聴診器をあてるドクター
2018年11月3日(土)に日本テレビ系列で放送された「世界一受けたい授業」で、「心臓病(動脈硬化)の予防法」を取り上げていた授業がありました。

今回の「世界一受けたい授業」がスポットライトを当てたのは、「心臓病(動脈硬化)」。


今回番組では、「8大名医が警鐘を鳴らす8つの病気」と題し、授業を行っていました。

現代人を悩ませる看過できない病気を8つ取り上げ、それらを引き起こす原因(生活習慣)と予防法がわかりやすくまとめられていました。

この記事では、番組内でレクチャーされた「心臓病(動脈硬化)の予防法」についてまとめています。


心臓は、私たちの身体に酸素や栄養分を送り出す極めて重要な臓器。

そんな心臓にまつわる重篤な病気といえば、やはり「心臓病」ですよね。この心臓病を引き起こす主な原因と言われているのが「動脈硬化」。

今回番組では、そんな心臓病を引き起こすトリガーになりかねない危険因子の「動脈硬化」を起こさせない、すなわち予防する方法が紹介されていました。

以下、その内容を簡単にまとめましたので、ぜひ参考&実践してみてください♪

緑茶

動脈硬化の恐怖

そもそも動脈硬化とは、血管の壁にコレステロールなどが溜まり、血液の流れが悪くなった状態を指します。

最悪の場合、血管が破裂し、命の効きに直結してしまう、非常に恐ろしい状態です。


動脈硬化のなりやすさには男女で差があります。

ずばり、女性よりも男性の方がなりやすいんです。

40歳以下の男女の場合だと、男性は女性よりも動脈硬化のリスクが4倍も高いんです。

これは、男性が女性よりも、女性ホルモンの「エストロゲン」が少ないため。エストロゲンは血管をしなやかにする作用をもっているんですが、男性はエストロゲンの恩恵をあまり受けれないため、血管が硬くなる動脈硬化になりやすいんだとか。



おでこのシワに着目!

また、近年の研究で、おでこのシワと動脈硬化には、非常に深い関係性があることが判明しました。

フランスのトゥールーズ大学の研究によると、おでこのシワが深いと心臓病の危険性が10倍も跳ね上がってしまうとのこと。

シワと動脈硬化、どちらも酸化ストレスが関係すると考えられています。

つまり、おでこのシワは動脈硬化の目印かもしれない、と考えられているわけです。

おでこに深いシワがある方は、十分注意しましょう!



心臓病の予防法

近年の研究で、「緑茶」が心臓病の予防にとてもいいというのが判明しました。


イギリスのランカスター大学とリーズ大学の研究で、緑茶の苦味成分である「カテキン」は、動脈硬化を引き起こす血管内のたんぱく質を減少させることがわかったとのこと。

さらに、東北大学の研究によると、緑茶をほとんど飲まない人に比べ、緑茶を1日5杯以上飲む人は心臓病での死亡率が、男性で22%減、女性だと31%減となることがわかったとのこと。


動脈硬化由来の心臓病の予防には緑茶が良い、ということですね♪

心臓をいつまでも元気に保ちたい方は、積極的に緑茶を飲むように心がけましょう!



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「心臓病(動脈硬化)の予防法」の簡単なまとめでした。

心臓は命の源。ここがしっかりと動いていないと、私たちは生きていけません。なので、心臓の健康には十分すぎるくらい気をつけなければいけませんよね。

身近な飲み物である緑茶に、心臓病の予防効果が期待できるというのは朗報♪

日ごろの水分補給時や食事のときなど、積極的に緑茶を飲むようにしていきたいですね!