2018年2月11日(日)にTBSテレビ系列で放送された「健康カプセル!ゲンキの時間」のテーマは、「~静電気も原因だった!?~冬のかゆみ&乾燥肌対策」でした。
今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」がスポットライトを当てていたのは、「冬のかゆみ・乾燥肌の対策法」。
まだまだ日本全国的に厳しい冷え込みが続いており、冬が終わるまではまだもう少しかかりそうですね。
冬は単純にその寒さがつらいということもありますが、その寒さ&乾いた気候によって引き起こされる冬のかゆみや乾燥肌も非常に厄介!
肌にかゆみがあると、どうしてもそのかゆみを吹っ飛ばすためにかきむしってしまいますよね。かきむしると、かゆみは和らぐものの、かいた部分はかさかさに…。粉が吹いたような肌(粉ふき肌)は見た目的によろしくありませんよね~。
また女性の方は、乾燥肌だとお化粧のノリがいまいちなのが嫌ですよね。お化粧がばしっと決まらないと、その日一日が憂鬱になってしまいます。
冬のトラブルの代表格であるかゆみ&乾燥肌。
今回の「健康カプセル!ゲンキの時間」では、そんなかゆみ・乾燥肌の有効な対策法を取り上げていました。
入浴法やふだん着ている服などを工夫すると、かゆみ・乾燥肌対策になるんだとか♪
以下、番組内でレクチャーされた「冬のかゆみ・乾燥肌の対策法」を簡単にまとめましたので、今現在まさに粉ふき肌に悩んでいる方は、参考&実践してみてください!
そもそも、なぜ冬になると肌がかゆくなり、乾いてくるのでしょうか。
ポイントは冬の気候。
冬になると、空気が乾燥して湿度が低くなります。すると、身体の中の水分がどんどん蒸発して、肌がカサカサに乾燥していってしまうんです。するとかゆくなってしまいます。
潤っておる肌はきめ細かく、拡大すると三角形を形づくっているんですが、乾燥はそのきめ細やかさを壊してしまうんだとか。
健康な肌は細胞同士がしっかりとくっついています。これをバリア構造といい、この構造が保たれている肌は雑菌が入りにくく、また体内の水分も蒸発しにくいという特徴があります。
しかしそれに対して乾燥肌は、バリア構造が崩れ、異物がどんどん中に入ってきますし、水分もどんどん蒸発していってしまうというわけ。乾燥肌は、言うなれば田んぼの水が干からびた状態なんです。
肌が乾燥すると角質層などが壊れ、神経が皮膚の表面近くまで伸びてきます。この伸びた神経は「C繊維」と呼ばれ、皮膚に加わる刺激に非常に敏感。その結果かゆみを感じやすくなってしまいます。これが乾燥肌だとかゆみを感じやすい理由。
かゆみを感じるということは、皮膚のバリアが壊れているということ。早急な対処が必要です。
とは言え、肌の水分量・皮脂量は加齢とともに減っていくのが自然。
しかし年齢のせいだと諦めてしまうのは早いです。しっかりとした正しいスキンケアを行えば、年を重ねても水分量の多い健康的な肌でいられます!
番組では、その対策法がわかりやすく解説されていました。
▶お風呂の入り方
潤いを保つうえで大切なのが、皮脂膜とその下にある角膜層。
この膜と層で水分と皮脂を守ることができるんですが、お風呂に入ったときに、肌をゴシゴシ力強くこすってしまうと、この大切な角膜層がなくなってしまうんです。
肌の潤いキープのためには、ゴシゴシ洗いは厳禁! ナイロンタオルでゴシゴシ洗うのは、皮膚表面の大切なものをどんどんそぎ落としていることになります。
肌の乾燥を防ぎ、かゆみを撃退するには、手に直接石鹸をつけ、それで軽く洗うのがコツ。石鹸で洗うのは週に2~3回でOKとのこと。
ただし、頭・顔・脇の下・足・局部など汚れがたまりやすい部分は毎日石鹸で洗うようにしましょう。
また、湯船に浸かる際、その温度も重要です。
熱いお湯に入ると、皮脂膜が溶け出してしまうので要注意!
熱すぎるお湯は避け、お風呂から上がったらすぐに保湿剤を塗るようにこころがけましょう。
▶かゆみ対策
かゆみを一時的に抑えるには、「かく」のではなく「冷やす」のが有効。
冷やすと神経の伝達速度が遅くなり、一時的にかゆみを抑えられます。
冷やしたあと、軟膏や保湿剤を塗るのもお忘れなく!
▶静電気もかゆみの原因
肌が静電気を帯びているとC繊維を刺激し、かゆみを悪化させてしまいます。
すなわち、静電気をためないことがかゆみ対策になるというわけ。
静電気対策としては、身に着けているものに注意しましょう。
まず履き物ですが、ゴム製はNG。ゴムは電気を通しにくい素材。ゴム製の靴やサンダルを履いていると電気の逃げ場がないため、体に電気がたまりやすいとのこと。
ゴム以外の履き物なら、静電気は床や地面から逃げていってくれるんだとか。
また、肌着の素材も重要。
肌着は綿類がベスト。化学繊維のものは静電気を起こしやすいとのこと。
▶食べ物
かゆみがある際は、「ヒスタミン」というかゆみの原因となる成分を含んだココアやチョコレート、コーヒー、ほうれん草などは控えるようにしましょう。
かゆみがあるときにヒスタミンを含む食べ物を摂取すると、かゆみが助長されてしまいます。
以上、番組内でレクチャーされた「冬のかゆみ・乾燥肌の対策法」の簡単なまとめでした。
お風呂の入り方・服装・食べ物と、いろんな観点から解説された冬のかゆみ・乾燥肌対策、非常に参考になりましたね~。
過剰な体の洗いすぎは、お肌の健康のためにはNG。これは注意しなきゃですね!
