2016年12月23日(金)、タレントのタモリさんが司会を務めるテレビ朝日の長寿音楽番組「ミュージックステーション(MUSIC STATION)」で「ミュージックステーションスーパーライブ2016(Mステスーパーライブ2016)」が放送されました。
千葉県の幕張メッセ・イベントホールからの4時間を超える生放送でした。
Mステスーパーライブといえば、年末の風物詩的な存在ですよね~。
年末の最大の音楽番組といえば、間違いなくNHKの紅白歌合戦ですが、いかんせん紅白は出演アーティストの選定に不評が出るのが常(苦笑)。
それに対してMステスーパーライブの方は、とにかく話題性が重視された選定となっており、2016年の音楽シーンを振り返るにはぴったり♪
年に一度のお祭り的な感じなので、超豪華で貴重なコラボレーションも多数ありました。
Mステスーパーライブは紅白の前哨戦という見方もありますが、実際はMステが紅白を喰う勢いかもしれませんんね~。
話題性とコラボのレア度なんかを考えると、どっちが魅力的か、その価値があやふやになってきます(笑)。
ちなみにMステスーパーライブ2016の出演メンバーぜんぶで45組。
気になる顔ぶれは以下のとおりです。
AI/aiko/絢香/嵐/E-girls/いきものがかり/EXILE THE SECOND/AKB48/X JAPAN/大黒摩季/上白石萌音/関ジャニ∞/Kis-My- Ft2/きゃりーぱみゅぱみゅ/桐谷健太/桑田佳祐/欅坂46/コブクロ/小室哲哉+HYDE/ゴールデンボンバー/THE YELLOW MONKEY/三代目 J Soul Brothers/GENERATIONS/ジャニーズWEST/JUJU×沢村一樹/スキマスイッチ×奥田民生/SEKAI NO OWARI/Sexy Zone/DAIGO/TOKIO/西野カナ/NEWS/乃木坂46/back number/Perfume/ピコ太郎/平井 堅/藤原さくら/Hey! Say! JUMP/星野 源/ポルノグラフィティ/森山良子×森山直太朗/ゆず/L'Arc-en-Ciel/RADIO FISH(50音順)。
昨年は42組でしたのが、今年は3組増やしスケールアップしていますね♪
上記のメンバーを見ると、その豪華さにビックリしますよね~。
まさに2016年の音楽シーンの流行や話題を作ってきたメンバーばかり♪
番組の一番最初とエンディングで、出演アーティスト全員がステージ上に並ぶんですが、その様は壮観のひとことでしたね~。番組MCのタモリさんも嬉嬉とした表情で番組を進行されていました。
個人的には大好きなB'zがいないのが寂しかったですね~。稲葉さんか松本さん、どちらかソロでもいいから出演して欲しかったです(苦笑)。あとミスチルや宇多田ヒカルさんがいないのも残念。
とはいえ、4時間ぶっ通しの音楽の祭典、思いっきり楽しむことができました!
以下、個人的に気になったアーティストのパフォーマンスの感想を簡単に書いています。メモです。
その「君の名は。」の主演・宮水三葉役を務めたのが、女優で歌手の上白石萌音(かみしらいしもね)さんです。もう名前が独特でかなりインパクトありますよね~。今年大ブレイクした人のひとり。
私自身、「君の名は。」を映画館で観てばっちり感動してきたくちなので、上白石萌音さんの出演はテンション上がりました♪
上白石萌音さんはMステスーパーライブの出演は今回が初めて。
歌う前のタモリさんとのトークでは、「『君の名。』のアフレコ中からずっと大好きなこの曲を歌えるので、ほんとにうれしいです。心を込めて歌います」とコメントされていました。
ちなみに幕張メッセの会場には、「君の名は。」の監督である新海誠さんもいらっしゃってました。
披露曲は「なんでもないや MUSIC STATION エディション」。
新海誠監督がMステスーパーライブのために編集した「君の名は。」のスペシャルムービーを背景に、映画のエンディング曲「なんでもないや」を歌い上げていました♪
ラッドの野田さんの「なんでもないや」はもちろん素敵ですが、三葉の声で歌いあげられる「なんでもないや」もすごくよかった!
