生姜
2019年1月29日(火)にTBSテレビ系列で放送された「この差って何ですか?」では、さまざまな興味深い世の中の差が取り上げられていました。

その中に、「体が温まる生姜料理と温まらない生姜料理の差」を取り上げているコーナーがありました。


寒い日が続く今の時期は、やはり体を温めてくれるものを食べたくなりますよね。

数ある食材の中でも、とりわけ体をポカポカにしてくれる食材は生姜だと言われています。確かに、生姜を食べると、体の芯から温まるイメージがありますよね♪ 寒い冬、積極的に生姜を食べるようにしている方も多いのではないでしょうか。

しかし、ここで注意点がひとつ! 生姜は確かに体を温めてくれるものの、調理法によってはその効果が台無しになってしまう可能性があるんです。体を温めるために生姜を食べてるのに、その効果を得られないのはもったいないですよね。


今回の「この差って何ですか?」では、「体が温まる生姜料理と温まらない生姜料理の差」に着目し、体をポカポカにする生姜料理のポイントをわかりやすく解説していました。

以下、その内容を簡単にまとめましたので、ぜひ参考&実践してみてください♪

マフラーを巻いた女の子

ショウガオールがポイント

体が温まる生姜料理と温まらない生姜料理の差。

それに大きく関係しているのが、生姜に含まれる「ショウガオール」という成分です。


このショウガオールが、体を温めてくれる成分になります。

ショウガオールはお腹周りの血流を高め、持続的に体を温めてくれる働きをしてくれます。


しかし、ショウガオールは生の生姜にはほとんど含まれていません。

ショウガオールを引き出すには、2つの条件が必要なんです。その2つとは、①約100℃でしっかり加熱をする、②約30分じっくりと加熱をする、というもの。

数多くある生姜料理の中でも、上記2つのポイントを抑えていないものは、残念ながら体を温める効果は期待できません。



体が温まる生姜料理のおすすめとして番組で紹介されていたのが「炊き込みご飯」。

生姜の炊き込みご飯なら、約100℃で30分の過熱という条件を満たしているので、ポカポカ効果を期待できます。

逆に生姜湯は100℃に達していませんし、生姜焼きは100℃をはるかに超える高温で加熱しているためショウガオールが壊れてしまうんだとか。体を温めるという観点でいうと、生姜湯や生姜焼きはおすすめできないんですね。



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「体が温まる生姜料理と温まらない生姜料理の差」の簡単なまとめでした。

生姜はどんな食べ方をしても体を温めるわけではないという衝撃に事実。ビックリしました!

ちなみに番組では、より簡単にショウガオールをたっぷり摂取できる「ウルトラ蒸し生姜」というのが紹介されていました。

作り方は簡単。市販の生姜を、皮がついたまま厚さ約1~2ミリにスライスします。次いで、蒸し器になるべく重ならないように重ね、約30分ほど蒸します。蒸し上がったらバットなどに並べ、天日なら約1日、室内なら約7日干せば完成です。

ウルトラ蒸し生姜はショウガオールがたっぷり♪ 細かく刻んだものを厚揚げなどにのせたり、お味噌汁に混ぜて食べればOKとのこと。

生姜を食べてポカポカになりたい方は、ぜひ上記の情報を参考&実践してみてください♪