精疲労のための対策(改善法・解消法)を行っていく必要があります。

目が疲れやすいという実感がある方は、ぜひ上記の改善法・解消法を行ってみてください!