やさしく芯の通った声質が、心にストンと落ち着いてくれます。情感を込めて歌っているのがテレビ画面越しに伝わってきましたね~。スーパーライブ初参戦とは思えない堂々とした歌いっぷりはあっぱれ♪
「僕はタイムフライヤー 時を駆け上がるクライマー 時のかくれんぼ はぐれっこはもういいよ♪」というサビのところ、一気に盛り上がるとともに、映画の名シーンがフラッシュバックしてきて最高でした!
この歌詞自体が、映画のストーリーをうまく代弁していてすごく良いんですよね~。
なんというか、従来のアイドル像を根底から覆して塗り替えるようなインパクトがありました。
アイドルといえば、かわいいが第一主義でしたが、欅坂46はかわいいだけじゃなく、そこにかっこよさもプラスされており、すごく魅力的。かっこかわいい♪ 曲も衣装も、これまでのアイドルとは一線を画しています。
美女ぞろいで有名な欅坂46の中でも、とくに話題を集めたのがセンターの平手友梨奈さん。若干14歳にして、キレイな顔立ちと圧倒的な存在感ですごく脚光を浴びました。
そんな平手さん、歌う前のタモリさんとのトークでは、初めてMステに出演した時、三代目j soul brothersのエリーさんにサイレントマジョリティーの振り付けを褒めてもらったのが嬉しかったことを、今年の想い出としてコメントされてました。
披露曲は「サイレントマジョリティー」。
これは今年発売されたデビュー曲の中でもっとも売れた曲とのこと。
パフォーマンスは圧巻の一言でした♪ アイドルなのにかわいい部分がほとんどない(笑)。クールな方面に振り切ったのがウケたんでしょうかね。いや~かっこいい。
改めてセンターの平手友梨奈さんのスター性を実感するようなパフォーマンスでした。
欅坂46はアイドル兼アーティストといった感じですね!
片想い・切ない系ソングの名手ですよね♪
披露曲は、石原さとみさん主演の月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」の主題歌だった「クリスマスソング」でした。
歌う前、ボーカルの清水依与吏さんはこの曲に関して、「(クリスマスなんで)もうちょっとハッピーな曲を作りたかったんですけど、あんまりハッピーな想い出がないみたいで、切ない歌になりましたね」とコメントされていました。
ゆったりと感情を込めて歌われる「クリスマスソング」、心が揺さぶられますね~。
メロディーラインと歌詞の切なさが、なんかすごく心に迫ってきました。やっぱり名曲!
明日がクリスマスイブであさってがクリスマスなので、ちょっと早めのクリスマスプレゼントといった感じで、すごくよかったですね。
i-podに入れてるので、明日明後日とリピートしまくると思います(笑)。
こういう前代未聞のコラボは、年に一度のお祭りであるMステスーパーライブならではですね♪
披露された曲は、1996年にリリースされ、約228万枚もの売り上げを記録したglobeの代表曲「DEPARTURES」でした。
小室さんはこのコラボの結成に際して、「去年KEIKOが歌えない最中、皆さん多々サポートしてくれる人がいて、その中でも(コラボの)快諾をしてくれたのがHYDEで。助かってます。ありがとう」とコメントされてました。
この小室さんの言葉を受けてHYDEさんは、「小室さんに言われて断る選択肢はなかったんで、一生懸命練習しました」とコメントされてました。
パフォーマンスの方は圧巻!
「DEPARTURES」といえば、KEIKOさんのどこまでも昇りつめていくような高音が印象的ですが、HYDEテイストにアレンジされた「DEPARTURES」もクセになる感じで大好きですね~。
いい意味でのねっとり感といいますか、歌詞が心に張りついてくるような感覚がすごく気持ちよかったです♪
HYDEさんの声も歌い方も特徴があるので、「DEPARTURES」が見事にラルクテイストに仕上がっていました。
というか「DEPARTURES」、やっぱ名曲ですし、HYDEさんかっこよすぎですね! 会場の空気感が一変したのがテレビ越しにわかりました。これぞ一流の証ですね♪
いきなり、ぱるること島崎遥香さんがカメラ前を横切ってちょっと遅れて登場したのにびっくり(笑)。その様子にさっしーこと指原莉乃さんは口をおさえて笑ってました。トラブルかなんかがあったんでしょうかね。
ちなみにそんな遅れて登場した島崎さんは年内でグループを卒業するので、Mステは今回が最後の出演。
それに対して島崎さんは、「なんかテンパっちゃって、言うこと忘れちゃいました」とかわいくコメントしてました(笑)。
「365日の紙飛行機」、「LOVE TRIP」、「ハイテンション」の3曲がスペシャルメドレーとして披露されていました。
しかもUSJの人気キャラクターであるクッキーモンスター、ミニオン、スヌーピー、エルモたちとコラボしているうえ、今年流行ったマネキンチャレンジにも挑戦していました。
マネキンチャレンジとは、その場にいる全員が一斉に動くのをやめ、マネキンのように制止する遊び。
パフォーマンスはすごく楽しげで、ハッピーな雰囲気に満ち溢れていましたね♪
とくにすごかったのが、3曲目に披露された「ハイテンション」。人気キャラクターのクッキーモンスター、ミニオン、スヌーピー、エルモたちがリズムに乗って踊っててとってもキュート!
