野菜1
2015年3月17日(火)にテレビ朝日系列で放送された「林修の今でしょ!講座」は、「春に食べると体に良い『野菜』と『魚』最強ランキング2時間SP」でした。

今回の「林修の今でしょ!講座」では、春に食べると抜群の健康効果が期待できる「野菜」と「魚」がランキング形式で紹介されていました!

普段食べている食材も、食べる時期によって栄養成分が変化することがわかり、非常に勉強になりました。


この記事では、番組内で紹介された「この春食べたい! 本当に体に良い野菜ランキングベスト8」を簡単にまとめてみました。

春に食べるべき野菜の数々をレクチャーしてくれたのは、野菜ソムリエの資格を持つ、管理栄養士の岸村康代先生です。

岸本先生は、野菜の賢い食べ方を実践することで、13キロの減量に成功した経験をお持ち! 「栄養学」という科学的根拠に基づいた説明には、とても説得力がありました♪

しかも近年は野菜の栄養に関する研究が著しく進んでいるとのことで、最新の研究成果・新発見を織り交ぜてのランキング発表となりました。

新情報がふんだんに盛り込まれていたので、これからの食事を考えていく上で大変参考になりました!


ランクインした野菜に含まれる栄養素が、春にどのように変化し、どのような健康効果が期待できるかも、併せてまとめましたので、ぜひ今春の食生活の参考にしてみてください♪

人参をかじる男性
第8位:らっきょう
らっきょうには、「水溶性食物繊維」が非常に多く含まれている。そのため便秘対策としては最適の春野菜と言える。

また「フラボノイド」という成分も含まれており、これは花粉症にも効果があるのではないという研究結果があり、注目を集めている。
そもそも水溶性食物繊維とは、水に溶ける食物繊維のこと。

水溶性食物繊維には、①血糖値の上昇を抑える、②コレステロールを排出する、③腸内環境を整えるといった働きがあります。なので、便秘対策にはもってこいというわけ。

ただ水溶性食物繊維と聞いてピンと来る野菜はほかにもたくさんあります。番組内ではキャベツ、大根、ごぼうの3つを挙げていましたが、食物繊維の含有量だけを比べると、らっきょうには敵いません。

なんとらっきょうには、キャベツの50倍もの水溶性食物繊維が含まれているんです! らっきょうの圧勝! この差は、例えるなら大人と子供ですね(笑)。

なので、効率よく水溶性食物繊維を摂取したいなら、らっきょうを食べるのがベストなわけです♪


また、食物繊維以外に注目したいらっきょうに含まれている成分に、「フラボノイド」があります。

まだ動物実験の段階ながら、この「フラボノイド」という成分が花粉症対策に有効という実験結果が得られており、注目を集めているとのこと。

人間にも同様の効果があるかどうかはまだ判明していませんが、らっきょうの生産量が日本全国1位の鹿児島県は、他県と比べて花粉症の発症者の割合が極めて低いというデータもあり、なんらかの関係性はありそうな予感がします。



第7位:トマト
トマトに多く含まれている「13オキソODA」という成分には、抗肥満作用がある。

またトマトの水溶性成分には、疲労回復、アルコールを分解するという効果・作用が期待できる。
やっぱりトマトはこういうランキングには間違いなく顔を出してきますね(笑)。

しかし今回レクチャーされたのは、最新の研究で明らかになったばかりの新情報!


トマトに含まれている「13オキソODA」という成分には、抗肥満作用があるとのこと。つまり、この成分には中性脂肪を体内に溜めにくくする働きがあるんです。これは近年突き止められたばかりの健康情報で、まだ可能性の段階ではありますが、メタボ対策に有効な可能性は極めて高いとのこと。

加えて、動物実験の段階ではありますが、トマトの水溶性の成分には、疲労を軽減する働きと、アルコールの分解を助ける働きがあるというのがわかりました。


トマトの栄養といえば、抗酸化作用がある「リコピン」が代表格でしたが、トマトの秘めたる健康パワーはこれだけじゃなかったんですね~。末恐ろしいです(笑)。

とにかくトマトは食べていて間違いのない野菜だということがよくわかりました♪



第6位:アスパラガス
アスパラガスに多く含まれる「ルチン」は、毛細血管を強化してくれるので、動脈硬化対策に有効。

また「グルタチオン」も多く含まれていて、これは悪玉コレステロールの酸化を防いでくれる。
アスパラガスに多分に含有されている「ルチン」には、ビタミンCの働きをサポートする効果があり、結果コラーゲンの生成が促進され、血管の弾力が増し、動脈硬化を予防してくれるというわけです。

そして肝心なことは、春のアスパラはルチンの含有量が、通常の4倍にもアップしているということ! この事実を知ったら、食べないわけにはいきませんよね(笑)。


またアスパラの栄養を考える上で外せないものがもうひとつ。「グルタチオン」です。

「グルタチオン」には、悪玉コレステロールが酸化するのを防いでくれる働きがあります。そもそも悪玉コレステロールは酸化することで害になります。

酸化した悪玉コレステロールは、血管を硬くし、動脈硬化が起こりやすい環境を作り出してしまいます。

「グルタチオン」は悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血流の悪化を抑えてくれるので、ひいては動脈硬化が発生するリスクを低くしてくれていると考えることができます。


「ルチン」と「グルタチオン」のダブル効果があるので、アスパラガスは動脈硬化対策にもってこいの野菜と言えそうですね♪

身近な野菜のアスパラに、こんな健康効果があったとは驚きです!



