2015年5月24日(日)にTBSテレビ系列で放送された「健康カプセル!ゲンキの時間」のテーマは、「夏の疲れの意外な原因! ゼロから学ぶ紫外線対策」でした。
これから夏にかけて、降り注ぐ紫外線の量は非常に多くなります。
事実、データ的にも、5月~8月の時期が、年間を通じて極めて紫外線量の多い時期になります。
しかもこの時期は暑くなり、半袖などを着て肌を露出させる機会が増えます。無防備な肌に強力な紫外線の攻撃という組み合わせは、身体に予想以上の悪影響を与えている可能性があります。
番組内では、「ゼロから学ぶ紫外線対策」と題して、紫外線の正しい知識と体への影響、さらに対策法まで詳しくレクチャーされていました。
以下、その内容を簡単にまとめましたので、ぜひ本格的な夏が訪れる前にしっかりと紫外線に対して予防線を張っていきましょう!
肌が紫外線を浴びると、表皮の一番下にある「メラニサイト」という細胞が活性化します。活性化した「メラニサイト」からは「メラニン」という色素が作り出され、これによって肌は黒くなってしまいます。
通常メラニンは、一定期間経つと生成されなくなり、また自然とはがれ落ちるのでシミになることはありません。しかし、紫外線を浴び続けると「メラニサイト」に異常が発生して、過剰に「メラニン」の生成が行われてしまいます。これがシミになってしまうわけですね。
まさに紫外線=シミの元凶。
また紫外線を浴び続けると、コラーゲンなどを作り出す機能が低下し、「真皮」と呼ばれる肌の内部の構造が保てなくなってしまいます。これによって作られる皮膚の沈みが、シワになってしまいます。
紫外線はシワにも深い関係性をもっているわけですね。
紫外線は、細胞のDNAに傷をつけ、「皮膚がん」をも生成してしまいます。
「皮膚がん」は、形状としてはほくろとよく似ていて、特に初期の段階ではほくろと区別するのが難しいとのこと。「皮膚がん」はほくろと比べて形が歪で、さらに若干へこんでいるのも見分けるポイントになります。
シミ、シワ、皮膚がんと、さまざまな悪影響を体に与える紫外線ですが、「疲労感」を引き起こしている原因にもなっているとのこと。
紫外線を浴び続けると、細胞レベル・遺伝子レベルで傷が入ってしまいます。細胞・遺伝子に傷が入ると、身体はその傷を修復しようと働きかけます。
この修復活動によって無意識のうちに体力を消費してしまい、疲労度が増してしまいます。
紫外線は、「疲労」にも大きな影響を与えていたんですね。
番組内では、「正しい紫外線対策」が丁寧にレクチャーされていました。
◆日焼け止め
「日焼け止め」を塗れば、細胞レベルの紫外線によるたんぱく質・遺伝子の障害は防ぐことができます。ポイントは、2~3時間に1度のペースで塗り直すようにすること。
特に夏場は、汗などで日焼け止めが流れ落ちて効果が激減してしまうので、こまめに塗り直すことが重要になってきます。
◆日傘
日傘は使い続けていると、経年劣化し、UVカット率が落ちてしまいます。なので、1~2年使用したら買い換えるか、UVカットスプレーをかけるなどの対策が必要。
日傘を購入する際のポイントとしては、黒色のものを選ぶようにする点。
涼しげで、かつ光を吸収しなさそうだからという理由で白色の日傘を選ぶ人も多いですが、これはNG。白色の日傘は、確かに直接の紫外線はしっかりとカットしてくれますが、地面からの照り返しを内側でさらに反射させてしまい、結果、多くの紫外線を浴びてしまいます。
なので、白色はさけて黒色、さらに「断熱タイプ」のものを選ぶようにすると良いとのこと。
UVをしっかりカットする上では、日傘のさし方も重要になってきます。
できるだけ顔に近づけて、紫外線を顔から守るようにするのがベストなさし方になります。
◆帽子
日傘をさすのに抵抗感を覚える男性におすすめなのが「帽子」。
暑さをさけるためにメッシュ生地のものを選んでしまいがちですが、空気とともに光も通してしまうのでNG。メッシュ生地以外のものを選択するようにしましょう。
また、帽子の周囲にツバがあるものだと、断然UVカット率は高まりますのでおすすめ!