粉ふき肌に悩んでいる方は、ぜひ上記の対策法を実践してみてください♪
今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」がスポットライトを当てていたのは、「冬のかゆみ・乾燥肌の対策法」。
まだまだ日本全国的に厳しい冷え込みが続いており、冬が終わるまではまだもう少しかかりそうですね。
冬は単純にその寒さがつらいということもありますが、その寒さ&乾いた気候によって引き起こされる冬のかゆみや乾燥肌も非常に厄介!
肌にかゆみがあると、どうしてもそのかゆみを吹っ飛ばすためにかきむしってしまいますよね。かきむしると、かゆみは和らぐものの、かいた部分はかさかさに…。粉が吹いたような肌(粉ふき肌)は見た目的によろしくありませんよね~。
また女性の方は、乾燥肌だとお化粧のノリがいまいちなのが嫌ですよね。お化粧がばしっと決まらないと、その日一日が憂鬱になってしまいます。
冬のトラブルの代表格であるかゆみ&乾燥肌。
今回の「健康カプセル!ゲンキの時間」では、そんなかゆみ・乾燥肌の有効な対策法を取り上げていました。
入浴法やふだん着ている服などを工夫すると、かゆみ・乾燥肌対策になるんだとか♪
以下、番組内でレクチャーされた「冬のかゆみ・乾燥肌の対策法」を簡単にまとめましたので、今現在まさに粉ふき肌に悩んでいる方は、参考&実践してみてください!
乾燥肌とは…
ポイントは冬の気候。
冬になると、空気が乾燥して湿度が低くなります。すると、身体の中の水分がどんどん蒸発して、肌がカサカサに乾燥していってしまうんです。するとかゆくなってしまいます。
潤っておる肌はきめ細かく、拡大すると三角形を形づくっているんですが、乾燥はそのきめ細やかさを壊してしまうんだとか。
健康な肌は細胞同士がしっかりとくっついています。これをバリア構造といい、この構造が保たれている肌は雑菌が入りにくく、また体内の水分も蒸発しにくいという特徴があります。
しかしそれに対して乾燥肌は、バリア構造が崩れ、異物がどんどん中に入ってきますし、水分もどんどん蒸発していってしまうというわけ。乾燥肌は、言うなれば田んぼの水が干からびた状態なんです。
肌が乾燥すると角質層などが壊れ、神経が皮膚の表面近くまで伸びてきます。この伸びた神経は「C繊維」と呼ばれ、皮膚に加わる刺激に非常に敏感。その結果かゆみを感じやすくなってしまいます。これが乾燥肌だとかゆみを感じやすい理由。
かゆみを感じるということは、皮膚のバリアが壊れているということ。早急な対処が必要です。
かゆみ・乾燥肌の対策法
しかし年齢のせいだと諦めてしまうのは早いです。しっかりとした正しいスキンケアを行えば、年を重ねても水分量の多い健康的な肌でいられます!
番組では、その対策法がわかりやすく解説されていました。
▶お風呂の入り方
潤いを保つうえで大切なのが、皮脂膜とその下にある角膜層。
この膜と層で水分と皮脂を守ることができるんですが、お風呂に入ったときに、肌をゴシゴシ力強くこすってしまうと、この大切な角膜層がなくなってしまうんです。
肌の潤いキープのためには、ゴシゴシ洗いは厳禁! ナイロンタオルでゴシゴシ洗うのは、皮膚表面の大切なものをどんどんそぎ落としていることになります。
肌の乾燥を防ぎ、かゆみを撃退するには、手に直接石鹸をつけ、それで軽く洗うのがコツ。石鹸で洗うのは週に2~3回でOKとのこと。
ただし、頭・顔・脇の下・足・局部など汚れがたまりやすい部分は毎日石鹸で洗うようにしましょう。
また、湯船に浸かる際、その温度も重要です。
熱いお湯に入ると、皮脂膜が溶け出してしまうので要注意!
熱すぎるお湯は避け、お風呂から上がったらすぐに保湿剤を塗るようにこころがけましょう。
▶かゆみ対策
かゆみを一時的に抑えるには、「かく」のではなく「冷やす」のが有効。
冷やすと神経の伝達速度が遅くなり、一時的にかゆみを抑えられます。
冷やしたあと、軟膏や保湿剤を塗るのもお忘れなく!
▶静電気もかゆみの原因
肌が静電気を帯びているとC繊維を刺激し、かゆみを悪化させてしまいます。
すなわち、静電気をためないことがかゆみ対策になるというわけ。
静電気対策としては、身に着けているものに注意しましょう。
まず履き物ですが、ゴム製はNG。ゴムは電気を通しにくい素材。ゴム製の靴やサンダルを履いていると電気の逃げ場がないため、体に電気がたまりやすいとのこと。
ゴム以外の履き物なら、静電気は床や地面から逃げていってくれるんだとか。
また、肌着の素材も重要。
肌着は綿類がベスト。化学繊維のものは静電気を起こしやすいとのこと。
▶食べ物
かゆみがある際は、「ヒスタミン」というかゆみの原因となる成分を含んだココアやチョコレート、コーヒー、ほうれん草などは控えるようにしましょう。
かゆみがあるときにヒスタミンを含む食べ物を摂取すると、かゆみが助長されてしまいます。
さいごに
お風呂の入り方・服装・食べ物と、いろんな観点から解説された冬のかゆみ・乾燥肌対策、非常に参考になりましたね~。
過剰な体の洗いすぎは、お肌の健康のためにはNG。これは注意しなきゃですね!
粉ふき肌に悩んでいる方は、ぜひ上記の対策法を実践してみてください♪