食卓
2019年10月22日(火)にテレビ朝日系列で放送された「林修の今でしょ!講座」のテーマは、「日本全国582人の健康長寿は食べていた!秋の長生き朝食ベスト20」でした。

今回の「林修の今でしょ!講座」では、「朝食に見る健康長寿の長生きの秘密」にスポットライトを当てていました。


平均寿命が延びている現代。

歳を重ねるにつれて気になってくるのは、平均寿命と健康寿命の開きですよね。

健康寿命とは誰かからの介助なく自立的に日常生活が行える期間のこと。平均寿命が長くても、健康寿命が短いと、なかなか充実した人生とは言えませんよね。

今回の「林修の今でしょ!講座」では、元気ありまくりの健康長寿の朝食に着目し、その元気の理由を医学的な見地から解説していました。

番組を通じて感じたのは、やっぱり食べるものによって体は作られてるんだなぁということ。非常に勉強になりました!


この記事では、番組内でレクチャーされた「血管を老けさせず丈夫に保つためのお味噌汁を飲むコツ」を簡単にまとめました。

ぜひ参考にしてみてください♪

カルテを書くドクター

血管を老けさせず丈夫に保つためのお味噌汁を飲むコツ

味噌汁を朝食の最初に飲むと、1日の血糖値と血圧上昇の抑制が期待できます。

味噌にはメラノイジンという成分があり、これには血糖値の上昇を抑えてくれる働きがあります。また、味噌にはペプチドというものも含まれており、これは血圧上昇を抑制してくれる働きがあります。

なので、そもそも味噌は血糖値&血圧上昇の抑制にもってこいの食材というわけ。


なぜ朝食の最初に飲むのが有効かというと、空腹な状態で最初にご飯を食べると、血糖値がガッと上昇してしまいます。

なので、最初に口にするものをお味噌汁にすれば、血糖値上昇・血圧上昇を抑えられるというわけ。

このとき口にするお味噌汁はひと口ふた口でOK。一気に全部飲み干す必要はないとのこと。


ちなみにお味噌汁は塩分が多いイメージがありますが、1杯当たりの塩分量は約1g程度なので、1日1杯程度であれば塩分を気にする必要はないんだとか。



さいごに

以上、番組内でレクチャーされた「血管を老けさせず丈夫に保つためのお味噌汁を飲むコツ」の簡単なまとめでした。

味噌の健康パワーを得られるほか、お味噌汁には汁に溶け出した野菜などの具材の栄養素を無駄なく摂取できるという利点もあります。水溶性の栄養素が水(お湯)に溶け出て無駄になってしまうというのはよく聞きますが、お味噌汁ならその溶け出た栄養もしっかりと摂取できるというわけですね。

さまざまな面で優秀なお味噌汁。ぜひ毎朝1杯飲むように心がけましょう!