◆ストール
紫外線対策の場所として忘れがちなのが、首周りです。結構無防備になってしまいがちな体の場所ですよね。
首周りの対策としては、ストールが効果を発揮してくれます! また紫外線カットだけではなく、熱中症対策にもなってくれます。
肌触りがよく、涼しい綿100%のものがオススメとのこと。
◆サングラス
紫外線対策で重要なのが、目の保護をすること。
実は紫外線が目の角膜に当たることでもストレス・疲労感が発生してしまうんです。日焼け止めクリームや日傘などで肌に当たる紫外線を十分カットしても、目に入ってくる紫外線をカットできていなければ意味がありません。
目から入ってくる紫外線対策として有効なのは、やはり「サングラス」。
サングラス選びのポイントは、濃い色のものは避けるようにする点。濃い色のサングラスは、瞳孔を開かせるので、結果的に紫外線をより多く取り込んでしまいます。
レンズの色ではなく、紫外線のカット率で選ぶのがポイント。最新のサングラスは、クリアな色のものでも、高いカット率を備えているものが多々あります。
また形に関しても、目の周りを覆うタイプのものがオススメ。紫外線は、真正面からだけでなく横や上からも入ってくるので、目の周りを覆うタイプで完全防備するのが得策です。
普通に生活を送る中でも否応なしに攻撃してくる「紫外線」。それに対する怖さと対策を知っていれば、適切に予防対策を行うことができますよね。
ぜひこれらの情報を参考にして、真夏に向けてUV対策をしっかりと行っていってください!
これから夏にかけて、降り注ぐ紫外線の量は非常に多くなります。
事実、データ的にも、5月~8月の時期が、年間を通じて極めて紫外線量の多い時期になります。
しかもこの時期は暑くなり、半袖などを着て肌を露出させる機会が増えます。無防備な肌に強力な紫外線の攻撃という組み合わせは、身体に予想以上の悪影響を与えている可能性があります。
番組内では、「ゼロから学ぶ紫外線対策」と題して、紫外線の正しい知識と体への影響、さらに対策法まで詳しくレクチャーされていました。
以下、その内容を簡単にまとめましたので、ぜひ本格的な夏が訪れる前にしっかりと紫外線に対して予防線を張っていきましょう!
シミ・シワ・皮膚がんへの影響
紫外線が体に及ぼす悪影響として広く知られているのが、シミ・シワ・皮膚がんの3つ。事実、紫外線はこれらを引き起こす要因になっています。肌が紫外線を浴びると、表皮の一番下にある「メラニサイト」という細胞が活性化します。活性化した「メラニサイト」からは「メラニン」という色素が作り出され、これによって肌は黒くなってしまいます。
通常メラニンは、一定期間経つと生成されなくなり、また自然とはがれ落ちるのでシミになることはありません。しかし、紫外線を浴び続けると「メラニサイト」に異常が発生して、過剰に「メラニン」の生成が行われてしまいます。これがシミになってしまうわけですね。
まさに紫外線=シミの元凶。
また紫外線を浴び続けると、コラーゲンなどを作り出す機能が低下し、「真皮」と呼ばれる肌の内部の構造が保てなくなってしまいます。これによって作られる皮膚の沈みが、シワになってしまいます。
紫外線はシワにも深い関係性をもっているわけですね。
紫外線は、細胞のDNAに傷をつけ、「皮膚がん」をも生成してしまいます。
「皮膚がん」は、形状としてはほくろとよく似ていて、特に初期の段階ではほくろと区別するのが難しいとのこと。「皮膚がん」はほくろと比べて形が歪で、さらに若干へこんでいるのも見分けるポイントになります。
シミ、シワ、皮膚がんと、さまざまな悪影響を体に与える紫外線ですが、「疲労感」を引き起こしている原因にもなっているとのこと。
紫外線と疲れの関係
