本日2015年6月9日(火)は、B'zの最新シングル『RED』のフライングゲット日! きっと朝から多くのB'zファンが音楽ショップに詰めかけて大変だったことでしょう(笑)。
ご多分にもれず、私も猛ダッシュでショップに駆け込み、無事に『RED』を入手した次第♪ まあ、ばっちり予約してたんで駆け込む必要はなかったんですが(笑)。
私が購入したのは、「初回限定版CD+DVD」。
パッケージデザインは燃えるような月! いや、ナルトやん! 月の眼計画(無限月読)やん、これ(笑)。
まあ、冗談は置いといて、赤色は稲葉さんのイメージカラーというか好きな色なので、稲葉さん、このパッケージ見てにんまりしてそうですね~♪
ミドルテンポでずっしりと体に響き溶け込んでいくような感覚は、どこか『MONSTER』に似たような印象を受けました。なんか個人的にはメロディアスな『MONSTER』という印象ですね(笑)。
まだ全然聴き込んでませんが、4分に満たない演奏時間を考えると、もう1回サビがあってもいい気がしますし、最後の最後で『光芒』的な大サビが欲しかったなぁと感じました。
が、総じてなかなかの好印象。好きです、『RED』!
『RED』はいろんな意味で、特別性の高い楽曲です。
『RED』はプロ野球・広島東洋カープの黒田博樹選手のテーマソングとして書き下ろされました。
稲葉さんもオフィシャルウェブサイトに寄せたコメント内で言及していますが、B'zが特定のアスリートのために制作した楽曲はこの『RED』が初。
「黒田博樹」という実在の、かつ明確なペルソナを設けた上での楽曲制作というのは、お二人にとっても非常に刺激的で喜びに満ちたものだったようですね。
広島カープのチームカラーである赤(RED)を使った歌詞もそうですが、メロディーやミックスに、そのペルソナの存在を強く感じます。
やはり印象的なのはオープニングのバンジョーのアルペジオ。
松本さんいわく、カントリーミュージックに欠かせないバンジョーの音色を置くことで、アメリカから帰ってきたサムライを想起させるようにしているとのこと。にくい演出だぜ、まっちゃん(笑)。
細かいですが、「Wow Wow」という力強いフレーズから始まり、サビの最後を【RED】で締めるあたりは、カープファンの球場での盛り上がりをかなり計算して作っている感じがします。まさに登場する際のテーマ曲として必要な要素をすべて満たしているような設計(笑)。
【RED】は偶然だったかもしれませんが、冒頭と途中で挟まる「Wow Wow」のパートは、間違いなく球場での大合唱を想定して入れていると思います。
このあたりは、TAKの商業的なスキル・センスがそこはかとなく感じられますね♪
この『RED』にしろ、『今夜月の見える丘に』にしろ、クライアントの要望に対して、その要望・期待以上のものを返す姿勢・仕事ぶりは、まさにプロフェッショナル! もうこの勢いでNHK出てもいいんじゃないでしょうか(笑)。
ちなみにこの『RED』は、セールス的な思惑もかなり計算に入れたうえで発売に踏み切ったと思われます。
なぜならB'zファン以外に、広島カープファン、黒田博樹ファンにまでリーチできているから。これまでB'zの楽曲に興味のない人にも届きやすいわけですね。
ビーイングサイドもそう考えたからシングルカットしたんでしょう。
たぶん球場でも販売することを想定して、購入しやすい金額にするために、通常版を安価な1曲入りのシングルにしたんだと思います。このあたりはホントに商業主義のビーイングらしい! もちろんほめ言葉です(笑)。
歌詞に関しては、「黒田博樹」を通して、稲葉さんの加齢に対する想いにふれているような感覚がしました。
