2015年11月15日(日)にTBSテレビ系列で放送された「健康カプセル! ゲンキの時間」のテーマは、「反る時? かがむ時? タイプ別腰痛改善法」でした。
この回の「健康カプセル! ゲンキの時間」のテーマはずばり「腰痛」。これまで番組では何度か腰痛の改善法を特集していましたが、またやるということは、それだけ潜在的・顕在的に腰痛で悩んでいる方が多いということでしょうか。
今回は、腰痛をタイプ別に分類し、それぞれのタイプに則した改善法・解消法がレクチャーされていました。
ひと口に腰痛と言っても、痛みの出方は人によってさまざま。痛みの出方が異なるということは、それに対する対処法も違ってくるのは当然です。
番組内では、「長時間腰を曲げていることからくる、反る時に出る痛み」、「長時間座り続けていることからくる、腰を曲げた時の痛み」、「立ちっぱなしの状態が続くと出てくる腰の痛み」の3パターンの腰痛を取り上げ、腰痛界のゴッドハンドと呼ばれる埼玉県立大学の教授・藤縄理先生が伝授する各々の改善法・解消法が紹介されていました。
また番組内では、近年の研究で明らかになった腰痛と脳との関係性についても紹介されていました。
普通腰痛と精神が結びついていると考えることはないですが、医学的・科学的に関係があることがわかったんだとか。
以下、番組内で紹介された「腰痛に関する情報」を簡単にまとめました。
長年、なかなか解消されない腰の痛みに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
このタイプの痛みの改善の鍵になるのは、歪みをいかにもとに戻せるか、という点。
◆改善ストレッチ法
平面の場所に仰向けで寝ます。次いで両ひざを抱えながら腰を引き寄せる動きをします。
これを10回行います。
続いてうつ伏せになり、無理のない範囲で腰を10回反らせます。
このストレッチにより、骨盤の歪みが解消され、筋肉の無駄な緊張がなくなり、腰痛が改善されていくとのこと。
◆改善ストレッチ法
腰を前に曲げて痛みが出る人は、体を反る動きをこまめに行います。
そのあと、片方の足を高いところにのせ、その膝を抱えて腰を伸ばす動きを、左右10回行います。
このストレッチにより、骨盤のねじれが改善されていくとのこと。
このタイプの場合、詰まっていた椎間関節を伸ばしていくことが改善につながっています。
◆改善ストレッチ法
座ったまま両脚を開き、前屈で腰を伸ばします。これを10回ほど行います。
次いで、同じ動きを、左右のひねりも加えて10回行います。
このストレッチを時間がある時にこまめに行うようにすれば、椎間関節の詰まりは解消されていくとのこと。
簡単にいえば、心理的な負担(ストレス)があると、腰痛の痛みが増幅されているんです。
体の痛みを制御していると言われているのが、脳の側坐核という場所。
通常痛みの刺激が体に伝わると、側坐核が痛みを制御するように働きます。しかし、ストレスなどによって側坐核の働きが悪くなると、うまく痛みを制御できなくなってしまうため、これにより必要以上に腰に痛みを感じるようになってしまうんだとか。すなわち本来1の痛みを、20、30に感じているというわけですね。
この考えに則れば、側坐核の働きを悪くしているものを取り除くことができれば、痛みの慢性化、あるいは痛み自体の軽減につながると考えることができます。
つまり、原因不明の腰痛は、脳(ストレス)が作り出している「幻の痛み」だというわけ。番組内では、この幻の痛みを改善させる方法が紹介されていました。
◆幻の痛みの改善法
椅子に座り、足を肩幅に開き、息を吐きながら前屈します。腰に痛みを感じる程度のところまで曲げたら、そこで5秒間静止します。
次いで頭の後ろに手を置き、息を吐きながら反ります。腰に痛みを感じる程度のところまで反らせたら、そこでまた5秒間静止します。
これを1セットとし、1日3セット(計30秒)行うようにすると、幻の痛みの改善が見込めるとのこと。
1日30秒でOKという手軽さは非常に良いですよね♪
ストレスが腰痛と深く関わっていたとは意外でしたね~。てっきり骨盤のズレなどが腰痛の主な原因だとばかり思っていたので。
長年治らない原因不明の腰痛に悩んでいる方は、ぜひ上記の幻の痛みを改善するストレッチ法を試してみて下さい!
