お蕎麦
2015年5月14日(木)に日本テレビ系列で放送された「カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW」の「県民熱愛グルメ」というコーナー内で、福井県民が熱愛する「越前おろしそば」が取り上げられていました。


福井県では、「お蕎麦=越前おろしそば」というくらい、極めてメジャーなお蕎麦とのこと。

おろしそばなんですが、辛味の強い大根が贅沢に使用されているのが特徴なんだとか!

シンプルな仕様ながら、福井県民からの支持率は極めて高く、福井県ではざるそばは霞み、「お蕎麦=越前おろしそば」という地位を確固としたものにしている模様。

その人気ぶり・定番ぶりは、しっかりとお店の店舗数にあらわれていて、福井県内には「越前おろしそば」を提供するお店がなんと400店舗以上存在するんです。まぎれもない県民食ですね♪


以下、番組内で紹介された福井県・越前おろしそばに関する情報を簡単にまとめました。

今年の3月に北陸新幹線が開通し、石川県、富山県と並んで注目を集めている福井県。

アクセスが良くなり、福井県を旅行先に選ぶ人も増えたと思いますので、ぜひぜひ福井の県民食「越前おろしそば」を味わってみてください♪

ホットペッパーで福井の「越前おろしそば」のクーポンをチェック!

大根
福井県はそば王国!
この回のケンミンショーでは福井県の「越前おろしそば」がフィーチャーされていたわけですが、もともと福井県はお蕎麦が有名な県なんです。


そばの田畑別作付面積では、堂々の全国第4位にランクインしています。


また、県内にお蕎麦屋さんの店舗数が多いのはもちろん、福井県の家庭では、一角に本格的なそば打ちのスペースを設けている家も少なくないんだとか。

おもしろいことに、日本で初めて蕎麦打ち体験を実施したのが福井県とのこと! 今ではごくごく当たり前のそば打ち体験の発祥の地とは、まったくもって存じ上げませんでした。


現在も、アマチュアが参加する「全日本素人そば打ち名人大会」を催すなど、福井県の文化の根底には、しっかりと「お蕎麦」という大きな流れがあるようです♪



「越前おろしそば」とは
ごくごく一般的な「越前おろしそば」の作り方は次のとおり。


まず麺は、コシのある福井県産の粗びきそば粉を使用して打たれています。ぶっかけた汁がよく絡むように、若干太めにカットされているのが特徴です。


次いで味の決め手になるそば汁ですが、ベースは「鰹ベースのダシ」。

これに薄口しょうゆを加えた、非常にシンプルな味つけのそば汁が、「越前おろしそば」の特色です。素材同士の余計な掛け合わせは一切ありません。


そして「おろしそば」ですから当然大根も使用しています。しかし使われている大根が一味違います!

なんと「辛味大根」と通常の「青首大根」の2つをブレンドして使っています。「辛み」と「甘み」を混ぜ合わせることで、深みのある味わいに仕上がってくれるとのこと!

この特製の大根おろしに、前述の出汁をあわせれば、「越前おろしそば」の専用の汁が完成♪


水でしめたお蕎麦に、かつお節&ネギをトッピングし、そこにそばつゆを大胆にぶっかけ、豪快にいただくというのが、「越前おろしそば」のスタイルになります。


ピリッとした辛みが味わえる一品で、清涼感の中に食べごたえがある感じのお蕎麦です!



「越前おろしそば」が定着した背景
「越前おろしそば」の歴史は長く、江戸時代の頃から食べられているとのこと。

わさびは清流がある場所でしか育てることができない希少な食材。江戸時代の頃、当然庶民の手にわたる機会は極めて少なく、そうたやすく食べられる食材ではありませんでした。

対して大根は栽培する上で特別な条件というのがほとんどなく、大変作りやすいのが特徴の野菜。

もともとお蕎麦作りが盛んだった福井県で、お蕎麦と大根をあわせるのはごくごく一般的な流れとなり、どんどん普及していったとのこと。



紹介されたお店
番組内で紹介された、「越前おろしそば」が食べられるお店をまとめておきます。

・「越前そば 見吉屋」・・・公式HPはこちらです。

・「越前そば 佐佳枝亭」・・・公式HPはこちらです。

・「越前つるきそば本店」・・・公式HPはこちらです。

・「福そば」・・・食べログページはこちらです。



さいごに
以上、番組内で紹介された福井県の「越前おろしそば」に関する情報の簡単なまとめでした。

お蕎麦が大好きな方は、ぜひ食べ歩きの参考にしてください♪

ホットペッパーで福井の「越前おろしそば」のクーポンをチェック!