【時計の針】は当然「年月」をあらわし、それが【刻みつづけ】られてきた主人公は、【思い残すことはないか】と自問します。
稲葉さんの「老い」に対する考えは、『ユートピア』で垣間見ることができます。【出来てたことが出来なくな】り、確実な「老い」を実感しながらも、手探りで「人生の達成感」を追い求める様が『ユートピア』の歌詞では描かれています。
『RED』にしても、語られていることは『ユートピア』と同様。
「老い」を実感する今、【遠い日の落書きのユートピア】を目指す姿勢が、冒頭から終焉までを通じて描き出されています。
【I'm going my way】というのが、実に稲葉さんらしい表現ですね。【遠い日の落書きのユートピア】は、誰かの作った道の延長線上にはもちろんなくて、自分が進む道の先にこそあるものなのです。
【ユートピア】は、いつか訪れるかもしれない【EPIC DAY】とも言えます。
【体中暴れる血(=RED)】が、その流れを失うその日まで、稲葉さんの悪あがき-「EPIC DAY」を求める日々-は続いていくのでしょう。
最後の振り絞るように発せられる【RED】は、その長い旅路に向けた号砲にも聞こえます。
ちなみに、【楽をしない】・【偉ぶらない】・【誰のせいにもしない】や【労を惜しまない】・【遠慮もしない】・【同情されたらおしまい】などは、それぞれ【RED】の頭文字を活かした歌詞になっています。
この遊び心、B'zファンなら否が応にも『儚いダイヤモンド』の最後のしりとりを思い出してしまいますよね(笑)。
もちろん『RED』のMUSIC VIDEO(DVD)もがっつり観ましたが、いやーお二人とも燃えてましたね(笑)。
特にまっちゃんとか丸焦げじゃね?(笑) なんか炎つながりでギリチョのMVが思い出されました。
スタジオ撮りのテイクと、EPIC NIGHTツアーの横浜アリーナ公演での映像が組み合わされた仕様。
スタジオ撮りのテイクに、シェーンとバリーが映っていないんで、【RED】の発売は、ほんとに急遽決まったんでしょうね(笑)。
映像をつなぐ為に、ツアーの映像を重ねたという邪推もできますが、まあやめておきましょう(笑)。
というわけで、長くなりましたが、B'zの最新シングル『RED』の個人的な感想・レビューでした!
これからのドーム公演にそなえてしっかりと聴き込んでいこうと思います。
あ、最後に、ロサンゼルスで松本さんと黒田選手が会わなければ、この『RED』って生まれることはなかったんですよね。
そう考えると、ほんとに【人間なんて誰だってとてもふつうで 出会いはどれだって特別だろう】ですね♪
ご多分にもれず、私も猛ダッシュでショップに駆け込み、無事に『RED』を入手した次第♪ まあ、ばっちり予約してたんで駆け込む必要はなかったんですが(笑)。
私が購入したのは、「初回限定版CD+DVD」。
パッケージデザインは燃えるような月! いや、ナルトやん! 月の眼計画(無限月読)やん、これ(笑)。
まあ、冗談は置いといて、赤色は稲葉さんのイメージカラーというか好きな色なので、稲葉さん、このパッケージ見てにんまりしてそうですね~♪
ミドルテンポでずっしりと体に響き溶け込んでいくような感覚は、どこか『MONSTER』に似たような印象を受けました。なんか個人的にはメロディアスな『MONSTER』という印象ですね(笑)。
まだ全然聴き込んでませんが、4分に満たない演奏時間を考えると、もう1回サビがあってもいい気がしますし、最後の最後で『光芒』的な大サビが欲しかったなぁと感じました。
が、総じてなかなかの好印象。好きです、『RED』!
