2016年5月10日(火)にテレビ朝日系列で放送された「林修の今でしょ!講座」の中で、現在大注目されているナッツの健康効果に着目した講座がありました。
今は空前のナッツブームと言っても過言ではないほど、ナッツに世間の関心が集まっています。
コンビニやスーパーマーケットのナッツコーナーにはものすごい量のナッツが陳列されており、その数はどんどん増えていってる感じがしますよね~。数年前とは比べ物にならないナッツの陳列数に、目を見張るばかりです。
なぜナッツにこんなにも熱視線が注がれているかというと、その香ばしいおいしさもさることながら、秘められている健康パワーがポイントになっています。
ナッツに期待される健康効果、最近では多くの情報番組で取り上げられているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。そもそもナッツと言うのは極めて栄養価が高く、健康な体づくりへの貢献度が大きいことから、「天然のサプリメント」とも呼ばれています!
とはいえ、ナッツは種類が豊富。当然種類によって期待される健康効果は違ってきます。
番組内では、ナッツの中でもアーモンド、クルミ、マカダミアナッツにスポットライトを当て、各々にどんな健康パワーがあるのかを、詳しく解説していました。
以下、番組内で紹介された「ナッツの健康効果」に関する情報を簡単にまとめました。
ナッツは種類によってダイエット効果が期待できるもの、便秘解消につながるもの、肝機能の向上など、期待される効果が違ってくるので、ぜひ参考にして、自分にあったナッツを見つけてください!
アーモンドには、腸の汚れを掃除してくれる食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維の含有量でいえば、なんとレタスやごぼうなどよりも多いんです!
さらにポイントが、アーモンドには水溶性と不溶性という2種類の食物繊維がバランスよく含まれている点。
そもそも食物繊維には、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2つがあります。前者は水に溶けない性質をもったもので、後者が水に溶ける性質をもったものになります。
不溶性のものは、腸内にこびりついた老廃物をかき出す働きをしてくれます。結果、余分なコレステロールなどの吸収を防ぐことにつながっています。
対して水溶性のものは、余分なコレステロールなどを包みこみ、体外へ排出してくれる働きをしてくれます。
2つの食物繊維を併せ持っているアーモンドは、抜群の整腸作用を期待できるので、便秘の解消には非常に心強い味方になってくれます。
◆二日酔い予防にも
アーモンドには、ビタミンEとナイアシンも豊富に含まれています。
ビタミンEは活性酸素の働きを弱めてくれますし、ナイアシンには有害物質のアセトアルデヒドの分解を助ける働きをもっています。
これらは肝臓の機能を助けになってくれるので、アーモンドは二日酔いの予防にももってこいとのこと。
◆正しい食べ方
アーモンドの食べ方としておすすめなのが、ヨーグルトと一緒に合わせて食べる食べ方。
ハチミツにつけたアーモンドをヨーグルトに入れて食べるのが、医学的にはおすすめとのこと。
ハチミツにはアーモンドの消化を助ける効果が期待できるので、相性は抜群。加えて、アーモンドに含まれる食物繊維が、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌のエサとなってくれるので、整腸作用のアップも期待できます!
マカダミアナッツには、「パルミトレイン酸」という肌に良いとされる物質がたっぷりと含まれています。
もともとこのパルミトレイン酸は赤ちゃんの肌に多く含まれている物質なんですが、年を重ねるごとにその量は減っていってしまうとのこと。
肌に良いと聞くと、コラーゲンやエスラチンが浮かびますが、これらは例えるならば布団のカバーのような存在といえます。この下には脂肪がたくさんあります。この脂肪は言うなれば羽毛のこと。
なので、どんなにコラーゲンやエスラチンが豊富でも、脂肪に弾力がないと、肌に弾力は生まれません。で、その弾力をつけてくれるのが、何を隠そうパルミトレイン酸なんです!
先に書いたとおり、パルミトレイン酸は年齢を重ねるにつれて自然に減っていってしまうので、弾力のある若々しい肌を保とうとすると、適度に補ってあげないといけないわけです。
そこでうってつけの食材がマカダミアナッツ!
