女の子とスマートフォン
2019年7月9日(火)にTBSテレビ系列で放送された「この差って何ですか?」では、さまざまな興味深い世の中の差が取り上げられていました。

その中に、「飲食店や電車で会話はOKなのに携帯電話での通話はNGの理由」を取り上げているコーナーがありました。


飲食店や電車でのマナーのひとつに、「携帯電話での通話はNG」というのがありますよね。

飲食店に行くと、よく「店内での携帯電話での通話はご遠慮ください」と書かれた張り紙をよく目にします。

しかし、飲食店や電車の中でふつうに友達と会話をしますよね。その友達と会話する際の声のボリュームと、携帯電話で話す際の声のボリュームに大きな違いはないはずです。

にもかかわらず、どうして会話はOKで、携帯電話での通話はNGなのか。


今回の「この差って何ですか?」では、その理由を心理学の観点からわかりやすく解説していました。

以下、その内容を簡単にまとめましたので、ぜひひとつの教養として覚えておいてください♪

手に持ったiPhone

飲食店や電車で会話はOKなのに携帯電話での通話はNGの理由

飲食店や電車内での会話と携帯電話での通話。同じ音量の場合、会話よりも通話の方が周りの人に大きなストレスを与えているんです。

ふつうの会話なら聴いていて内容が理解できますが、携帯電話の通話だと話の内容が理解できないため、携帯電話の通話は周囲の人にストレスを与えていると考えられるんだとか。


これは、心理学的には「認知的不協和」といいます。

人は、会話などの内容が理解できないと、脳が大きなストレスを感じてしまうとのこと。

近くの人の会話が聴こえている場合、話の内容を理解できます。そのため、その会話を聴いて、「自分には関係のない話だ」と脳が判断すれば、無意識に無視できるようになります。なのでストレスは少なめ。

一方、携帯電話での通話の場合は、電話先の相手の声を聴きとれないので、「あの人、何しゃべってるんだろう?」と話の内容が理解できず、脳が自分にとって不要か判断できなくなるため、大きなストレスになるとのこと。



さいごに

以上、番組内で紹介された「飲食店や電車で会話はOKなのに携帯電話での通話はNGの理由」の簡単なまとめでした。

これは言われるとなるほど~という納得感がありますね♪ 人間の脳って繊細という捉え方もできますが、面倒くさいなという思いもあります(苦笑)。

ぜひ教養のひとつとして覚えておいて、話のタネにしてみてください!