2015年11月14日(土)に、TBSテレビ系列で放送された「ジョブチューン」は、「女性医師ぶっちゃけスペシャル」でした。
今回の「ジョブチューン」では、日本の各分野で活躍している女医さんをスタジオに招き、健康にまつわるさまざまな情報が紹介されていました。
その中で取り扱われていたテーマのひとつに「薄毛」がありました。
ある程度の年齢になると気になり出す薄毛(ハゲ)。若い時は気にも留めなかった髪の毛の量が、ある時期を境にして妙に気になりだしてしまいますよね~。
成人男性の約4割が薄毛に悩んでいるというデータもありますし、また近年男性だけでなく女性の方でも薄毛に悩んでいる方が増えている傾向があるとのこと。
やっぱり見た目をできるだけ若々しく保つためには、薄毛は避けたいところ。いつまで豊富な髪の量をキープしたいというのは、男女問わず誰しも思うことではないでしょうか。
番組内では、これまえ2万人以上の薄毛や皮膚の治療を行ってきた、薄毛のスペシャリストである内科医・吉田貴子先生をスタジオに招き、日常生活の中で実践できる、「薄毛の・ハゲの予防改善法」がレクチャーされていました。
以下、その内容を簡単にまとめましたので、髪の毛が寂しくなりつつあるな~と感じられている方は、ぜひ生活習慣の見直しに役立ててみて下さい!
髪の毛はすぐに乾かす
薄毛にならなためにまず重要なのは、風呂上がりにすぐに髪を乾かすことです。髪の毛を濡れたままにしておくのは厳禁。濡れたままの状態が続くと、地肌が洗濯物の生乾きのような状態と同じになってしまい、頭皮に菌が繁殖しやすくなってしまいます。
仮に頭皮に菌が繁殖すると炎症のきっかけになり、皮膚がダメージを受けることで、抜け毛の原因になってしまいます。
あらゆるトラブルを引き起こしかねないので、濡れ髪の放置はNG。
ドライヤーで髪を乾かす際は、髪もそうですが、頭皮もしっかりと乾燥状態にしてあげるのが重要。
髪の毛の長い人は下を向き、頭の下から上に乾かしていくのがベストな乾かし方になります。
シャンプーのしすぎ
臭いや皮脂が気になるということで、1日2回以上シャンプーをする人も多いと思われますが、これも薄毛になる原因になっています。シャンプーのし過ぎは、髪の健康のためにはよくありません。
皮膚にはバリア機能があるんですが、皮脂を落とす過ぎると、そのバリア機能が低下し、皮膚炎になるリスクが高まってしまいます。
シャンプーの仕方
抜け毛を予防するシャンプーの仕方のポイントは、シャンプーの原液をそのまま髪・頭皮につけるのではなく、一度手に取り、そこで十分に泡立ててから髪・頭皮につけるようにする点。原液のままだと、お湯ですすいでも地肌にシャンプーが残りやすくなってしまうんです。これは薄毛の原因になってしまいますので要注意。
なので、しっかりと泡立ててから髪につけることで、すすぎ残しを防ぐことができ、ひいては抜け毛の予防につながっているというわけです。
薄毛予防に効果的な食材
薄毛予防に効果が期待できる食べ物も紹介されていました。髪に良い食材を覚えるうえで、「まごわやさしい」という覚え方があるんだとか。
「ま」は豆のことで、髪の原料になるたんぱく質が豊富です。
「ご」はゴマのことで、血流を良くしてくれるビタミンEが豊富。
「わ」は、皆さんご存知のワカメ。
「や」は、野菜のことで髪の毛に良いとされるビタミンB2が豊富です。
「さ」は、魚で、こちらもたんぱく質が豊富。
「し」は、しいたけ(キノコ類全般)で、抜け毛予防の効果が期待できるとのこと。
「い」は、芋(根菜類全般)で、髪の毛を太くするとされるビタミンCが多く含まれています。
薄毛で悩んでいる方は、この「まごわやさしい」を意識して食生活を改めてみて下さい!
さいごに
以上、番組内で紹介された「薄毛の・ハゲの予防改善法」の簡単なまとめでした。個人的に、お風呂上がりはどうも億劫で髪を乾かすのを後回しにしていたんですが、今後はお風呂から出たら即座に乾かすようにしたいと思います!
薄毛に悩んでいるorなりたくないという方は、ぜひ上記の予防改善法を参考にしてみてください。