お年寄り
2018年8月11日(土)に、TBSテレビ系列で放送された「ジョブチューン」は、「病気を予防する食べ物スペシャル!」が紹介されていました。

毎回さまざまな業界の裏話やぶっちゃけ話にメスを入れ、いろんな情報を提供してくれる「ジョブチューン」。

今回は、中高年や高齢者が心配している体の不調や病気にスポットライトを当て、それらを予防するのに効果が期待できる食べ物を取り上げていました。


取り上げられた体の不調・病気の中に「認知症」がありました。

脳の神経細胞に障害が起き、記憶力や思考力が低下し、日常生活に支障をきたす認知症。現在、患者数は520万人いると言われており、まさに国民病のひとつです。

近年では、40・50代で発生する若年性認知症の患者数も増加傾向にあり、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると言われています。


今回の「ジョブチューン」では、そんな恐ろしい認知症に着目し、その予防効果が期待できる食べ物&飲み物をレクチャーしていました。

以下、その内容を簡単にまとめましたので、いつまでもクリアな頭で元気に人生を歩んでいきたい方は、ぜひ参考&実践してみてください!

飲み会

認知症の主な原因

認知症は、脳にシミができることで起こると考えられています。

このシミはアミロイドβと呼ばれ、年を重ねるにつれて脳内でたくさんできてきます。

とくに記憶を司る海馬という部分にシミができると、記憶機能が低下し、認知症になってしまうとのこと。

逆に言えば、このシミの増加を抑えることができれば、認知症の発症リスクを低く抑えられるということ。

今回番組では、認知症の原因である脳のシミを抑える食べ物&飲み物を紹介していました!



カマンベールチーズ&赤ワイン&ビール

その食べ物&飲み物とは、ずばり「カマンベールチーズ」と「赤ワイン(ビール)」です。


ポイントとなるのは、カマンベールチーズに含まれる「オレイン酸アミド」と「デヒドロエルゴステロール」という2つの成分。

この2つの成分には、脳のシミが増えるのを抑える作用があると言われており、その効果は東京大学の実験によって、しっかりと裏付けがなされているとのこと。

チーズの種類は非常に多いですが、中でもおすすめなのがカマンベールチーズ。

重要なのはカマンベールチーズ特有の白カビ。じつは上記の2つの成分は、白カビによって発酵する過程で生まれます。そのため、白カビが発酵させているカマンベールチーズには、2つの成分がたっぷりふんだんに含まれているというわけ。

ちなみに食べる量ですが、1日1~2切れほどでOKとのこと。



さらにカマンベールチーズと合わせて赤ワインを2、3杯飲むと、より高い認知症予防効果が望めます!

じつは、ワインを1日数杯飲む人は、ワインを飲まない人と比べて、認知症の発症リスクがなんと5分の1になるという研究データがあるんです。

また最新の研究で、ビールにも赤ワインと同じような認知症予防の効果が期待できることが判ってきました。東京大学の研究によると、ビールの苦味成分に認知症の予防効果があるとのこと。

ただしビールの飲み過ぎは厳禁。1日1缶が目安になります。



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「認知症予防の効果が期待できる食べ物&飲み物」の簡単なまとめでした。

チーズに赤ワインって完全に嗜好品ですが、これで将来的に認知症になるリスクを下げられるというのは嬉しいですよね~。

認知症は健康寿命を縮める大敵。そんな怖い認知症に対して今からしっかりと予防線を張っていきたい方は、ぜひカマンベールチーズ&赤ワイン(ビール)を摂取するように心がけてみてください♪