さんま
2018年12月18日(火)にTBSテレビ系列で放送された「この差って何ですか?」では、さまざまな興味深い世の中の差が取り上げられていました。

その中に、「解凍サンマと生サンマの違い」を取り上げているコーナーがありました。


サンマといえば、秋に旬を迎える青魚。

もうすっかり旬は過ぎてしまいましたが、今もスーパーに行けば生サンマが販売されていますよね。

で、その生サンマと同じくスーパーのお魚コーナーで売られているのが冷凍サンマ。

同じサンマですが、一方は生で、もう一方は冷凍。しかもお値段もだいたい一緒ですよね。果たしてこの両方の間にはどんな違いがあって、どっちがおいしいのか。考えを巡らせた方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。

その疑問に対して、今回の「この差って何ですか?」がビシッと答えを出してくれました♪

以下、番組内でレクチャーされた「解凍サンマと生サンマの違い」を簡単にまとめましたので、サンマを買う際の参考にしてみてください!

フライパンを使う女の子

冷凍サンマと生サンマの違い

今ぐらいの時期になると、解凍サンマの方が脂がのっているのでおいしいと感じる人が多いんです。


番組では、本当に脂ののり具合に差が出るか、同じ大きさの冷凍サンマと生サンマを切り、その断面を比較していました。

すると生サンマの方は皮と身の間にある脂の層が薄いのに対し、解凍サンマの方は脂の層が分厚い状態でした。解凍の方が脂がのっているということですね。


毎年8~9月になると、サンマはエサを求めて北海道近海へとやってきます。

そこで栄養を蓄え、まるまると太ったサンマになるんですが、実は今の時期にスーパーの店頭に並んでいる冷凍サンマは、このまるまる太ったサンマを冷凍保存し、解凍したものなんです。

一方現在店頭に並んでいる生サンマは、10月以降北海道から産卵場所である和歌山県近海に南下してきたものになります。長い移動でエネルギーを使ってしまい、脂が少なくなっているんです。

そのため、今の時期に限っては、生サンマよりも解凍サンマの方が脂がのっていておいしいというわけ。これは納得の理由ですね!



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「解凍サンマと生サンマの違い」の簡単なまとめでした。

言われてみれば、超納得の内容♪

生と解凍という言葉の響きから単純に想像すると、どうしても生の方が新鮮でおいしそうに思ってしまいますが、旬が終わった今の時期は解凍をチョイスした方がいいんですね~。これは目からウロコでした。

今の時期にサンマを買う方は、ぜひ上記の情報を参考にしてみてください!