食卓
2015年7月29日(水)にNHKで放送された「ためしてガッテン」は、「高血圧を撃退!塩を減らさないハッピー減塩法」でした。


この日の「ためしてガッテン」のテーマは、「減塩」でした。

健康のために塩分の摂取はひかえるのがベスト。特に血圧が高めの方は、過剰な塩分の摂取は厳禁です。

でも、得てして減塩料理は薄味でおいしくありませんし、食べた後の満足度も高いものではありません。

食べることが大好きな人にとって、これ以上の苦痛はありませんよね。


しかし、今回の「ためしてガッテン」で紹介された減塩法は、ひと味もふた味も違います!

この減塩法は、最新の医療現場で実際に行われているもので、なんと塩を減らさないのに、楽々と減塩に取り組めるという楽しくておもしろい減塩法♪

この減塩法を続けていると、あっという間に薄味好みの体質に変わることができるとのこと。


番組内では、この医療現場で行われている減量法が丁寧にレクチャーされていました。

以下、その内容を簡単にまとめました。高血圧気味の方は、ぜひ食生活の改善に役立ててみてください!

包丁を使っている女の子
塩を減らさない減塩法
これは、最新の医療現場で行われている減量法です。

この減塩法のポイントは、塩分にメリハリをつけて摂取する様にすること!

1回の食事をご飯、主菜、副菜と分けた時、塩分を使う量を調整します。主菜は塩を減らさず、副菜は減塩を心がけます。

塩を使うものには使う、使わないものには徹底的に使わないという風に、メリハリをつけている形になります。


減塩食の大敵と言えば、やはり薄味から来る味気なさ・満足度の低さですよね。

しかし、この塩分のメリハリが効いた食事なら、副菜の薄味の味気なさを、主菜の塩気が補ってくれるので、食後は満足感を得ることができるんです。


加えてこの減塩法を実践した食生活を1週間送れば、薄味好みの体質に変化するので、継続的に減塩生活を続けられるようになるというわけ。これが一番重要なポイント。

味覚が薄味をおいしいと感じるようになってくれれば、減塩生活も怖くないですよね!



メリハリをつける際のコツ
このメリハリをつける減塩法を成功に導くコツは、自分が好きな一品の塩分量を減らさないことです。

自分が好物だったものが薄味になると、「あんなにおいしかったのに、こんなにまずくなってしまった。やっぱり減塩生活は苦しい・・・」と思ってしまいがち。

逆に、仮に減塩生活を送っていながらも、自分が大好きな味は変わらずにおいしいと感じられると、心が安定し、塩分にメリハリをつける減塩法を継続させることができるというわけ。

減塩に対する意欲をなくさないためにも、自分の好物の味を変えない、つまり塩の量を減らさないことが極めて重要なんですね♪


番組内では、面倒な計算なしで自分の摂取した塩分量が測定できる「塩分モニター」が紹介されていました。このモニターとメリハリをつける減塩法を併せると、非常にシステマチックに減塩生活を行うことができます。

高血圧気味の方は、ぜひ実践してみてください!



さいごに
以上、番組内で紹介された「塩分にメリハリをつける減塩法」の簡単なまとめでした。

1週間実践するだけで、薄味好きに味覚が変化する可能性がある減塩法なので、試してみる価値ありです。味覚が薄味を「おいしい」と判断してくれるようになれば、減塩生活は劇的に楽になりますからね。

減塩に取り組んでいるけど苦しいと思われている方は、ぜひトライしてみてください!