食卓
2019年4月16日(火)にTBSテレビ系列で放送された「この差って何ですか?」では、さまざまな興味深い世の中の差が取り上げられていました。

その中に、「海藻の健康効果の違い」を取り上げているコーナーがありました。


日本の食卓に欠かせない食材である海藻類。

毎日朝ごはんにお味噌汁を飲むという方は、わかめを摂取する機会が非常に多いのではないでしょうか。

ただ単においしいだけでなくミネラルやビタミンが豊富で、健康にもいいイメージのある海藻類。確かに健康にはいいものの、海藻は種類も多く、どの海藻にどんな健康効果が期待できるのかを把握しているという人は少ないのではないでしょうか。

今回の「この差って何ですか?」は、そんな海藻の健康効果の違いにスポットライトを当て、代表的な海藻であるひじき・わかめ・もずくという3種類の海藻の健康パワーを解説していました!


この記事では、番組内でレクチャーされた「わかめの健康効果」に関する情報を簡単にまとめました。

ぜひ日ごろの食生活改善の参考にしてみてください♪

聴診器をあてるドクター

わかめの健康効果

わかめは、高血圧の予防・改善にいい海藻。


高血圧の主だった原因は塩分の過剰摂取になります。

おいしいと感じるものには大抵塩分が多く含まれていますから、なかなか「塩分を摂らない」というところまでもっていくのは難しいですよね。

そこで活躍してくれる食材がわかめ! わかめに多く含まれるアルギン酸&カリウムが塩分の過剰摂取から体を守ってくれます。

アルギン酸には塩分を排出する働きが、カリウムには塩分を再吸収するのを防ぐ働きがあります。

アルギン酸とカリウムの2段構えで塩分の過剰摂取対して対策ができるという点で、わかめは非常に優れた海藻といえますね♪



また、わかめには「生わかめ」と「乾燥わかめ」がありますが、生わかめは乾燥わかめに比べてカリウムの量がなんと20倍も多く含まれているんです!

なので血圧が気になる方は、乾燥わかめよりも生わかめの方を積極的に食べるようにするといいかと。


ちなみに、わかめの高血圧予防効果を一段と高める上でおすすめの食べ合わせがショウガ。

ショウガに含まれるジンゲロールという成分には血管を広げる働きがあります。わかめとショウガを一緒に食べると、わかめが塩分を排出してくれるのに加えて、血管内にかかっていた圧力をショウガのジンゲロールが和らげてくれるので、高血圧予防の効果をより高められると考えられるとのこと♪



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「わかめの健康効果」に関する情報の簡単なまとめでした。

おそらく海藻の中でもっともなじみ深いのがわかめ。そんなわかめには高血圧予防・改善の効果が期待できるんですね!

一般的にお味噌汁は塩分多めと言われていますが、ということはお味噌汁にわかめという組み合わせは非常に理にかなっているということになります。最初にお味噌汁にわかめ入れるの考えた人、すごいですね(笑)。

血圧高めの方は、ぜひ積極的にわかめを食べるようにしてみてください♪