この回の「健康カプセル! ゲンキの時間」のテーマはずばり「腰痛」。これまで番組では何度か腰痛の改善法を特集していましたが、またやるということは、それだけ潜在的・顕在的に腰痛で悩んでいる方が多いということでしょうか。
今回は、腰痛をタイプ別に分類し、それぞれのタイプに則した改善法・解消法がレクチャーされていました。
ひと口に腰痛と言っても、痛みの出方は人によってさまざま。痛みの出方が異なるということは、それに対する対処法も違ってくるのは当然です。
番組内では、「長時間腰を曲げていることからくる、反る時に出る痛み」、「長時間座り続けていることからくる、腰を曲げた時の痛み」、「立ちっぱなしの状態が続くと出てくる腰の痛み」の3パターンの腰痛を取り上げ、腰痛界のゴッドハンドと呼ばれる埼玉県立大学の教授・藤縄理先生が伝授する各々の改善法・解消法が紹介されていました。
また番組内では、近年の研究で明らかになった腰痛と脳との関係性についても紹介されていました。
普通腰痛と精神が結びついていると考えることはないですが、医学的・科学的に関係があることがわかったんだとか。
以下、番組内で紹介された「腰痛に関する情報」を簡単にまとめました。
長年、なかなか解消されない腰の痛みに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!
反ると痛い人
腰を反ると痛みが出るタイプの人は、骨盤が歪み、その歪みによって体のバランスが崩れ、筋肉に緊張を与えていることによって痛みが出ている可能性があります。このタイプの痛みの改善の鍵になるのは、歪みをいかにもとに戻せるか、という点。
◆改善ストレッチ法
平面の場所に仰向けで寝ます。次いで両ひざを抱えながら腰を引き寄せる動きをします。
これを10回行います。
続いてうつ伏せになり、無理のない範囲で腰を10回反らせます。
このストレッチにより、骨盤の歪みが解消され、筋肉の無駄な緊張がなくなり、腰痛が改善されていくとのこと。
曲げて痛い人
腰を曲げると痛みが出るタイプの人は、骨盤が前にねじれることによって、筋肉に無駄な緊張を与えており、それが腰の痛みの原因になっている可能性があります。◆改善ストレッチ法
腰を前に曲げて痛みが出る人は、体を反る動きをこまめに行います。
そのあと、片方の足を高いところにのせ、その膝を抱えて腰を伸ばす動きを、左右10回行います。
このストレッチにより、骨盤のねじれが改善されていくとのこと。
立っていて痛い人
普通に立っているだけで痛い人は、背骨にある椎間関節が詰まり、動きが悪くなることで周囲の筋肉がコリ固まってしまい、このコリが腰痛の原因になっている可能性があります。このタイプの場合、詰まっていた椎間関節を伸ばしていくことが改善につながっています。
◆改善ストレッチ法
座ったまま両脚を開き、前屈で腰を伸ばします。これを10回ほど行います。
次いで、同じ動きを、左右のひねりも加えて10回行います。
このストレッチを時間がある時にこまめに行うようにすれば、椎間関節の詰まりは解消されていくとのこと。
幻の痛み
近年の研究により、日常感じているストレスと腰痛が密接な関係にあることがわかってきたとのこと。簡単にいえば、心理的な負担(ストレス)があると、腰痛の痛みが増幅されているんです。
体の痛みを制御していると言われているのが、脳の側坐核という場所。
通常痛みの刺激が体に伝わると、側坐核が痛みを制御するように働きます。しかし、ストレスなどによって側坐核の働きが悪くなると、うまく痛みを制御できなくなってしまうため、これにより必要以上に腰に痛みを感じるようになってしまうんだとか。すなわち本来1の痛みを、20、30に感じているというわけですね。
この考えに則れば、側坐核の働きを悪くしているものを取り除くことができれば、痛みの慢性化、あるいは痛み自体の軽減につながると考えることができます。
つまり、原因不明の腰痛は、脳(ストレス)が作り出している「幻の痛み」だというわけ。番組内では、この幻の痛みを改善させる方法が紹介されていました。
◆幻の痛みの改善法
椅子に座り、足を肩幅に開き、息を吐きながら前屈します。腰に痛みを感じる程度のところまで曲げたら、そこで5秒間静止します。
次いで頭の後ろに手を置き、息を吐きながら反ります。腰に痛みを感じる程度のところまで反らせたら、そこでまた5秒間静止します。
これを1セットとし、1日3セット(計30秒)行うようにすると、幻の痛みの改善が見込めるとのこと。
1日30秒でOKという手軽さは非常に良いですよね♪
さいごに
以上、番組内で紹介された「腰痛に関する情報」の簡単なまとめでした。ストレスが腰痛と深く関わっていたとは意外でしたね~。てっきり骨盤のズレなどが腰痛の主な原因だとばかり思っていたので。
長年治らない原因不明の腰痛に悩んでいる方は、ぜひ上記の幻の痛みを改善するストレッチ法を試してみて下さい!