米びつ
2015年9月27日(日)にTBSテレビ系列で放送された「林先生が驚く 初耳学!」は、「イモトアヤコ、生瀬勝久も参戦!知識満載の2時間スペシャル」でした。


今回の「林先生が驚く 初耳学」では、林先生の天敵である、料理研究家の土井善晴さんがスタジオに登場!

なぜ林先生にとって土井さんが天敵かというと、これまで土井さんが出題した「食」にまつわる問題に、林先生はことごとく答えられないでいるため。目下9連敗中。


そんな林先生にとって相性の悪い(笑)土井善晴さんがスタジオに登場し、一般にはあまり知られていない「和食」に関するライフハック・知識をいくつか披露してくれました。

レクチャーされた知識の中で個人的に心に響いたのは、「簡単に土鍋でおいしいご飯を炊く方法」と「お弁当の玉子焼きには砂糖を入れた方が良い」と「おいしい焼き魚の作り方」の3種類。

どの情報も、知っていれば必ず役立つもので、大変参考になりました。細かなコツや工夫が、日々の食生活を豊かにしてくれる感じがしましたね♪


以下、番組内で紹介された「和食にまつわる知識」を簡単にまとめました。おいしい食事を作って食べたいという方は、ぜひ参考にしてみてください!

包丁を使っている女の子
お弁当の玉子焼きは砂糖を入れた方が良い
玉子焼きには、砂糖を入れる派、入れない派とありますが、ことお弁当に入れる玉子焼きに限れば、土井さんいわく、砂糖を入れた方が良いとのこと。

砂糖を入れて焼き上げた玉子焼きは、空気中の水分を砂糖が集める働きをしてくれます。

その結果、長時間しっとり感&やわらかさが持続されるため、作ってから食べるまでに時間があるお弁当には最適なんだとか。



おいしい焼き魚の作り方
家庭で焼き魚を作る場合、魚焼きグリルを利用する方は多いと思います。

でも魚焼きグリルで、丸焦げにすることなくおいしい焼き魚を作るのって、想像以上に難しいですよね。

そんな焼き魚を調理する際の手間・失敗を一気に解決してくれる方法が番組内で紹介されていました。なんと、フライパンを使って焼いていくにも関わらず、その味はグリルで焼いたような本格的な味わいなんです♪


方法は簡単!

まず魚の切り身に塩を振っていきます。

両面振るんですが、皮目に油を塗り、その上から塩を振るようにします。

続いてフライパンに火をつけますが、弱火にしておきます。で、実際に焼いていくんですが、皮の方からじっくりと焼いていきます。

皮目が焼けたらひっくり返し、約1分ほど表面を焼いて焼き目をつけます。これで、おいしい焼き魚の完成!


ポイントは2つ。

皮に油を塗ることで、水分がなくなった時にパリッという食感が生まれてくれます。

また、一方(皮目)から火を通すことで、身がゆっくりと加熱され、水分や旨味が逃げないとのこと。



土鍋でのおいしいご飯の炊き方
秋ということもあって、番組内では、土鍋を使っておいしい栗ごはんを炊く方法がレクチャーされていました。

土井流の栗ごはんでは、炊き上げる際にダシ汁を使いません。普通のお水でOK。これは、栗から美味しい味がしっかりと出てくれるため!

逆にダシなどの旨味を加えてしまうと、栗のせっかくの味わいが失われてしまうんだとか。


作り方は簡単。

土鍋にといたお米と水、そして塩を入れ、味つけをします。で、そこに皮を剥いた栗を投入し、蓋をします。

ここから火をつけていくんですが、一気に強火で、炊き上げていきます。

強火にする理由は、土鍋でご飯を炊く場合、下に強火がきても土鍋は熱伝導率の関係(熱が伝わるのが遅い)で、あまり温まってくれません。

すなわち、土鍋の性質上、強火で炊いていっても、自動的に「始めチョロチョロ」をやってくれるんですね。


沸騰してきたら火を消してしまいます。

土鍋は一度熱くなったら冷めにくい性質をもっています。なので、一度沸騰させてしまえば、火を消しても中は強火の状態が継続してくれます。


火を止めてから15分ほど蒸らせば、おいしい栗ごはんの完成です!



さいごに
以上、番組内で紹介された「和食にまつわる知識」の簡単なまとめでした。

えりすぐりの情報・ライフハックで、和食を見る目が変わりましたね♪

「フライパンでおいしい焼き魚を作る方法」は非常に簡単にできるので、ぜひ試してみてください!