
この回の「健康カプセル! ゲンキの時間」では、「血圧」にスポットライトを当てていました。
血圧のトラブルと聞くと、冬に多いというイメージがありますよね。身体が冷えているところに、熱いシャワーを浴びることで起こる、いわゆるヒートショックなんかは、血圧トラブルの最たるもの。
しかし、実は夏の暑い時期も、血圧にトラブルが発生する原因が多々隠れているんです。
血圧のトラブルはそのまま命に直結しますので、夏場の血圧トラブルに関して正しい知識を知っているのと知らないのとでは、大袈裟に言えば寿命に直結していると言えます。
番組内では、「夏場に注意すべき血圧トラブルの原因とその予防改善法」がレクチャーされていました。
以下、その内容を簡単にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!

夏の血圧トラブル
夏の血圧は、常に上昇と下降を繰り返す、例えるならばジェットコースターのような血圧です。このジェットコースター血圧が血管にダメージを与えているんです。夏場は、いかに血圧の急な下落を避け、できる限り一定に保つような振る舞いを続けられるか、が重要になってきます。
そもそも、なぜ夏場に血圧は上下を繰り返すのかと言うと、「気温差」が大きく関係しています。
人の体は、暑さを感知すると、その熱を逃すために血管が膨張し、血圧を下げます。しかし、例えば夏に多いゲリラ豪雨などで気温が急激に下がると、血圧は一気に上昇します。
これは「雨・風に当たったストレス」と「体温の低下」によって血圧が上昇したと考えられます。
このような夏場特有の気温差が、ジェットコースター血圧を招く一因になっているんですね。
ほかにも、炎天下の下で活動した後に、クーラーの効いた涼しい部屋に入った時も気温差が生じるので、ジェットコースター血圧を招く危険性があります。
ジェットコースター血圧を招く生活習慣
血圧の上昇と下降の繰り返しを招く要因は、決して気温差だけではありません。番組内では、ジェットコースター血圧を招く生活習慣を簡単にまとめていました。誰でも何の気なしに行っている行動が、血圧の上昇・下降の繰り返しを招いているんです。
以下、その要因と対処法を簡単にまとめました。
◆朝方の過度な運動やストレス
元来、血圧は朝方に上がりやすい傾向にあります。これは、身体にエンジンをかけるためなんですが、この血圧が上昇しやすい朝に、過度な運動するのは危険です。
ただでさえ上がりやすいのに、そこに追い打ちをかけているようなもの。心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因になりかねません。
朝、会社に出勤する時に走ったりなどする方は多いと思いますが、血圧のことを考えると避けた方が良いといえますね。
また、朝方の涼しい時に運動するのは非常に気持ちが良いんですが、やはり適度な休憩を挟みながら行うようにするのがベストです。
◆食後低血圧
食事を食べた後も要注意!
食事中は咀嚼などにより血圧は上昇します。しかし食後は消化のために腸などに血液が集中するため、血圧はさがります。これはまさにジェットコースター血圧!
ただ、これは誰にも起こることで、ほとんどの場合問題ありません。
問題なのは、この食後低血圧が起こっている時に、食器の洗い物などで立った姿勢を長時間キープすること。
ずっと立った状態だと、重力で血圧が下肢に溜まり、心臓よりも上に血液が行きにくくなってしまいます。これを「起立性低血圧」と言います。
この「起立性低血圧」と「食後低血圧」が合わさると、急激な血圧の低下が生まれてしまうので極めて危険。
食後にカフェインを摂取すると、食後低血圧の予防になるので、食後は緑茶やコーヒーを1杯飲むように心がけましょう!
◆掃除
夏場は、掃除をする時も注意を払う必要があります。
掃除をする時、換気のためにクーラーを消した状態で行う方は非常に多いと思われます。しかし暑い環境での黙々とした作業は、脱水症状を招く原因になっています。
脱水症状になると、血液中の水分が減り、血液量が減少します。すると血管への圧力も低下するので、低血圧になってしまいます。
夏場は、熱中症予防のためだけでなく、血圧対策としても、しっかりと水分補給を行っていくことが重要!
◆血圧の薬を服用している人
血圧の薬(下降剤)を服用している人は要注意です。
先に書いたとおり、夏場の特有の気温差・気候は、血圧を下げやすい傾向にあります。
ただでさえ血圧が下がりやすいのに、そこに血圧の薬を飲んでしまうと、さらに輪をかけて血圧を下げてしまうという事態に陥ってしまいます。
血圧の薬を服用している人は、夏場は特に、日ごろの血圧の変化や立ちくらみの頻度といった身体の変化に意識を向けるようにしましょう!
◆飲酒
飲酒後は、血管が膨張するため、血圧は下がりやすい傾向にあります。
しかしその一方で、飲酒した次の日の朝は血圧がグッと上昇する危険性もあります。
お酒を飲む量は、ほどほどにおさえるようにしましょう!
さいごに
以上、番組内で紹介された「夏場に注意すべき血圧トラブルの原因とその予防改善法」のまとめでした。夏場の血圧の変動には十分注意を払い、楽しい夏を過ごしていきたいと思います!