考える
2018年4月11日(水)に、テレビ東京系列で放送された「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~」の中で、「効果的・効率的な乳酸菌の摂り方」が紹介されていました。

日常で使える豆知識やライフハックを取り上げている「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~」。今回は「乳酸菌の摂り方」にスポットライトを当てていました。


人の健康維持に欠かせないのが、体内にたくさんいる免疫細胞。

体内に侵入してきた細菌やウイルスを撃退してくれる頼もしい免疫細胞ですが、そのほとんどが腸内に存在しています。

そのため、腸内環境を常に健康に保っておくことが非常に大切になってきます。腸内環境が整っていると、免疫細胞の働きも活発になり、あらゆる病気の予防効果が期待できます。

で、腸内環境を整えるうえで大切なのは、言うまでもなく「食べ物」。

よく発酵食品が腸に良いというのを耳にしますが、これは発酵食品に多く含有されている乳酸菌が腸内で働き、腸内環境を改善してくれるためです。

乳酸菌を多く含む食品の代表格といえばヨーグルトですが、じつはその食べ方が非常に重要。どう食べるかで、体内で働く乳酸菌のパワーに差が生じるんです!


今回の「ソレダメ!」では、「効果的・効率的な乳酸菌の摂り方」が紹介されていました。乳酸菌を取る際の注意点やコツがわかりやすくレクチャーされており、とっても参考になりました。

以下、その情報を簡単にまとめましたので、ぜひ実践してみてください♪

ヨーグルト

効果的・効率的な乳酸菌の摂り方

▶ヨーグルトを食べるタイミング
乳酸菌が含まれる一番身近な食品といえば、もちろんヨーグルト。

ヨーグルトには1ml当たりに1000万個の生きた乳酸菌が含まれています。これは法令で定められていることなので、どのヨーグルトでも同じ。

たっぷりの乳酸菌を摂取できるヨーグルトですが、食べるタイミングが非常に重要!

ずばり、ヨーグルトは食後に食べるようにしましょう。

食前に食べてしまうと、胃の中で乳酸菌はほとんど死んでしまいます。空腹時の胃酸は強いので、それにやられてしまうとのこと。

食後は胃酸が薄まっているので、このタイミングでヨーグルト食べれば、乳酸菌を生きたまま腸に届けることができます。

元気な乳酸菌が腸に届けば、便秘の原因になる悪玉菌を効率よくやっつけてくれるので、便秘の解消につながるとのこと。ちなみに食べる目安は1日100g。



▶食べ合わせを工夫する
ヨーグルトは、食べあわせを工夫すると、乳酸菌の働きがパワーアップします。

ずばり、乳酸菌は食物繊維といっしょに食べるのが吉♪

そこでおすすめなのが、ヨーグルトとドライフルーツを合わせて食べること。

生のフルーツよりもドライフルーツの方が断然食物繊維が多いんです。ドライフルーツは水分が抜けているので、生で食べるよりも少量で食物繊維を多く摂れるわけですね。

とくにヨーグルトと合わせるのに良いドライフルーツがブルーベリー。ドライブルーべリーの食物繊維の含有量は圧倒的なんだとか!



▶口内乳酸菌に注目
じつは乳酸菌が働くのは腸内だけではありません。

なんと口内でも乳酸菌は働き、悪玉菌をやっつけてくれているんです!

乳酸菌は口の中にも存在し、口内環境を良くしたり、歯周病予防などにつながっています。口内乳酸菌を増やすこと=健康というわけ。

乳酸菌には吸着力があるため、食後30分経てば歯磨きをしても流れていかないとのこと。

なので口内に乳酸菌を残すためにも、歯磨きは最低でも食事をしてから30分後にしましょう♪



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「効果的・効率的な乳酸菌の摂り方」の簡単なまとめでした。

ヨーグルトを食べるタイミングと食べ合わせに関しては知っていたんですが、口内にも乳酸菌がいるというのは初耳で驚きました!

しかも口内乳酸菌の働きは超重要。これを逃すのはもったいないですよね。

効果的・効率的に乳酸菌を摂取したい方は、上記3つのポイントに注意してみてください♪