第5位:グリンピース
グリンピースには、スタミナアップが期待できるビタミン「ビタミンB1」が非常に多く含まれている。
「ビタミンB1」は、摂取した糖質を、エネルギーに転換するために必要なビタミン。これが多い食材ほど、体を元気にし、スタミナをアップさせてくれると言えます。

スタミナアップと聞いてピンと来る野菜と言えば「ニンニク」ですよね。もちろんニンニクにも多くの「ビタミンB1」が含まれているんですが、なんとグリンピースの含有量は、ニンニクの2倍!

ニンニクはたくさん食べるにはつらいものがあるので、効率よく「ビタミンB1」を摂ろうと思えば、グリンピースの方が良いんですね。


加えて、体内で「ビタミンB1」が不足してしまうと、糖質はエネルギーに変わることができず、脂肪になってしまいます。

なので、グリンピース(ビタミンB1)を食べることで、ダイエット効果も期待できるんですね♪ これは女性には嬉しい情報!



第4位:たけのこ
たけのこには、「チロシン」が豊富。

この「チロシン」はアミノ酸の一種で、ドーパミンなどのホルモンの材料になる物質。

また食物繊維も豊富なので、ダイエット効果も期待できる。 
春野菜の代表格のたけのこが、第4位にランクイン!

「チロシン」は、ドーパミンなどのホルモンを作る材料になってくれるます。ドーパミンはやる気や集中力を高めてくれる働きがあります。

「チロシン」そのものに、やる気・集中力アップの効果があるわけではありませんが、数珠つなぎ的にそれらをアップさせてくれるので、受験生などには最適!


たけのこに含まれている「チロシン」を効率よく摂取するには、糖質(炭水化物)と合わせて摂取するのがオススメとのこと。

糖質(炭水化物)と一緒に摂ることで、「チロシン」の吸収率は格段にアップします♪



第3位:ふきのとう
ふきのとうに多く含まれている「カリウム」には、余分なナトリウムを排出し、脳卒中のリスクを下げる効果がある。

また、「若返りのビタミン」と呼ばれる、「ビタミンE」も豊富に含まれています。
先のたけのこに続いて、春野菜の代名詞であるふきのとうが、第3位にランクインしました。


「カリウム」は厚生労働省も積極的な摂取を推進・推奨している栄養素。

具体的には、「カリウム」には、体内の過剰なナトリウム(塩分)を体外へ排出してくれる働きがあるので、脳卒中の一因である高血圧の抑止・予防効果が期待できます。

脳卒中というのは日本人の死因でかなり上位に食い込んでくる厄介な病気。それを予防してくれる野菜・ふきのとうというのは、なんとも心強いですね!


また、ふきのとうの苦味成分には抗酸化作用が強いので、美容効果も期待できます。


塩分の摂りすぎが気になる方や、美しさを保ちたい女性にもってこいの野菜がふきのとうというわけですね♪



第2位:プチヴェール
プチヴェールには、食物繊維が非常に多く含まれている上に、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEが同時に摂れるという優れた野菜。

これを食べると、免疫力アップが期待でき、風邪予防につながる。
プチヴェール・・・。初耳です(笑)。

超オシャレなネーミングから、なんかお高くとまってる感じがしないでもないですが、栄養素は抜群! それもそのはず、プチヴェールはあらゆる栄養を効率よく摂るために作られた新野菜とのこと。

「芽キャベツ」と「ケール」という王様級の2つの野菜をかけ合わせて作られた新野菜で、栄養価の高さは折り紙つき!

食物繊維はレタスの7倍、βカロチン(ビタミンA)はピーマンの6倍、ビタミンCはほうれん草の5倍、ビタミンEはごぼうの2倍にもなるという、まさに最強のビタミン集合野菜なんです! 青汁を思わせるほどの栄養価の充実ぶりは驚異的ですね♪


岸村先生いわく、プチヴェールは一部のスーパーやデパート、ネットなどを通じて購入できるとのことです。


また番組内では、ランキングとは別に、今の時期にオススメのかけ合わせ野菜が2つ紹介されていました。
①あすっこ
「ブロッコリー」と「ビタミン菜」をかけ合わせた、島根県で栽培されている新野菜。

4月までしか食べられない野菜で、βカロテンとビタミンCが豊富。 


②はなっこりー
「ブロッコリー」と「サイシン(中国の野菜)」をかけ合わせた、山口県で栽培されている新野菜。

春が旬で、カルシウムとビタミンAが豊富。



第1位:菜の花
菜の花には、「葉酸」と「ビタミンB6」が豊富に含有されており、これらは心臓病・大腸がんの対策に非常に有効な効果を発揮する可能性がある。
第1位に選ばれたのは、まさに春の時期だからこそ食べられる野菜・菜の花でした。

菜の花が1位に選ばれた理由としては、「葉酸」と「ビタミンB6」が多く含まれているため。

最新の研究で、「葉酸」と「ビタミンB6」が、心臓病対策に有効だということがわかってきたとのこと。これらをしっかりと摂取していると、心臓病になるリスクが下がるという研究データもあるんだとか。

また「ビタミンB6」には腫瘍を抑える作用(抗腫瘍作用)が期待できるので、大腸がんになりにくいという研究結果もあるとのこと。


日本人の死因第2位の心臓病と、女性のがん死因第1位の大腸がんの対策に、菜の花がなってくれるというのは、非常に心強いですよね!



さいごに
以上、番組内で紹介された「本当に体に良い野菜ランキングベスト8」の簡単なまとめでした。

今が旬、これからが旬の春野菜の隠れたパワーを知ることができました。春野菜の定番ものから新種のハイブリッド野菜まで、幅広く紹介されていて非常に参考になりました♪

健康的な生活をしていく上で、これらの健康情報を役立てていきたいと思います!


またこれらの野菜の栄養素を効率よく摂取するためには、調理法も非常に大切。おすすめの調理法・レシピは別にまとめましたので、気になる方はこちらの記事をご覧になってください。

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