今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」がスポットライトを当てていたのは、「便秘」。
女性男性問わず、多くの人が悩んでいる「便秘」。
厚生労働省がまとめたデータを見ても、便秘に悩む人は男女ともに年々増えている傾向にあります。
便秘になると、吹き出物が増えたり、お腹が重苦しく感じたりして、快適な生活が送れません。
深刻な便秘になると、頭痛や肩こり、糖尿病、うつ病、さらには大腸がんをリスクを高める可能性があるんです。まさに便秘は万病のもとと言えますね。
今回の「健康カプセル! ゲンキの時間」では、そんな放置していると恐ろしい「便秘」に着目。
便秘を解消し、腸を若返らせる方法(食べ物)を紹介していました♪
以下、その内容を簡単にまとめましたので、ぜひ参考&実践してみてください!
腸機能の衰え
真夏になるとお通じが硬くなる人が増える傾向にあります。
暑くなり、発汗によって体内の水分が不足すると、便に含まれる水分を腸が吸収し、便が硬くなっていきます。これが続くと、便が腸の中で停滞し、詰まってしまうんです。
また、人の腸は年齢を重ねるにつれて老化し、その機能は衰え、便秘になりやすくなってしまいます。
腸が老化し、機能が衰えてくると、腸内細菌のバランスが乱れてくるようになります。腸内で善玉菌が減り、悪玉菌が増えると、腸の中では一層腐敗が起きてしまうとのこと。
こういった腸の衰えを防ぐためにも、便秘を解消し、腸機能を成長に保つ必要性があるんです。
小見出し
便秘の解消には食物繊維がいいというのはわりと知られていますが、じつはここに落とし穴が。
食物繊維には、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」と水に溶けやすい「水溶性食物繊維」の2つがあるんです。
不溶性食物繊維は、便の材料となり便のかさを増やして排泄を促進してくれます。しかし、不溶性食物繊維ばかり摂っていると、逆にお通じが硬くなってしまうので要注意!
水溶性食物繊維は、便をやわらかくし、滑りを良くしてくれる役割を果たしてくれます。
水溶性食物繊維は、腸の中に入ると善玉菌のエサになって分解され、「酪酸」というものが作られます。これは大腸にとって一番大事なエネルギー源。酪酸がないと、腸は活発に働けません。さらに、酪酸は腸内の細菌バランス改善にも効果を発揮してくれます。
この酪酸を増やすために必要なのが水溶性食物繊維なわけですから、便秘の解消・腸の若返りには水溶性食物繊維を摂ることが重要になってくるというわけですね♪
水溶性食物繊維が豊富なおすすめの食べ物として番組内で紹介されていたのが、「キウイフルーツ」と「大麦」の2つ。
番組内では実験として、長年便秘に悩む3人の男女に、1週間キウイ・大麦を食べる生活をしてもらっていました。その結果、3人とも改善の兆しが見られていました。水溶性食物繊維恐るべし、といった感じですね♪
さいごに
ちなみに、便秘解消のために食べるキウイフルーツの量ですが1日3個が理想とのこと。でもこれはあくまで理想であって、重要なのは毎日食べることとのこと。
適切な頻度でお通じが来なくて悩んでいる方は、ぜひ上記の解消法を試してみてください!