パルミトレイン酸が多く含有されている食材としては、ほかにいわしや牛肉、まぐろ、うなぎなどがあるんですが、マカダミアナッツの含有量はそれらの食材とは比較にならないほど多いんです。
◆正しい食べ方
ただし、どんなに肌に良いからと言っても、食べ過ぎは厳禁。油が多く、カロリーも高いためです。
専門家の方いわく、1日5粒程度が適当とのこと。
クルミには、血管をきれいにしてくれる「オレイン酸」と「α-リノレン酸」という油が含まれています。
これらの油は、血管を詰まらせないようにしてくれたり、細胞の新陳代謝を促進してくれる働きをしてくれる良い油として知られています。
α-リノレン酸の方は、血栓を作りにくくしてくれる働きをもっています。α-リノレン酸は体内に入ると、青魚に多く含まれるEPAやDHAといった油に変化し、血管をやわらかくしてくれると考えられています。
オレイン酸の方は、悪玉コレステロールを減少させる働きをもっています。
これら2種類の油を一度に摂れるからこそ、クルミはすごい食材だと言われているわけですね~。
◆正しい食べ方
クルミの効果的で正しい食べ方として紹介されたのが「クルミ豆腐」というもの。
これは、冷奴の上にクルミをのっけただけの超簡単料理なんですが、非常に理に適った食べ方なんだとか。
クルミの油の成分が、豆腐のたんぱく質をより吸収しやすくし、きれいでしなやかな血管を作る作用を期待できるとのこと。
ちなみに、クルミの適切な摂取量は1日10粒です。高カロリーなので、食べ過ぎはNG。
三大ナッツであるアーモンド、マカダミアナッツ、クルミ、それぞれが持っている健康パワーを知ることができて、非常に勉強になりました。
ひと口ナッツと言っても、期待される健康効果はさまざまなんですね~。
ぜひ自分の体や生活に合ったナッツをチョイスして、健康な日々をゲットしてください!
今は空前のナッツブームと言っても過言ではないほど、ナッツに世間の関心が集まっています。
コンビニやスーパーマーケットのナッツコーナーにはものすごい量のナッツが陳列されており、その数はどんどん増えていってる感じがしますよね~。数年前とは比べ物にならないナッツの陳列数に、目を見張るばかりです。
なぜナッツにこんなにも熱視線が注がれているかというと、その香ばしいおいしさもさることながら、秘められている健康パワーがポイントになっています。
ナッツに期待される健康効果、最近では多くの情報番組で取り上げられているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。そもそもナッツと言うのは極めて栄養価が高く、健康な体づくりへの貢献度が大きいことから、「天然のサプリメント」とも呼ばれています!
とはいえ、ナッツは種類が豊富。当然種類によって期待される健康効果は違ってきます。
番組内では、ナッツの中でもアーモンド、クルミ、マカダミアナッツにスポットライトを当て、各々にどんな健康パワーがあるのかを、詳しく解説していました。
以下、番組内で紹介された「ナッツの健康効果」に関する情報を簡単にまとめました。
ナッツは種類によってダイエット効果が期待できるもの、便秘解消につながるもの、肝機能の向上など、期待される効果が違ってくるので、ぜひ参考にして、自分にあったナッツを見つけてください!
アーモンドの健康効果
◆整腸作用アーモンドには、腸の汚れを掃除してくれる食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維の含有量でいえば、なんとレタスやごぼうなどよりも多いんです!
