肩こり
2016年2月20日(日)にTBSテレビ系列で放送された「駆け込みドクター!」のテーマは、「不調芸能人スタジオ生診断スペシャル」でした。

この回の「駆け込みドクター」では、スタジオに体の不調を抱えている芸能人をゲストとして招き、その不調の原因を探るとともに、その対策法・予防法をレクチャーしていました。

さまざまな症状に対する解決法が取り上げられる中、個人的にこれはすごいなと思ったのが、「肩こりの解消法」でした 。


年齢を重ねるごとに不調をきたしやすい肩。

皆さんのまわりでも程度の違いこそあれ、肩こりで悩んでいる方は少なくないのではないでしょうか。

肩こりがあると何をするにも億劫になってしまい、運動不足につながりかねません。運動しなくなると、一気に体力が落ちて老化が進んでしまいます。

単なる肩こりと侮るなかれ。それは健康寿命を縮めることにつながっている可能性があるんですね。


で、多忙を極める芸能人の方も、当然のように肩こりを抱えてらっしゃる模様で、番組ではひどい肩こりに悩むお笑い芸人スピードワゴンの井戸田潤さんと演歌歌手の城之内早苗さんが登場し、見事にその不調を解決されていました。

紹介された解消法は、家でも簡単にできる超お手軽な方法。まるで魔法のようでした♪


以下、番組内で紹介された「肩こり・肩の痛み解消法」を簡単にまとめましたので、ひどい肩の痛み・コリに悩まれている方はぜひ試してみてください!

指を指すドクター
姿勢矯正術
スピードワゴンの井戸田さんの肩こりの原因は、猫背からくる姿勢の乱れによって引き起こされる肩こり。

いわゆる「姿勢性の肩こり」という診断がなされていました。常日頃から猫背(前傾姿勢)で過ごしている人は、肩に負担がかかり、肩こりが誘発されてしまうとのこと。

この「姿勢性の肩こり」を改善・解消するためには、姿勢を良くする、つまり「姿勢矯正」が極めて有効。体にとって正しい姿勢を心がけていれば、自然と肩のコリは改善されていきます。

番組内では、たった数秒でできる、超お手軽な姿勢矯正術が2つレクチャーされていました


姿勢矯正術①
壁に頭をつける形で座り、その頭を5秒間壁に押し付けます。これを1度に3セット行います。



姿勢強制術②
座った状態で手を広げ、親指を後ろに向けて深呼吸する。



①と②を、1日2回行うようにすればOKとのこと。



肩甲骨ストレッチ
演歌歌手の城之内早苗さんが抱えている体の不調は、「肩の痛み」。

城之内さんの場合は、肩甲骨が凝り固まることによって発生する痛みでした。

このタイプの肩の痛みの解消に有効なのは、凝り固まった肩甲骨をほぐす「肩甲骨ストレッチ」です。


肩甲骨ストレッチ①のやり方
イスに座った状態で、腕を直角に曲げ、左右に開いたり閉じたりを繰り返します。開くときに息を吐き、閉じるときに吸うようにします。

イメージとしては、タオルを1枚挟む感じで脇を閉めること。

これを10回行います。



肩甲骨ストレッチ②のやり方
イスに座った状態で肩に手をつけ、肘を円を描くように動かします。

外回し内回しそれぞれ5回行います。



さいごに
以上、番組内で紹介された「肩こり・肩の痛み解消法」の簡単なまとめでした。

姿勢矯正術も肩甲骨ストレッチも、どちらもやり方が非常に簡単なので、これなら無理なく続けられそう!

肩こり&肩の痛みを感じている方は、ぜひ試してみてください♪