個人的にクッキーモンスターとエルモのノリ具合がツボでした(笑)。この華やかでスペシャルな感じがなんとも素敵♪
曲のラスト近くでのマネキンチャレンジからのぱるるの独り語り、なんか声がちょっと震えてて、ああこういうの慣れてないんだな~って感じましたね(笑)。
星野源さんとガッキーこと新垣結衣さんが出演した逃げ恥、私も見てましたが、ラブコメの王道という感じでめちゃくちゃおもしろかったですよね~。
ストーリーのおもしろさもさることながら注目されたのが、ドラマのエンディングで流れる出演者の恋ダンス!
ユーチューブなどの動画投稿サイトに踊ってみた的な動画がたくさんアップされて、ちょっとした社会現象になりました。
曲を披露する前のタモリさんとのトークでは、歌舞伎座を観に行ったとき、たまたま前の席にタモリさんと笑福亭鶴瓶さんがいてビックリしたというエピソードを披露されていました。
披露された曲は、もちろん「恋」。
今回は「テレビ初披露バージョン」でした。
会場は大盛り上がりで、会場のお客さんも見事に恋ダンスをしてました。その様をステージから見た星野さんは「すげーな、みんな踊ってるね!ありがとうございます!」と感激されてました。あれだけ視聴率とって話題になったら、そりゃ踊っちゃいますよ、星野さん(笑)。
星野さんご本人の恋ダンスもキレッキレで素敵でした♪
ゴールデンボンバーといえば型破りでおもしろいパフォーマンスが魅力ですが、2016年のスーパーライブでもしっかりと期待値を超えていってくれるようなオリジナリティーあふれる演出を披露していました。
ちなみに歌う前のタモリさんとのトークでは、紅白の落選をネタに、会場を盛り上げていました(笑)。「ぜんぜん気にしてないですよ」というアピールがめっちゃおもしろかったです!
披露曲はもちろん「女々しくて」。
で、肝心の演出の方ですが、メンバー全員が紅白の衣装をまとって紅白への未練たらたらといった雰囲気を醸し出していました(笑)。
ステージ上が赤と白で満たされており、どんだけ紅白意識してんねんという感じ(笑)。
タモリさんとのトーク内容が、しっかりフリになってたんですね~。めっちゃ女々しかったです♪
最後、チアリーダーたちがポンポンで「NHK♡」を作ったのには笑いました(笑)。「NHK NHK NHK」の連呼も最高でした(笑)。
ふたりが揃って同じ番組に出演すること自体めちゃくちゃ貴重なのに、さらにコラボで歌を披露するとなると、かなりレア度は高めですよね。
今回披露されたのは「さくら」と「聖者の行進」の2曲でした。
いろんな意味ですごかったのが、2曲目の「聖者の行進」。
これはよく知られたアメリカの伝統的なクリスマスソングなんですが、そのアレンジの仕方が凄かった(笑)。
森山親子、楽器の音色を、声で再現してて、そのはっちゃけ具合が飛びぬけていて最高でした♪
「音楽は自由なんだ」というのが、お二人のパフォーマンスを通じてよくわかりました。とりあえず、ネットが荒れそうな予感はしますね(笑)。
タモリさんも、そのパフォーマンスの圧に、唖然とされてました(笑)。さすが森山親子!