さらにポイントが、アーモンドには水溶性と不溶性という2種類の食物繊維がバランスよく含まれている点。
そもそも食物繊維には、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2つがあります。前者は水に溶けない性質をもったもので、後者が水に溶ける性質をもったものになります。
不溶性のものは、腸内にこびりついた老廃物をかき出す働きをしてくれます。結果、余分なコレステロールなどの吸収を防ぐことにつながっています。
対して水溶性のものは、余分なコレステロールなどを包みこみ、体外へ排出してくれる働きをしてくれます。
2つの食物繊維を併せ持っているアーモンドは、抜群の整腸作用を期待できるので、便秘の解消には非常に心強い味方になってくれます。
◆二日酔い予防にも
アーモンドには、ビタミンEとナイアシンも豊富に含まれています。
ビタミンEは活性酸素の働きを弱めてくれますし、ナイアシンには有害物質のアセトアルデヒドの分解を助ける働きをもっています。
これらは肝臓の機能を助けになってくれるので、アーモンドは二日酔いの予防にももってこいとのこと。
◆正しい食べ方
アーモンドの食べ方としておすすめなのが、ヨーグルトと一緒に合わせて食べる食べ方。
ハチミツにつけたアーモンドをヨーグルトに入れて食べるのが、医学的にはおすすめとのこと。
ハチミツにはアーモンドの消化を助ける効果が期待できるので、相性は抜群。加えて、アーモンドに含まれる食物繊維が、ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌のエサとなってくれるので、整腸作用のアップも期待できます!
マカダミアナッツ
◆肌に弾力が生まれる!マカダミアナッツには、「パルミトレイン酸」という肌に良いとされる物質がたっぷりと含まれています。
もともとこのパルミトレイン酸は赤ちゃんの肌に多く含まれている物質なんですが、年を重ねるごとにその量は減っていってしまうとのこと。
肌に良いと聞くと、コラーゲンやエスラチンが浮かびますが、これらは例えるならば布団のカバーのような存在といえます。この下には脂肪がたくさんあります。この脂肪は言うなれば羽毛のこと。
なので、どんなにコラーゲンやエスラチンが豊富でも、脂肪に弾力がないと、肌に弾力は生まれません。で、その弾力をつけてくれるのが、何を隠そうパルミトレイン酸なんです!
先に書いたとおり、パルミトレイン酸は年齢を重ねるにつれて自然に減っていってしまうので、弾力のある若々しい肌を保とうとすると、適度に補ってあげないといけないわけです。
そこでうってつけの食材がマカダミアナッツ!
パルミトレイン酸が多く含有されている食材としては、ほかにいわしや牛肉、まぐろ、うなぎなどがあるんですが、マカダミアナッツの含有量はそれらの食材とは比較にならないほど多いんです。
◆正しい食べ方
ただし、どんなに肌に良いからと言っても、食べ過ぎは厳禁。油が多く、カロリーも高いためです。
専門家の方いわく、1日5粒程度が適当とのこと。
クルミ
◆血管を健康に!クルミには、血管をきれいにしてくれる「オレイン酸」と「α-リノレン酸」という油が含まれています。
これらの油は、血管を詰まらせないようにしてくれたり、細胞の新陳代謝を促進してくれる働きをしてくれる良い油として知られています。
α-リノレン酸の方は、血栓を作りにくくしてくれる働きをもっています。α-リノレン酸は体内に入ると、青魚に多く含まれるEPAやDHAといった油に変化し、血管をやわらかくしてくれると考えられています。
オレイン酸の方は、悪玉コレステロールを減少させる働きをもっています。
これら2種類の油を一度に摂れるからこそ、クルミはすごい食材だと言われているわけですね~。
◆正しい食べ方
クルミの効果的で正しい食べ方として紹介されたのが「クルミ豆腐」というもの。
これは、冷奴の上にクルミをのっけただけの超簡単料理なんですが、非常に理に適った食べ方なんだとか。
クルミの油の成分が、豆腐のたんぱく質をより吸収しやすくし、きれいでしなやかな血管を作る作用を期待できるとのこと。
ちなみに、クルミの適切な摂取量は1日10粒です。高カロリーなので、食べ過ぎはNG。
さいごに
以上、番組内で紹介された「ナッツの健康効果」に関する情報の簡単なまとめでした。三大ナッツであるアーモンド、マカダミアナッツ、クルミ、それぞれが持っている健康パワーを知ることができて、非常に勉強になりました。
ひと口ナッツと言っても、期待される健康効果はさまざまなんですね~。
ぜひ自分の体や生活に合ったナッツをチョイスして、健康な日々をゲットしてください!