たら
2019年1月22日(火)にTBSテレビ系列で放送された「この差って何ですか?」では、さまざまな興味深い世の中の差が取り上げられていました。

その中に、「真だら・生たら・甘塩たら・銀だらの違い」を取り上げているコーナーがありました。


今がまさに旬ど真ん中のお魚・タラ。

寒い今の時期、夕食にお鍋を食べる機会も多いと思いますが、お鍋の具材としてタラは超優秀食材ですよね。タラ自体がおいしいのはもちろんのこと、タラの味わいが出汁に染み出すことで、お鍋全体がおいしくなってくれます♪

そんなおいしくて魅力的なタラですが、スーパーの鮮魚売り場などでタラを買うとき、不思議に思ったことはないでしょうか。

というのも、一般的なスーパーでは真だら・生たら・甘塩たら・銀だらという主に4種類のタラが売られているんです。これら4種類のタラの違い、気になる方も多いのではないでしょうか。


今回の「この差って何ですか?」では、そのあたりのことをずばりわかりやすく解説していました。

以下、番組内でレクチャーされた「真だら・生たら・甘塩たら・銀だらの違い」を簡単にまとめましたので、雑学のひとつとしてぜひ覚えておいてください♪

フライパンを使う女の子

真だら・生たら・甘塩たら・銀だらの違い

じつは驚くべきことに、これら4つの中にはタラじゃない魚が存在します!

以下、1つずつ解説していきます。


▶真だら
真だらは、正真正銘のタラ。

そもそもタラという魚は、魚の種類で言うとタラ目に属する魚のことを指します。

そしてタラ目に属するたくさんの魚の中に真だらがいるので、真だらはれっきとしたタラというわけ。



▶生たら
生たらもタラです。

生たらは先ほどと同じ真だらです。

呼び名が変わっている理由は、「生たら」と表記することで、「冷凍ものではない生のたら」ということを知らせるため。つまり生のものだとわかりやすく表記しているのが生たらとなります。

消費者の目を引くため、生であることを強調しているわけですね。



▶甘塩たら
続いて、甘塩たらもタラです。

甘塩たらも真だら。真だらを塩漬けしたものを指します。

ご家庭で下味をつける手間を省くために製造されているとのこと。

ちなみに「塩たら」と呼ばず、「甘塩たら」と呼ぶのは、通常の塩漬けより塩分控えめにしているためです。



▶銀だら
最後に残った銀だらは、タラではありません。

銀だらは、魚の種類でいうと分類上タラ目の魚ではなく、スズキ目の魚で、深海魚なんです。


ではなぜ紛らわしく「銀だら」と呼ぶようになったのか。

昭和初期のこと。当時日本はアラスカの近くまで船を出し、サケやマスなどの魚を獲っていました。

そのとき、偶然の産物として大量に獲れたのが銀だら。しかし、当時の日本人はまったく知らない魚で、名前もついていませんでした。

そしてその魚に名前をつけようとした際、銀色に輝く姿が真だらに似ていることと、切り身にするとさらに真だらにそっくりだったため、「ギンダラ」が正式名称になったとのこと。



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「真だら・生たら・甘塩たら・銀だらの違い」の簡単なまとめでした。

まさか魚の種類が違うとは…。なかなかの衝撃でしたね(笑)。

ちなみに真だらと銀だらは種類が違うので、向いている料理にも差が出るとのこと。

脂が少ない真だらは、バターソテーや揚げ物など油を使った料理に向いています。また淡白な味わいで出汁との相性もいいので、鍋にもぴったり♪

一方、銀だらは脂が多く、焼いたり煮込んでも身が硬くならないので、西京焼きや煮魚に向いているんだとか。

ぜひ料理をする際の参考にしてみてください!