パジャマを着た女の子
2015年5月12日(火)にテレビ朝日系列で放送された「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」は、「新発見! 名医が教える 認知症予防の睡眠法SP」でした。


この日の「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」は、「認知症」にフォーカスしていました。

誰もが避けて通りたい病気「認知症」。

加齢によって脳が老化し、それに伴って記憶力も低下。そのままの状態で放っておくと、認知症の発症のリスクを高め続ける結果になってしまいます。

歳を重ねるにつれて記憶力が落ちてしまうのは、ある程度は仕方ありません。テレビや雑誌でよく目にする芸能人の名前がパッと出てこないということが、歳をとるにつれ増えていきます。

しかし、生活習慣のある一部分を変えるだけで、劇的に物忘れ・記憶力の低下を食い止め、ひいては認知症を発症するリスクを低く抑えられるとしたら朗報ですよね。


番組内で取り扱われていた内容は、まさにこれ♪

「認知症を予防するための睡眠法」が丁寧にレクチャーされていました。実は「認知症・物忘れ」と「睡眠」の間には、深い深い関連性があったんです!

以下、その内容を簡単にまとめましたので、将来のためにしっかりと認知症へ予防線を張っておきたい、あるいは最近物忘れが激しくなってきたという方は、ぜひ参考にしてみてください。

腕組みするドクター
「睡眠」と「記憶力」の関係 
「睡眠」は、脳の記憶関連部分を整理整頓している行為ととらえることができる。

具体的に、睡眠中に脳内では、「必要な情報」を残し、「不必要な情報」を消去するということが行われている。
「睡眠」は、ただ単に体の疲れをとり、リフレッシュさせてくれるだけでなく、「記憶」にも大きく関係しています。


人間はその日に聞いたり見たりした情報・物事を、一時的に脳の「海馬」と呼ばれる場所に累積させて記憶しています。

しかしこの記憶はあくまでも一時的なもの。眠っている間に脳の中では、その海馬に一時的に保管されている情報が必要か不必要かという選別作業が行われます。

「睡眠」=「記憶の整理」というわけですね。


しかし、質の悪い睡眠をしていたり、十分に睡眠がとれていないと、この記憶の整理がしっかりできていない状態になってしまいます。

必要な情報、不必要な情報の双方が入り混じった、しっちゃかめっちゃかな状態。例えるならば、着る服と着ない服が混在したタンスのような状態になってしまいます。

整理整頓されていないタンスから、いざ必要な服を取り出そうとすると、時間がかかってしまいますし、見つけにくいですよね。

記憶もそれと同じ。記憶が整理整頓されていない脳は、「必要な情報」と「不必要な情報」とが混在し、スムーズに情報を思い出せません。これがいわゆる「物忘れ」というわけです。


すなわち、睡眠をしっかりととれば、脳内で記憶が整理されて、物忘れの予防改善が期待できる、というわけですね!



良質な睡眠の条件
認知症・物忘れの予防改善に期待できる「睡眠」の条件には、「深部体温」が下がっていることが必要不可欠。
物忘れ・認知症予防として効果的な睡眠は、ただ単に長時間眠るだけではいけません。


ポイントは、「深部体温」。

「深部体温」とは、身体の内部の体温のこと。ちなみに体温計を脇の下に挟んで計る体温は「表面の体温」です。

一般的に「深部体温」は約37.5度くらいが正常だと言われていますが、就寝時にこの「深部体温」がしっかりと下がっていなければ「質の良い睡眠」はとれず、脳は休まってくれません。脳が休まらない睡眠は、当然記憶の整理も行われず、物忘れ・認知症予防の効果も期待できません。


とにかく寝る際に「深部体温」を下げ、いかに良質な睡眠をとれるかが、物忘れ・認知症予防のキーポイントになってくるわけですね!



深部体温を上手に低下させる方法
番組内では、質の良い睡眠をとるために欠かせない、「深部体温を上手に低下させる方法」が2つ紹介されていました。


◆朝の散歩
睡眠を促すホルモンに「メラトニン」がある。

「メラトニン」は、太陽の光を浴びてから15~16時間後に分泌される。

早朝に太陽の光を浴びれば、夜の11時ごろには「メラトニン」が分泌され、深部体温が下がり、良質な睡眠がとれる。 
まず一つ目が「朝の散歩」です。

太陽の光を浴びることで、夜に「メラトニン」の分泌を促すことができるわけですね。ポイントとしては、光をしっかりと目に入れること。

また「歩く」という運動によって、体内では「ウリジン」という睡眠物質が溜まっていってくれるので、これも良質な睡眠につながっています!


◆お風呂にしっかり浸かる
湯船にしっかりと浸かれば、温かいお湯のおかげで深部体温は上昇する。

お風呂から出ると、外気の影響で深部体温はどんどん下がっていく。この深部体温が下降しているタイミングで眠りにつくようにすれば、質の良い睡眠がとれる。 
続いて2つ目が「睡眠」です。

お風呂に入るタイミングは、眠る約2時間前が理想! 深部体温はすぐには下がらないため、2時間という時間をみておく必要があります。


またお風呂の入り方にも注意事項が。

約40℃のお湯に約10分浸かるようにすれば、深部体温を十分上昇させることができるので、質の良い睡眠をとるための最高の助走になってくれます!



さいごに
以上、番組内で紹介された「物忘れ・認知症を予防するための睡眠法」の簡単なまとめでした。

「朝の散歩」と「お風呂」の2つの要素が非常に重要になってきます。生活習慣を少し工夫するだけで、記憶力の低下を防げるということなので、ぜひ実践していきたいですね!

最近物忘れが増えてきたと感じている方は、ぜひ日々の生活に組み入れてみてください♪