紫外線には身体の活力を高めてくれる作用がある一方で、浴び過ぎてしまうと疲労感を蓄積させる原因になってしまいます。紫外線を浴び続けると、細胞レベル・遺伝子レベルで傷が入ってしまいます。細胞・遺伝子に傷が入ると、身体はその傷を修復しようと働きかけます。
この修復活動によって無意識のうちに体力を消費してしまい、疲労度が増してしまいます。
紫外線は、「疲労」にも大きな影響を与えていたんですね。
紫外線対策のポイント
シミ・シワ・皮膚がん・疲労と、私たちの健康を損なうさまざま影響をもっている紫外線。当然、この紫外線に対する対策が必要不可欠になってきます。番組内では、「正しい紫外線対策」が丁寧にレクチャーされていました。
◆日焼け止め
「日焼け止め」を塗れば、細胞レベルの紫外線によるたんぱく質・遺伝子の障害は防ぐことができます。ポイントは、2~3時間に1度のペースで塗り直すようにすること。
特に夏場は、汗などで日焼け止めが流れ落ちて効果が激減してしまうので、こまめに塗り直すことが重要になってきます。
◆日傘
日傘は使い続けていると、経年劣化し、UVカット率が落ちてしまいます。なので、1~2年使用したら買い換えるか、UVカットスプレーをかけるなどの対策が必要。
日傘を購入する際のポイントとしては、黒色のものを選ぶようにする点。
涼しげで、かつ光を吸収しなさそうだからという理由で白色の日傘を選ぶ人も多いですが、これはNG。白色の日傘は、確かに直接の紫外線はしっかりとカットしてくれますが、地面からの照り返しを内側でさらに反射させてしまい、結果、多くの紫外線を浴びてしまいます。
なので、白色はさけて黒色、さらに「断熱タイプ」のものを選ぶようにすると良いとのこと。
UVをしっかりカットする上では、日傘のさし方も重要になってきます。
できるだけ顔に近づけて、紫外線を顔から守るようにするのがベストなさし方になります。
◆帽子
日傘をさすのに抵抗感を覚える男性におすすめなのが「帽子」。
暑さをさけるためにメッシュ生地のものを選んでしまいがちですが、空気とともに光も通してしまうのでNG。メッシュ生地以外のものを選択するようにしましょう。
また、帽子の周囲にツバがあるものだと、断然UVカット率は高まりますのでおすすめ!
◆ストール
紫外線対策の場所として忘れがちなのが、首周りです。結構無防備になってしまいがちな体の場所ですよね。
首周りの対策としては、ストールが効果を発揮してくれます! また紫外線カットだけではなく、熱中症対策にもなってくれます。
肌触りがよく、涼しい綿100%のものがオススメとのこと。
◆サングラス
紫外線対策で重要なのが、目の保護をすること。
実は紫外線が目の角膜に当たることでもストレス・疲労感が発生してしまうんです。日焼け止めクリームや日傘などで肌に当たる紫外線を十分カットしても、目に入ってくる紫外線をカットできていなければ意味がありません。
目から入ってくる紫外線対策として有効なのは、やはり「サングラス」。
サングラス選びのポイントは、濃い色のものは避けるようにする点。濃い色のサングラスは、瞳孔を開かせるので、結果的に紫外線をより多く取り込んでしまいます。
レンズの色ではなく、紫外線のカット率で選ぶのがポイント。最新のサングラスは、クリアな色のものでも、高いカット率を備えているものが多々あります。
また形に関しても、目の周りを覆うタイプのものがオススメ。紫外線は、真正面からだけでなく横や上からも入ってくるので、目の周りを覆うタイプで完全防備するのが得策です。
さいごに
以上、番組内で紹介された「紫外線」に関する情報の簡単なまとめでした。普通に生活を送る中でも否応なしに攻撃してくる「紫外線」。それに対する怖さと対策を知っていれば、適切に予防対策を行うことができますよね。
ぜひこれらの情報を参考にして、真夏に向けてUV対策をしっかりと行っていってください!