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2019年5月29日(水)に、テレビ東京系列で放送された「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~」の中で、「『骨折すると骨が強くなる』という噂の真偽」が紹介されていました。

日常で使える豆知識やライフハックを取り上げている「ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?~」。今回は「健康にまつわる噂」にスポットライトを当てていました。


巷には、いろんな健康情報が飛び交っています。

健康に関する情報は関心度が高いため、いろんな人が発信しますし、多くの人が情報を収集しようとします。

そういった背景もあって、実際は医学的な根拠がないにもかかわらず、世間ではさもそうであるように受け取られている健康情報がたくさん存在します。

今回の「ソレダメ!」では、そんな健康にまつわる噂に着目。世間でささやかれている健康に関する噂の真偽をいろいろ解説していました。


この記事では、番組内で取り上げられた「『骨折すると骨が強くなる』はウソ?ホント?」に関する情報を簡単にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください♪

骨

骨折すると骨が強くなるのはホント?ウソ?

「骨折すると骨が強くなる」という噂は、ウソです!

しかし骨折したら骨が丈夫になるというのは、まことしやかに巷で共有されている情報。なぜこの噂は広まったのでしょうか。


ポイントとなってくるのは「骨芽細胞」。

骨折をすると、一時的に骨芽細胞によって骨が太くなります。

体の免疫機能により、骨折した部分に骨を作る骨芽細胞が覆うように生成されます。この時、一時的に骨が太くなるので、これを「骨が強くなった」と勘違いしたところから、噂が発生したと思われます。

しかし、骨が太い状態はあくまで一時的。

骨折が治るころになると、元の状態(太さ)に戻ってしまいます。すなわち、骨折しても骨が強くなるということはありません。



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「『骨折すると骨が強くなる』はウソ?ホント?」に関する情報の簡単なまとめでした。

これまでなんとなく骨折すると骨がより頑丈になった状態で完治するというイメージがありましたが、そうではなかったんですね~。

骨芽細胞による一時的な効果だったとは…。非常に勉強になりました!