中田敦彦さんと藤森慎吾さんからなるオリエンタルラジオを中心に結成されたダンス&ボーカルユニットが「RADIO FISH(レディオフィッシュ)」です♪
そのデビュー曲である「PERFECT HUMAN(パーフェクトヒューマン)」が大ヒット! 上半期はたくさんの人がサングラスをかけてパーフェクトヒューマンごっこに興じていたと思われます(笑)。
もちろん今回の披露曲は「PERFECT HUMAN」。
この大ヒット曲を、クリスマスバージョンで披露されていました。
あっちゃんが予想以上に高くジャンプして登場してきた時点で、まずひと笑い(笑)。
どこがクリスマスバージョンなのかとワクワクして観てたんですが、途中で「メリークリスマス」という歌詞が挟まるだけというシンプルな変更(苦笑)。
個人的にはもっとくずしてくるのかなと期待してただけに、ちょっと肩透かしを喰らった感じになりました(笑)。紅白に期待ですね!
ジャスティン・ビーバーのツイッターでのつぶやきから瞬く間に世界的に有名になったPPAP&ピコ太郎さん♪
9月から話題になって、その勢いは年末になってもおさまることはなく、むしろ加速している感じ(笑)。
で、今回披露されたのはもちろんPPAPなんですが、Mステ特別バージョンでした。
なにが特別かというと、PPAPのアンサーソングが加味されていた点。その名も「ペンパイナッポーアッポーペン~カナブンブーンデモエビインビン」(笑)。
アンサーソングとは何かを考えざるを得ない名曲(迷曲)でしたね~。
カナブンが瓶に入って、エビも瓶に入ってとそこまでは理解できましたが、途中から意味を追い求めるのをやめました(笑)。
とにかくカナブンという単語が耳に残りましたね(笑)。
多くの方が歓喜した大きな出来事でしたよね。そんなイエモンが、スーパーライブにも登場してくれました♪
披露曲は、1997年にリリースされた「BURN」。
パフォーマンスは、大人の雰囲気がすごく素敵でしたね~。
妖艶なメロディーに、艶やかな吉井和哉 さんの歌声、そして知的な歌詞が織りなす世界観は得も言われぬすばらしさでした♪ その圧倒的な世界観は秀逸!
サビの「BURN BURN BURN BURN♪」がすごく耳に残りました。
発売されたのは97年ですが、全然古臭さがなくて、さすがイエモン!っていう感じ♪
昨年は「BORN TO BE FREE」と「X」と2曲を披露し、さすがは日本が世界に誇るヴィジュアル系ロックバンドだということを、これでもか!と見せつけてくれました。
じつに1年ぶりの登場となるわけですが、曲前のタモリさんとのトークで、YOSHIKIさんは2016年を次のように振り返っていました。
「メンバーの肩の病気もあったんですが、完全復活しまして、あとまあ映画ですか。ドキュメンタリー映画が完成しまして、たぶん来年から日本で公開になると思います」
で、披露された曲は、「Silent Jealousy」と「La Venus」の2曲。
「La Venus」は新曲で、「Silent Jealousy」は1991年リリースの曲でMステではなんと25年ぶりの演奏とのこと。
パフォーマンスの方ですが、さすがの一言ですね!
とりあえず「Silent Jealousy」、めっちゃ速い!!! というか速すぎです(笑)。
それに対して「La Venus」はしっとりとしたバラードで、静と動が巧みに融合していました。音楽の表現の範囲の広さは、さすがX JAPAN!
HIDEさんとTAIJIさんとの映像コラボもすごく素敵でした♪
4時間を超える音楽の祭典。見応えありまくりで、こっちとしては観てるだけなんですが後半はちょっと疲れぎみになっちゃいました(笑)。
紅白歌合戦の存在意義が揺らぎかねない豪華さでしたし、それに見合うだけの満足感を得られました♪
個人的には、小室さんとHYDEさんのコラボ、ゴールデンボンバーの執拗なNHKネタ、森山親子、イエモン、X JAPANがすごくよかったな~と感じましたね。
というわけで、Mステのおかげで素敵なクリスマスイブ&クリスマスを迎えられそうです!
