春も深まり、もう日によっては気温の方は夏日を思わせる感じの日もチラホラと出てきました。
夏と言えば、薄着になったり、プールや海に行ったりして、どうしても体のラインを見せる機会が多くなってしまう季節ですよね～。痩せている方からすればなんてことない季節ですが、ちょっと体重がオーバー気味の方からすると、自分の体型を否応なく気にかけてしまう嫌な季節です（苦笑）。
なので、この春の時期、夏に向けてダイエットを開始しようと思われている方は多いのではないでしょうか。
しかしダイエットにはきつい運動や厳しい食事制限がつきもので、途中であきらめてしまうのが世の常(笑)。なかなか継続できないのが実情ですよね。
そんな方に朗報なのが、今回番組内で紹介されたダイエット法です。なんと、ダイエットの大敵であるご飯やお肉を我慢することなく痩せられるという夢のような減量法なんです！
このダイエット法のポイントは、スーパーマーケットで容易に購入できる梅干しとあずき。実は、梅干しとあずきは楽痩せ食材で、ダイエットの強い味方になってくれるんです！
食欲はセーブすることなく、普段の食生活に梅干しとあずきを織り交ぜるだけという超簡単なダイエット法なんですが、その効果のほどは確かなもの♪
以下、番組内で紹介された「楽痩せ食材の焼き梅干しとあずきスープを使ったダイエット法」を簡単にまとめました。
夏に向けて体を楽して引き締めたいという方は、ぜひ参考にしてみてください！
楽痩せ食材１ 焼き梅干し
まず楽痩せ食材の1つ目として紹介されたのが、梅干しです。梅干しには、もともとダイエット効果があるとされています。ポイントは梅に含まれてる「バニリン」という成分。
このバニリンは体内に入ると、体の脂肪細胞に刺激を与えて、脂肪を燃焼されやすくしてくれるとのこと。すなわち梅干しは、肥満予防が期待できるダイエットの強い味方的な食品というわけです。
ただ、今回番組内で紹介されたのは単に梅干しをただ食べるだけでなく、梅干しを加熱したもの（焼き梅干し）を食べるようにするという点でユニークです。
加熱の方法を電子レンジでOK。500Wで1分ほど加熱すればいいとのこと。ちなみに加熱の方法は電子レンジでなく、普通に焼いても大丈夫です。
実は梅干しは加熱して、焼き梅干しにしてあげることによって、先の脂肪燃焼効果が期待できるバニリンという成分が増えるということがわかっています。
梅干しの中には形はバニリンに似ているが、脂肪燃焼効果のない「バニリンダルコシド」という成分があるんですが、加熱すると、このバニリンダルコシドが分裂し、バニリンに変化するんだとか。
加熱前（普通の梅干し）と加熱後（焼き梅干し）のバニリンの量を比べると、なんと20%も増えているとのこと！
ご存じのとおり、梅干しには塩分が多く含まれているので、たくさんは食べられません。たくさん食べられない中で効率的にバニリンを摂取しようと思った時に、この加熱して食べるという食べ方（焼き梅干し）は非常に理に適った食べ方になります。
ちなみに一度加熱によって増えたバニリンは、その後冷えても減ることはありません。なのでまとめて加熱して冷蔵庫に保管しておけばOK！
この焼き梅干しを食事の際に1個食べるようにすれば、ダイエット効果を期待できます。
楽痩せ食材２ あずきスープ
2つ目の楽痩せ食材として紹介されたのが、あずきです。あずきには、ポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールと聞くと、ワインやチョコレートのイメージが強いですが、実はポリフェノールを摂取するなら、あずきの方が優れていておすすめなんだとか。
そもそもポリフェノールには、食後の血糖値を抑え、糖が過剰に脂肪に変わるのを抑える働きがあります。
つまり食前にあずきを摂取すれば、血糖値の上昇を抑えられ、いつもの食事のままでダイエット効果が見込めるというわけです。
さらにポリフェノールには、動脈硬化などの原因とされるコレステロールを体外に排出する働きももっているので、健康的な側面でも非常に優秀なんですね。
で、ワインやチョコのポリフェノールよりもあずきのそれの方が良い理由ですが、あずきに含まれているポリフェノールは赤ワインの1.5倍～2倍ものポリフェノールが含まれているためです。
さらに赤ワインやチョコには、単純糖質という吸収のしやすい糖質が含まれています。あずきに含まれている糖質は吸収がおだやかな複合糖質なので、ダイエットには適しているとのこと。
ダイエットのことを考えると、あずきに含まれているポリフェノールの方が良いということですね。
あずきの摂取方法として番組内で紹介されていたのが「あずきスープ」というもの。
あずきスープの作り方は非常に簡単です。
魔法瓶に乾燥あずきを50g入れます。で、さらに塩を少々とコンソメキューブを1粒入れます。
そこに熱湯を400ml入れてフタをします。
横向きにした状態で一晩（6～7時間）放置すれば、ダイエットの強い味方のあずきスープの完成です。
ちなみに、スープを飲み切ったあとのあずきの豆にも、ダイエット効果はあります！
あずきの食物繊維量は極めて多く、ごぼうの3倍、さつまいもの8倍もあります。
食物繊維は体内では消化も吸収もされず、水分を吸収し、膨張します。それによって腸を刺激し、便通を促すという働きをもっています。腸内環境が整えば、代謝もアップし、痩せやすい体になることができます。
スープを飲んだあとに残ったあずきの豆は、まさに食物繊維の宝庫！ 捨てるのではなく、ぜひ調理に使用してダイエットに結びつけましょう！
さいごに
以上、番組内で紹介された「楽痩せ食材の焼き梅干しとあずきスープを使ったダイエット法」の簡単なまとめでした。食前にあずきスープを飲み、食事中に焼き梅干しを食べるようにすれば、自然と体重は落ちていって、スリムになっていってくれるとのこと。
食事制限は特になく、上記の2つポイントを守ればOKという、なかなか楽なダイエット法ですね。ただ、もちろんダイエット中なわけですから、食事制限なしとはいえ暴飲暴食は避けた方が吉かと(笑)。
梅干しとあずきはダイエッターにとって救世主になりそうな予感がしますね～。体を絞っている方は、ぜひ梅干しとあずきを普段の食生活に組み込んでみてください！
