お年寄り
2018年6月12日(火)にテレビ朝日系列で放送された「名医とつながる!たけしの家庭の医学」は「免疫力アップ&腰痛・ひざ痛・不眠解消スペシャル」でした。

「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」をリニューアルする形で始まった「名医とつながる!たけしの家庭の医学」。毎回いろんな健康情報を紹介してくれています。

今回番組が着目したのは、「免疫力を上げる方法」と「不眠症の改善法」、「腰痛・ひざ痛の新原因と解消法」の3つ。 この記事では、番組内でレクチャーされていた「腰痛・ひざ痛の新原因と解消法」に関する情報をまとめています。


年を重ねるにつれて、身体のさまざまなところに不調・不具合が出てきます。

長年酷使し続けてきた身体のどこかしらに不調・不具合が出てくるのはある意味で致し方ありませんが、腰やひざに痛みが出ると、身体のパフォーマンスが一気に下がってしまいます。

腰痛やひざ痛があると、どうしても身体を動かすのが億劫になってしまいますよね。で、身体を動かさないと筋肉はどんどん痩せていき、最悪の場合「寝たきり」の誘因になるケースも否定できません。非常に恐ろしい。


今回の「名医とつながる!たけしの家庭の医学」では、そんな怖い腰痛・ひざ痛に着目。

長引く腰痛・ひざ痛の新原因が、近年の研究で判明したとのこと!

番組では、その腰痛・ひざ痛の新原因と解消法を取り上げていました。以下、そのやり方・方法を簡単にまとめましたので、ぜひ参考&実践してみてください♪

カルテを書くドクター

股関節の痛みが腰痛・ひざ痛に関係

全国で約3000万人が患っているとされる腰痛。そして約2000万人が患っているとされるひざ痛。

どちらもなかなか原因がわからず、長年悩んでいる人が多い二代症状ですよね。

しかし、そんななかなか治らない腰痛・ひざ痛の患者さんに朗報が! 近年の研究で、ひざ痛・腰痛の新原因が特定され、その解消法も導き出されたんです♪


長引く腰痛・ひざ痛を引き起こす新原因とは、「股関節」。股関節とは、太ももと骨盤をつなぐ部分。

股関節の異常からくる腰痛・ひざ痛かどうかを見分ける方法があります。

片足で立ったとき、お尻を見ると、正常な人の場合、足をしっかりあげるとともに、上げた方のお尻があがるのがふつう。ところが、股関節に異常があると、足がしっかり上がらず、お尻も下がったままになるんだとか。

足が上がらずお尻も下がったままの人は、股関節由来のひざ痛・腰痛の可能性があります。



ジグリング

股関節に炎症が発生し、その痛みを腰・ひざの痛みと誤ってしまう可能性があるとのこと。これが股関節由来の腰痛・ひざ痛になります。


大腿骨の球状の部分を覆うように骨盤とつながっている股関節。

そんな股関節に異常が起こる原因は、間にある軟骨に大きな負荷がかかるためだと考えられています。

股関節の軟骨がすり減ると、すき間が狭くなり、その結果炎症が起こり、痛みが出てきます。その痛みが筋肉や神経によって密接につながっているひざや腰の痛みとして誤って感じられるというわけ。


股関節由来の腰痛・ひざ痛は、すり減った軟骨を改善すると良くなります。

従来、すり減ってしまった軟骨は再生しないと考えられてきましたが、近年の研究で簡単に再生できることがわかりました。その方法とは「ジグリング」。

ジグリングとは、貧乏ゆすりのように足を小刻みに動かす動作のこと。

貧乏ゆすりを行うと、股関節が動き、関節液から栄養成分が流入します。すると軟骨の成長が促され、やがて再生するんだとか!



ジグリングのやり方

ジグリングのやり方は以下のとおり。

足を90度に曲げた状態でイスに座り、かかとを上下させ、股関節を動かすだけ。

両足同時でも交互でもOK。1日2時間以上行うと、効果が期待できるとのこと。


股関節由来=股関節の軟骨のすり減りが原因の腰痛・ひざ痛に悩まされている方は、ぜひジグリングを実践してみてください。

症状にもよりますが、だいたい10日ほどで痛みの改善が期待できるとのこと。



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「腰痛・ひざ痛の新原因と解消法(ジグリングのやり方)」の簡単なまとめでした。

腰が痛い、あるいはひざが痛いとなったら、腰やひざに直接痛みの原因があると考えるのがふつうだと思うんですが、実際はまったく違う場所に原因があるとは意外で驚きました!

すり減った軟骨を再生できる「ジグリング」は目からウロコで、充実した番組内容でした。

ひどい腰痛・ひざ痛に悩まされている方は、ぜひ上記の解消法・改善法を試してみてください♪