千葉県の幕張メッセ・イベントホールからの4時間を超える生放送でした。
Mステスーパーライブといえば、年末の風物詩的な存在ですよね~。
年末の最大の音楽番組といえば、間違いなくNHKの紅白歌合戦ですが、いかんせん紅白は出演アーティストの選定に不評が出るのが常(苦笑)。
それに対してMステスーパーライブの方は、とにかく話題性が重視された選定となっており、2016年の音楽シーンを振り返るにはぴったり♪
年に一度のお祭り的な感じなので、超豪華で貴重なコラボレーションも多数ありました。
Mステスーパーライブは紅白の前哨戦という見方もありますが、実際はMステが紅白を喰う勢いかもしれませんんね~。
話題性とコラボのレア度なんかを考えると、どっちが魅力的か、その価値があやふやになってきます(笑)。
ちなみにMステスーパーライブ2016の出演メンバーぜんぶで45組。
気になる顔ぶれは以下のとおりです。
AI/aiko/絢香/嵐/E-girls/いきものがかり/EXILE THE SECOND/AKB48/X JAPAN/大黒摩季/上白石萌音/関ジャニ∞/Kis-My- Ft2/きゃりーぱみゅぱみゅ/桐谷健太/桑田佳祐/欅坂46/コブクロ/小室哲哉+HYDE/ゴールデンボンバー/THE YELLOW MONKEY/三代目 J Soul Brothers/GENERATIONS/ジャニーズWEST/JUJU×沢村一樹/スキマスイッチ×奥田民生/SEKAI NO OWARI/Sexy Zone/DAIGO/TOKIO/西野カナ/NEWS/乃木坂46/back number/Perfume/ピコ太郎/平井 堅/藤原さくら/Hey! Say! JUMP/星野 源/ポルノグラフィティ/森山良子×森山直太朗/ゆず/L'Arc-en-Ciel/RADIO FISH(50音順)。
昨年は42組でしたのが、今年は3組増やしスケールアップしていますね♪
上記のメンバーを見ると、その豪華さにビックリしますよね~。
まさに2016年の音楽シーンの流行や話題を作ってきたメンバーばかり♪
番組の一番最初とエンディングで、出演アーティスト全員がステージ上に並ぶんですが、その様は壮観のひとことでしたね~。番組MCのタモリさんも嬉嬉とした表情で番組を進行されていました。
個人的には大好きなB'zがいないのが寂しかったですね~。稲葉さんか松本さん、どちらかソロでもいいから出演して欲しかったです(苦笑)。あとミスチルや宇多田ヒカルさんがいないのも残念。
とはいえ、4時間ぶっ通しの音楽の祭典、思いっきり楽しむことができました!
以下、個人的に気になったアーティストのパフォーマンスの感想を簡単に書いています。メモです。
上白石萌音
2016年、大ヒットした映画「君の名は。」。その「君の名は。」の主演・宮水三葉役を務めたのが、女優で歌手の上白石萌音(かみしらいしもね)さんです。もう名前が独特でかなりインパクトありますよね~。今年大ブレイクした人のひとり。
私自身、「君の名は。」を映画館で観てばっちり感動してきたくちなので、上白石萌音さんの出演はテンション上がりました♪
上白石萌音さんはMステスーパーライブの出演は今回が初めて。
歌う前のタモリさんとのトークでは、「『君の名。』のアフレコ中からずっと大好きなこの曲を歌えるので、ほんとにうれしいです。心を込めて歌います」とコメントされていました。
ちなみに幕張メッセの会場には、「君の名は。」の監督である新海誠さんもいらっしゃってました。
披露曲は「なんでもないや MUSIC STATION エディション」。
新海誠監督がMステスーパーライブのために編集した「君の名は。」のスペシャルムービーを背景に、映画のエンディング曲「なんでもないや」を歌い上げていました♪
ラッドの野田さんの「なんでもないや」はもちろん素敵ですが、三葉の声で歌いあげられる「なんでもないや」もすごくよかった!
やさしく芯の通った声質が、心にストンと落ち着いてくれます。情感を込めて歌っているのがテレビ画面越しに伝わってきましたね~。スーパーライブ初参戦とは思えない堂々とした歌いっぷりはあっぱれ♪
「僕はタイムフライヤー 時を駆け上がるクライマー 時のかくれんぼ はぐれっこはもういいよ♪」というサビのところ、一気に盛り上がるとともに、映画の名シーンがフラッシュバックしてきて最高でした!