『RED』はいろんな意味で、特別性の高い楽曲です。
『RED』はプロ野球・広島東洋カープの黒田博樹選手のテーマソングとして書き下ろされました。
稲葉さんもオフィシャルウェブサイトに寄せたコメント内で言及していますが、B'zが特定のアスリートのために制作した楽曲はこの『RED』が初。
「黒田博樹」という実在の、かつ明確なペルソナを設けた上での楽曲制作というのは、お二人にとっても非常に刺激的で喜びに満ちたものだったようですね。
広島カープのチームカラーである赤(RED)を使った歌詞もそうですが、メロディーやミックスに、そのペルソナの存在を強く感じます。
やはり印象的なのはオープニングのバンジョーのアルペジオ。
松本さんいわく、カントリーミュージックに欠かせないバンジョーの音色を置くことで、アメリカから帰ってきたサムライを想起させるようにしているとのこと。にくい演出だぜ、まっちゃん(笑)。
細かいですが、「Wow Wow」という力強いフレーズから始まり、サビの最後を【RED】で締めるあたりは、カープファンの球場での盛り上がりをかなり計算して作っている感じがします。まさに登場する際のテーマ曲として必要な要素をすべて満たしているような設計(笑)。
【RED】は偶然だったかもしれませんが、冒頭と途中で挟まる「Wow Wow」のパートは、間違いなく球場での大合唱を想定して入れていると思います。
このあたりは、TAKの商業的なスキル・センスがそこはかとなく感じられますね♪
この『RED』にしろ、『今夜月の見える丘に』にしろ、クライアントの要望に対して、その要望・期待以上のものを返す姿勢・仕事ぶりは、まさにプロフェッショナル! もうこの勢いでNHK出てもいいんじゃないでしょうか(笑)。
ちなみにこの『RED』は、セールス的な思惑もかなり計算に入れたうえで発売に踏み切ったと思われます。
なぜならB'zファン以外に、広島カープファン、黒田博樹ファンにまでリーチできているから。これまでB'zの楽曲に興味のない人にも届きやすいわけですね。
ビーイングサイドもそう考えたからシングルカットしたんでしょう。
たぶん球場でも販売することを想定して、購入しやすい金額にするために、通常版を安価な1曲入りのシングルにしたんだと思います。このあたりはホントに商業主義のビーイングらしい! もちろんほめ言葉です(笑)。
歌詞に関しては、「黒田博樹」を通して、稲葉さんの加齢に対する想いにふれているような感覚がしました。
時計の針は正確に『RED』は上記の歌詞で幕を開けます。
この体を刻みつづけ
思い残すことはないか
今一度自ら聞いてみる
【時計の針】は当然「年月」をあらわし、それが【刻みつづけ】られてきた主人公は、【思い残すことはないか】と自問します。
稲葉さんの「老い」に対する考えは、『ユートピア』で垣間見ることができます。【出来てたことが出来なくな】り、確実な「老い」を実感しながらも、手探りで「人生の達成感」を追い求める様が『ユートピア』の歌詞では描かれています。
『RED』にしても、語られていることは『ユートピア』と同様。
「老い」を実感する今、【遠い日の落書きのユートピア】を目指す姿勢が、冒頭から終焉までを通じて描き出されています。
【I'm going my way】というのが、実に稲葉さんらしい表現ですね。【遠い日の落書きのユートピア】は、誰かの作った道の延長線上にはもちろんなくて、自分が進む道の先にこそあるものなのです。
凛としてfight【永遠にtry】とは、言い換えれば、途切れることのない「悪あがき」。2013年のPleasureツアーのMCが脳裏に浮かんできますね。
永遠にtry
【ユートピア】は、いつか訪れるかもしれない【EPIC DAY】とも言えます。
【体中暴れる血(=RED)】が、その流れを失うその日まで、稲葉さんの悪あがき-「EPIC DAY」を求める日々-は続いていくのでしょう。
最後の振り絞るように発せられる【RED】は、その長い旅路に向けた号砲にも聞こえます。
ちなみに、【楽をしない】・【偉ぶらない】・【誰のせいにもしない】や【労を惜しまない】・【遠慮もしない】・【同情されたらおしまい】などは、それぞれ【RED】の頭文字を活かした歌詞になっています。
この遊び心、B'zファンなら否が応にも『儚いダイヤモンド』の最後のしりとりを思い出してしまいますよね(笑)。
もちろん『RED』のMUSIC VIDEO(DVD)もがっつり観ましたが、いやーお二人とも燃えてましたね(笑)。
特にまっちゃんとか丸焦げじゃね?(笑) なんか炎つながりでギリチョのMVが思い出されました。
スタジオ撮りのテイクと、EPIC NIGHTツアーの横浜アリーナ公演での映像が組み合わされた仕様。
スタジオ撮りのテイクに、シェーンとバリーが映っていないんで、【RED】の発売は、ほんとに急遽決まったんでしょうね(笑)。
映像をつなぐ為に、ツアーの映像を重ねたという邪推もできますが、まあやめておきましょう(笑)。
というわけで、長くなりましたが、B'zの最新シングル『RED』の個人的な感想・レビューでした!
これからのドーム公演にそなえてしっかりと聴き込んでいこうと思います。
あ、最後に、ロサンゼルスで松本さんと黒田選手が会わなければ、この『RED』って生まれることはなかったんですよね。
そう考えると、ほんとに【人間なんて誰だってとてもふつうで 出会いはどれだって特別だろう】ですね♪