この歌詞自体が、映画のストーリーをうまく代弁していてすごく良いんですよね~。
欅坂46
2016年に鮮烈なデビューを飾ったアイドルグループといえば、「欅坂46」ですよね。なんというか、従来のアイドル像を根底から覆して塗り替えるようなインパクトがありました。
アイドルといえば、かわいいが第一主義でしたが、欅坂46はかわいいだけじゃなく、そこにかっこよさもプラスされており、すごく魅力的。かっこかわいい♪ 曲も衣装も、これまでのアイドルとは一線を画しています。
美女ぞろいで有名な欅坂46の中でも、とくに話題を集めたのがセンターの平手友梨奈さん。若干14歳にして、キレイな顔立ちと圧倒的な存在感ですごく脚光を浴びました。
そんな平手さん、歌う前のタモリさんとのトークでは、初めてMステに出演した時、三代目j soul brothersのエリーさんにサイレントマジョリティーの振り付けを褒めてもらったのが嬉しかったことを、今年の想い出としてコメントされてました。
披露曲は「サイレントマジョリティー」。
これは今年発売されたデビュー曲の中でもっとも売れた曲とのこと。
パフォーマンスは圧巻の一言でした♪ アイドルなのにかわいい部分がほとんどない(笑)。クールな方面に振り切ったのがウケたんでしょうかね。いや~かっこいい。
改めてセンターの平手友梨奈さんのスター性を実感するようなパフォーマンスでした。
欅坂46はアイドル兼アーティストといった感じですね!
back number(バックナンバー)
今年も安定の活躍ぶりだった「back number(バックナンバー)」。片想い・切ない系ソングの名手ですよね♪
披露曲は、石原さとみさん主演の月9ドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」の主題歌だった「クリスマスソング」でした。
歌う前、ボーカルの清水依与吏さんはこの曲に関して、「(クリスマスなんで)もうちょっとハッピーな曲を作りたかったんですけど、あんまりハッピーな想い出がないみたいで、切ない歌になりましたね」とコメントされていました。
ゆったりと感情を込めて歌われる「クリスマスソング」、心が揺さぶられますね~。
メロディーラインと歌詞の切なさが、なんかすごく心に迫ってきました。やっぱり名曲!
明日がクリスマスイブであさってがクリスマスなので、ちょっと早めのクリスマスプレゼントといった感じで、すごくよかったですね。
i-podに入れてるので、明日明後日とリピートしまくると思います(笑)。
小室哲哉×HYDE
90年代数々のプロデュースで日本音楽シーンを席巻した名プロデューサーの小室哲哉さんと、L'Arc-en-Ciel(ラルクアンシエル)のボーカル・HYDEさんが、奇跡のコラボを果たしました!こういう前代未聞のコラボは、年に一度のお祭りであるMステスーパーライブならではですね♪
披露された曲は、1996年にリリースされ、約228万枚もの売り上げを記録したglobeの代表曲「DEPARTURES」でした。
小室さんはこのコラボの結成に際して、「去年KEIKOが歌えない最中、皆さん多々サポートしてくれる人がいて、その中でも(コラボの)快諾をしてくれたのがHYDEで。助かってます。ありがとう」とコメントされてました。
この小室さんの言葉を受けてHYDEさんは、「小室さんに言われて断る選択肢はなかったんで、一生懸命練習しました」とコメントされてました。
パフォーマンスの方は圧巻!
「DEPARTURES」といえば、KEIKOさんのどこまでも昇りつめていくような高音が印象的ですが、HYDEテイストにアレンジされた「DEPARTURES」もクセになる感じで大好きですね~。
いい意味でのねっとり感といいますか、歌詞が心に張りついてくるような感覚がすごく気持ちよかったです♪
HYDEさんの声も歌い方も特徴があるので、「DEPARTURES」が見事にラルクテイストに仕上がっていました。
というか「DEPARTURES」、やっぱ名曲ですし、HYDEさんかっこよすぎですね! 会場の空気感が一変したのがテレビ越しにわかりました。これぞ一流の証ですね♪
AKB48
日本を代表するアイドルグループのAKB48。いきなり、ぱるること島崎遥香さんがカメラ前を横切ってちょっと遅れて登場したのにびっくり(笑)。その様子にさっしーこと指原莉乃さんは口をおさえて笑ってました。トラブルかなんかがあったんでしょうかね。
ちなみにそんな遅れて登場した島崎さんは年内でグループを卒業するので、Mステは今回が最後の出演。
それに対して島崎さんは、「なんかテンパっちゃって、言うこと忘れちゃいました」とかわいくコメントしてました(笑)。
「365日の紙飛行機」、「LOVE TRIP」、「ハイテンション」の3曲がスペシャルメドレーとして披露されていました。
しかもUSJの人気キャラクターであるクッキーモンスター、ミニオン、スヌーピー、エルモたちとコラボしているうえ、今年流行ったマネキンチャレンジにも挑戦していました。
マネキンチャレンジとは、その場にいる全員が一斉に動くのをやめ、マネキンのように制止する遊び。
パフォーマンスはすごく楽しげで、ハッピーな雰囲気に満ち溢れていましたね♪
とくにすごかったのが、3曲目に披露された「ハイテンション」。人気キャラクターのクッキーモンスター、ミニオン、スヌーピー、エルモたちがリズムに乗って踊っててとってもキュート!
個人的にクッキーモンスターとエルモのノリ具合がツボでした(笑)。この華やかでスペシャルな感じがなんとも素敵♪
曲のラスト近くでのマネキンチャレンジからのぱるるの独り語り、なんか声がちょっと震えてて、ああこういうの慣れてないんだな~って感じましたね(笑)。
星野源
星野源さんといえば、今年大ヒットしてお茶の間を釘付けにしたドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に主演したことで2016年は話題を集めました。星野源さんとガッキーこと新垣結衣さんが出演した逃げ恥、私も見てましたが、ラブコメの王道という感じでめちゃくちゃおもしろかったですよね~。
ストーリーのおもしろさもさることながら注目されたのが、ドラマのエンディングで流れる出演者の恋ダンス!
ユーチューブなどの動画投稿サイトに踊ってみた的な動画がたくさんアップされて、ちょっとした社会現象になりました。
曲を披露する前のタモリさんとのトークでは、歌舞伎座を観に行ったとき、たまたま前の席にタモリさんと笑福亭鶴瓶さんがいてビックリしたというエピソードを披露されていました。
披露された曲は、もちろん「恋」。
今回は「テレビ初披露バージョン」でした。
会場は大盛り上がりで、会場のお客さんも見事に恋ダンスをしてました。その様をステージから見た星野さんは「すげーな、みんな踊ってるね!ありがとうございます!」と感激されてました。あれだけ視聴率とって話題になったら、そりゃ踊っちゃいますよ、星野さん(笑)。
星野さんご本人の恋ダンスもキレッキレで素敵でした♪
ゴールデンボンバー
今年は紅白を逃したゴールデンボンバーですが、スーパーライブにはしっかりと出演してますね♪ゴールデンボンバーといえば型破りでおもしろいパフォーマンスが魅力ですが、2016年のスーパーライブでもしっかりと期待値を超えていってくれるようなオリジナリティーあふれる演出を披露していました。
ちなみに歌う前のタモリさんとのトークでは、紅白の落選をネタに、会場を盛り上げていました(笑)。「ぜんぜん気にしてないですよ」というアピールがめっちゃおもしろかったです!
披露曲はもちろん「女々しくて」。
で、肝心の演出の方ですが、メンバー全員が紅白の衣装をまとって紅白への未練たらたらといった雰囲気を醸し出していました(笑)。
ステージ上が赤と白で満たされており、どんだけ紅白意識してんねんという感じ(笑)。
タモリさんとのトーク内容が、しっかりフリになってたんですね~。めっちゃ女々しかったです♪
最後、チアリーダーたちがポンポンで「NHK♡」を作ったのには笑いました(笑)。「NHK NHK NHK」の連呼も最高でした(笑)。
森山良子×森山直太朗
森山良子さんと森山直太朗さんの親子共演&コラボが、実現!ふたりが揃って同じ番組に出演すること自体めちゃくちゃ貴重なのに、さらにコラボで歌を披露するとなると、かなりレア度は高めですよね。
今回披露されたのは「さくら」と「聖者の行進」の2曲でした。
いろんな意味ですごかったのが、2曲目の「聖者の行進」。
これはよく知られたアメリカの伝統的なクリスマスソングなんですが、そのアレンジの仕方が凄かった(笑)。
森山親子、楽器の音色を、声で再現してて、そのはっちゃけ具合が飛びぬけていて最高でした♪
「音楽は自由なんだ」というのが、お二人のパフォーマンスを通じてよくわかりました。とりあえず、ネットが荒れそうな予感はしますね(笑)。
タモリさんも、そのパフォーマンスの圧に、唖然とされてました(笑)。さすが森山親子!
RADIO FISH
2016年の上半期の音楽シーンを席巻したグループと言えば、やはり「RADIO FISH」。中田敦彦さんと藤森慎吾さんからなるオリエンタルラジオを中心に結成されたダンス&ボーカルユニットが「RADIO FISH(レディオフィッシュ)」です♪
そのデビュー曲である「PERFECT HUMAN(パーフェクトヒューマン)」が大ヒット! 上半期はたくさんの人がサングラスをかけてパーフェクトヒューマンごっこに興じていたと思われます(笑)。
もちろん今回の披露曲は「PERFECT HUMAN」。
この大ヒット曲を、クリスマスバージョンで披露されていました。
あっちゃんが予想以上に高くジャンプして登場してきた時点で、まずひと笑い(笑)。
どこがクリスマスバージョンなのかとワクワクして観てたんですが、途中で「メリークリスマス」という歌詞が挟まるだけというシンプルな変更(苦笑)。
個人的にはもっとくずしてくるのかなと期待してただけに、ちょっと肩透かしを喰らった感じになりました(笑)。紅白に期待ですね!
ピコ太郎
RADIO FISHが上半期の主役なら、下半期の主役は間違いなくピコ太郎さん(笑)。ジャスティン・ビーバーのツイッターでのつぶやきから瞬く間に世界的に有名になったPPAP&ピコ太郎さん♪
9月から話題になって、その勢いは年末になってもおさまることはなく、むしろ加速している感じ(笑)。
で、今回披露されたのはもちろんPPAPなんですが、Mステ特別バージョンでした。
なにが特別かというと、PPAPのアンサーソングが加味されていた点。その名も「ペンパイナッポーアッポーペン~カナブンブーンデモエビインビン」(笑)。
アンサーソングとは何かを考えざるを得ない名曲(迷曲)でしたね~。
カナブンが瓶に入って、エビも瓶に入ってとそこまでは理解できましたが、途中から意味を追い求めるのをやめました(笑)。
とにかくカナブンという単語が耳に残りましたね(笑)。
イエモン
今年の日本の音楽シーンの大きな話題のひとつが、解散したTHE YELLOW MONKEY(イエモン)の再集結&活動開始!多くの方が歓喜した大きな出来事でしたよね。そんなイエモンが、スーパーライブにも登場してくれました♪
披露曲は、1997年にリリースされた「BURN」。
パフォーマンスは、大人の雰囲気がすごく素敵でしたね~。
妖艶なメロディーに、艶やかな吉井和哉 さんの歌声、そして知的な歌詞が織りなす世界観は得も言われぬすばらしさでした♪ その圧倒的な世界観は秀逸!
サビの「BURN BURN BURN BURN♪」がすごく耳に残りました。
発売されたのは97年ですが、全然古臭さがなくて、さすがイエモン!っていう感じ♪
X JAPAN
あまりほかの音楽番組には出演しないX JAPANですが、Mステのスーパーライブには出演してくれます。昨年は「BORN TO BE FREE」と「X」と2曲を披露し、さすがは日本が世界に誇るヴィジュアル系ロックバンドだということを、これでもか!と見せつけてくれました。
じつに1年ぶりの登場となるわけですが、曲前のタモリさんとのトークで、YOSHIKIさんは2016年を次のように振り返っていました。
「メンバーの肩の病気もあったんですが、完全復活しまして、あとまあ映画ですか。ドキュメンタリー映画が完成しまして、たぶん来年から日本で公開になると思います」
で、披露された曲は、「Silent Jealousy」と「La Venus」の2曲。
「La Venus」は新曲で、「Silent Jealousy」は1991年リリースの曲でMステではなんと25年ぶりの演奏とのこと。
パフォーマンスの方ですが、さすがの一言ですね!
とりあえず「Silent Jealousy」、めっちゃ速い!!! というか速すぎです(笑)。
それに対して「La Venus」はしっとりとしたバラードで、静と動が巧みに融合していました。音楽の表現の範囲の広さは、さすがX JAPAN!
HIDEさんとTAIJIさんとの映像コラボもすごく素敵でした♪
さいごに
以上、「Mステスーパーライブ2016」の個人的な感想でした。4時間を超える音楽の祭典。見応えありまくりで、こっちとしては観てるだけなんですが後半はちょっと疲れぎみになっちゃいました(笑)。
紅白歌合戦の存在意義が揺らぎかねない豪華さでしたし、それに見合うだけの満足感を得られました♪
個人的には、小室さんとHYDEさんのコラボ、ゴールデンボンバーの執拗なNHKネタ、森山親子、イエモン、X JAPANがすごくよかったな~と感じましたね。
というわけで、Mステのおかげで素敵なクリスマスイブ&クリスマスを迎えられそうです!